前半は天気にも恵まれて楽しく過ごしていた我が班ですが、ここからいよいよ天気が崩れだします。今年の北海道といったら異常なまでの台風ラッシュ。こんなに台風が上陸しまくるとは…。
鹿肉のローストとルイべ(半解凍の刺身)
高いところからとった阿寒湖。すでに曇り空…じつはこの日の朝もすでに雨が降っていて小康状態の時の写真。
湖畔のあるホテルは露天風呂から湖が一望できるのでおススメです。僕たちには日帰り入浴が限界でしたがいつか泊まってみたいものですね…。
さて、翌日お昼前には出発した我が班ですが、土砂降りの大雨と物凄い向かい風によって一向に進みません。買って二週間のスマホが完全浸水して壊れてしまった具合です。(もう一台持っていたのでなんとかなりました。)
宿泊予定のライダーハウスから10km近く離れた銭湯、露天風呂では雨と風に巻き上げられたお湯が顔にかかって目もあけられない。レインウェアを着たって自転車に乗り出せばものの数分でびしょ濡れ、お風呂に入った意味がない…。
実はこの時台風が自分たちの真上に上陸していたらしく、強風で自転車が文字通り進まない状況でした。
極めつけは宿まで数十メートルの目前にして風が強すぎて歩けなくなってしまったこと。本当にこんなことがあるんだなといった感じで、建物の角にピッタリ張り付いて後輩たちと大笑いしながら30分ほど足止めを食らっていました(笑)
夜ライダーハウスにて。びしょ濡れになったのでみんなで着たもの全部干しました。
翌日はしばらく釧路でゆっくりしてから一部は車輪行、久しぶりに撮れた外の写真はやっぱり雨。
根室から納沙布岬に向けて雨&ナイトラン開催です。雨風がに阻まれ、かつてなく長い20kmだったと記憶しています…。
暗い道を心配してくれたのか、途中からライダーハウスの方が車で迎えに来てくださってヘッドライトで照らしながら追走してくださいました。
そんなライダーハウスで頂いたさんま丼。苦労も手伝ってか、この夏で最高においしかったものの一つでした!
朝寝坊しつつも最東端で。ここから最北端へ向けては全自走と決めています。(修行ゾーンと呼んでいました。)
こんな感じで天気はかなり悪かったんですが…
道中一度すごく晴れたんですね!平原の広さが気持ちいい!
でも結局雨は降りました。補給も出来ないようなお店のない長い道を経て標津にゴール。
テント建てたりお風呂を断られかけたり大変でしたが、雨を乗り越えて久々の100km越えで達成感!
でもこれは長い長い修行ゾーンの始まりに過ぎなかったのです…。
スタッフ齋藤