2016/11/26
こんにちは。
ワイスロード志木店の川原です。
機材の疑問に理論と実走で答えて行きたいと思います。
人間の感覚は案外当てにならないです。
今回は、一定パワータイムトライアルでのカーボンディスクホイールとアルミホイールの性能差について。
コースは下総フレンドリーパーク。(こちらのコース解説が詳しいです。)
1走目はカンパニョーロシャマル。アルミホイールの名作です。
2走目はコリマのディスクホイール。コストパフォーマンス抜群のカーボンモデルです。
感覚的にはディスクの方が平坦が速く最後の5%の登りで後ろに引きずられました。
さて、肝心のパワーとタイム。(なるべく抑え目で一定を心掛けました。)
シャマルアルミは307ワットで2分39秒
コリマディスクは310ワットで2分35秒
3ワットの差は計算上では約1秒の差になるので実際のタイム差は3秒程度のようです。
最後に5%の登りがあるのでディスクの性能差がはっきり出なかったかもしれません。
ちなみに、平坦周回路の渡良瀬遊水地では、
強風下の条件で1周のタイム差は11秒。こちらもディスクの方が速かったです。
距離は下総に比べて3倍強なので、大体同じような差が出ているようです。
但し、強風下でのディスクホイールでの走行はコントロールが大変ですので、
それも考慮に入れてのチョイスが必要です。
ディスクホイールを使用すると、
1.5kmで3秒
5.3kmで11秒のアドバンテージがありました。
安い買い物ではないですが、皆さんどう判断しますか?
私ならディスクホイールを使用するという選択を行います。
今日のよもやま話は以上です。
次回をお楽しみに!
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そういう方が増えたらJPTチーム参戦を本格的に進めます。
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