梅林、
6月25日 実業団・富士あざみヒルクライム
7月1日2日 実業団・西日本ロード2DAYS
と二週連続でのレース参戦
を控えているにも関わらず
7月17日の
伊豆サイクルスポーツセンターでの
5時間耐久ロードレース
にエントリーしてしまいました・・・・・・
バカですか??
・・・・・バカですね。
3週間で4レース。
毎年のことですが、どうしてこう、自殺行為なスケジュールを
組み立てるんでしょうか?
夏の暑い盛りに、過酷なコースで有名な
伊豆・日本CSCで5時間グルグル走る。
考えただけでも、アタマおかしいレースです。
そこで重要なのが
水分補給
です。
折しも、先だってご紹介したように
今週末のMt富士ヒルクライムを皮切りに
ヒルクライムのシーズンが到来します。
そこで!!
6月
ヒルクライム・イン・王滝村
栂池高原ヒルクライム
富士国際ヒルクライム
ツール・ド・美ヶ原
7月
乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
戦国ヒルクライム in 韮崎
8月
マウンテンサイクリング in 乗鞍
といった坂バカ 登り好きの皆様に
お伝えする
「こうするとエェで」
という水分の補給をご紹介します。
まずは前日
「え?前日???」
と驚く方。
勝負は前日から始まっています。
だいたい、ヒルクライム中に脚が攣るという方は
この前日からの水分補給とミネラル補給が足りてません。
そこで、上のアイテム
「グリコ・オキシドライブ」
パプリカ由来の栄養素から造られたので
色は真っ赤で驚きますが
有酸素運動での持久力を高め保持するのに効果的。
ヒルクライムは、時間が長くなれば
より有酸素運動域でひねくり出せる力の高さが肝になってきますので
このドリンクを前日から体内に充たしておくことで
パフォーマンス向上に繋がります。
そして、同時に特に寝る前に
「梅丹・2RUN (ツゥラン)」
その名の通り、「攣らん」効果の発揮できる
サプリメント。
もちろん、レース前にも取りますが
前日から飲んでおくことで、眠っている間の発汗での
ミネラル不足を防ぎます 。
では、いよいよレース本番でのボトルの中身
ベーシックとしては
「グリコ・CCDドリンク」
表記の通り、これ一袋で170kcalを摂れます。
一般的な代表的なスポーツドリンクが、500mlでの
エネルギーがだいたい140kcalですのでそれ以上ということがわかります。
それでいて、ハイポトニック=低浸透圧ですので
吸収が早くエネルギーと電解質を素早く補給できます。
しかし、この一袋をそのまま500mlの水に溶かすと
「お腹いたい・・・」
となることもあります。
(梅林がまさにそう)
そんな方は、1.5倍くらいに薄めて
「梅丹・電解質パウダー」
を混合すると、いい感じです。
この組み合わせ。
かつて、2015年の「木祖村2days」の二日目。
勝負所にて、今は京都にいるホッシー壱号が
「CCDに、電解質を混ぜたの!」
と補給に指定したくらい、効果的。
梅丹の電解質パウダーは先の「2RUN」と並んで
乳酸が溜まってきた状態の脚の疲労回復を助けてくれますが
独特の味というか喉越しが何とも言えない要素があり
それを飲みやすくもしてくれます。
一方、1時間以上のヒルクライムで
前半はいいが後半にグズグズになってしまう・・・という方は
「グリコ・クエン酸&BCAA」
「グリコ・クエン酸&グルタミン」
ピンクのグルタミン配合のほうは、特にレース後の疲労回復に
役立つところが大きいので
ヒルクライムの下山時 や
エンデューロの終盤やレース後に飲むのがおススメです。
黄色いほうは、クエン酸にアミノ酸のBCAAを添加。
クエン酸と言えば、これまでは
「筋肉疲労の原因である乳酸を除去するのに効果的」
と言われてきましたが、一方で
「運動によって増加した乳酸そのものがエネルギーとなる」
との考えが定着してきて
「じゃあ、クエン酸は何してるのよ?疲労回復に役立たないの???」
と疑問を持たれましたが。
疲労そのものが
「活性酸素によってダメージを受けた細胞が、エネルギーなどの補給によって
修復をせねばならん状態」
と言われるようになり。
これには、アデノシン三リン酸というものを補充することが重要らしいです。
そして、このアデノシン三リン酸を生成するのに
クエン酸の摂取が役立つと言われています。
ヒルクライムは、アップダウンのあるロードレースや
クリテリウムのようにインターバルがかかる状況ではありませんが
それだけに、体にずっと負荷をかけ続ける状態です。
インターバルのように休息するタイミングはありませんから
体に澱のように疲労がたまっていく感覚に
陥り、やがて動かなくなっていきます。
それには、上記のように
疲労回復=クエン酸を摂取しながら運動する
ことが効果的!!
しかし、グリコのこのふたつの飲み物の
パッケージを見ると
アミノ酸やクエン酸、ビタミンなどは豊富に含まれていますが
エネルギーは39kcalと非常に低く
「ほぼない」
と言っても良いです。
そこで!!
一定時間がすぎたら
「グリコ・ワンセコンドCCD」
を摂りましょう!!
これ一本で、
165kcalのエネルギー
そして、クエン酸も豊富。
しかし
「ヒルクライム中に、背中から出してキャップを捻るのが難しい」
「つい、忘れてオール後に気づく」
という方。
ごもっとも。
そこで!!
梅林がおススメする、ヒルクライムの特に後半で
効果を発揮する飲み物。
混ぜちゃう。
この、グリコ・ワンセコンドCCD
そのまま水に溶かしても、ハイポトニック飲料として
お使い頂けます。
だが、それでは薄い。
ちょっと水を多めに作った、
「グリコ・クエン酸&BCAA」
(上の写真は、ピンクのクエン酸&グルタミンですが)
に、混ぜちゃう。
この組み合わせ。
かつて、実業団・伊豆CSCにて
ホッシー弐号を救い、実業団チーム・Y's Roadの
「初の伊豆CSCでのE1クラス完走」へと導き。
(これを持っていかなかった壱号は、タイムアウト)
昨年の、「木祖村2days」にて
借り物選手のW田選手や
大阪のパーマ先輩・利田選手を救い。
「弐号から壱号への、魂のボトルパス」
にも、使われました。
疲れてきた時に、一気に体に入ってくる
疲労回復効果と、エネルギー
ぜひ、お試しください。