【店長がゆく小径車の旅】~上毛三山「妙義山」をゆく~
今回の舞台は群馬県に位置する日本三大奇景に数えられる【妙義山】。
荒々しい岩肌が独特の存在感を放ち、絶景を堪能しながらサイクリングを楽しめるオススメコースです。
個人的に何度か訪れていますが、季節によって表情が変わるので四季折々の季節感を堪能する事ができます。
起点となるのは信越本線「松井田駅」で、群馬県道51号線沿いに走り妙義山を経由してゴールの「横川駅」を目指します。
余談ですが横川駅からは妙義山はもとより、サイクリングスポットとしても人気の碓氷峠、はたまた横川駅前の鉄道文化村といった見どころが豊富なエリアなので様々な楽しみ方がありますよ。
良い感じのローカル感が漂う松井田駅
松井田駅を下車すると既に妙義山の全貌が眺めるという贅沢なロケーション。
今回走るコースは妙義山まで10キロ弱の距離ですが、短い距離ながらロケーション的に「里山風景」から「絶景」まで見どころが凝縮されています。
寄り道を楽しみながら余裕を持って走ることが出来るので、写真を撮りながらサイクリングなんて良いかと思います。
まず寄り道
弊社ツーリングマイスターである環八店の肇さんもご満悦
妙義山が近づいてくる迫力も素敵です
里山感も満載!
下仁田といえば立派に育つ下仁田ネギ
市街地にはまず無いパンク誘発剤
といった感じで出だしから現地での旅気分を満喫しつつ、マイペースに自転車を走らせます。
訪れたタイミングでは良い感じに紅葉が見頃で、鮮やかに彩られた景色はまさに山に描かれたアート的な感じです。
紅葉に囲まれてのサイクリングは気分も高揚
妙義山の展望スペースまでは一気に登るので、そこそこの登坂はありますが途中の景色がチャラにしてくれます。
何だかんだ木々に囲まれた緑道を走っているうちに・・・
目前に突如として現れる妙義山
展望スペースとなる「妙義公園」では雄大な景色を見渡せるほか、飲食も可能なのでここらで一休み。
ここには「中之嶽神社」があり、高さ20メートルを誇る大黒様や、下仁田の名産である「こんにゃく」グルメも堪能できます。
中之嶽神社にシンボルのごとく佇む
あったかい味噌でんがくで心も身体もポカポカ
妙義公園から望む景色では遠方の荒船山もバッチリ
基本的にカメラ片手にシャッターポイントが盛り沢山です。
皆それぞれのスタンスで妙義山を楽しんでおり、私も年配ご夫婦方の2ショット写真を何度カメラマンになったことか・・・そんな一期一会も旅の醍醐味です。
しばし妙義山での雰囲気を堪能したあとは、ここから横川駅までは基本下りとなります。
しかしながら下り道でも飽きさせない妙義山!
妙義山をバックに走る姿は何とも画になるものです
辿るルートによっても見方が違うので何処をとっても楽しめます
下りコースから眺める絶景も妙義山だけではありません
群馬県の市街地を望むワイドビュー
下り終えたあとは横川駅までの平坦な道のりをゆきますが、ここでも良い感じの長閑な風景。
里山暮らしというのも楽ではないかと思いますが、何処か憧れを抱いてしまう魅力があります。
素敵なサイクリングコースを楽しんだ後、お待ちかねのご当地グルメといえば・・・・・
峠の釜めし「おぎのや」 ちなみに東京駅等でも買えますが現地で食べるのが重要です
今回の旅はこれにて終了となりますが、旅の終わりにビールを片手に1日を振り返るのも良いものです。
「次はどこに行こうか」そんな想いを馳せながら帰りの電車に揺られ自分の生活圏に戻るのでした。
ちなみに本編を締めくくるにあたり下の写真の画像は旧碓氷峠を走るアプト式の車輪だそうです
※肇さん談
■おまけ
桜咲く春の妙義山も良し!
チビッ子から電車好きまで楽しめる鉄道文化村も良し!
静寂感漂う裏妙義を望む妙義湖も良し!
横川駅周辺ならどこでも買えそうな釜めし度合いも良し!
それではまた次回!