雲行きが怪しくなってきた我が班ですが、それもそのはず。北海道に一週間に三つもの台風が上陸するなんて観測史上初、前代未聞(なんだそうです)。
そもそもフェリー自体が台風のせいで出発三日前に一日早めなければならなくなったくらいなんですが、この三連発台風もバッチリ全部喰らったわけです。(ちなみにこの後北海道を去る時も台風にやられます。)
雨の中一眼レフをとりだすなんて言語道断、つまり写真が全然撮れてません。
なのでここは駆け足で通過します!
標津のキャンプ場を出発、この日も天気は雨です。阿寒のあたりから晴れ間すら見ていないような気が…。
羅臼にある道の駅にて。後輩が頼んだのは鮭の親子丼。
そして私は麺まで昆布が練りこまれたうまみたっぷりのラーメンです!(ラーメン好き)
ここから知床峠を登っていくんですが…土砂降りの雨!
伝わるでしょうか…。しょうがないから携帯で撮りましたよ。
苦労自慢を重ねるなら、リアキャリアには五人用テント含む大量の積載。(過去の記事に写真あります)
たぶん正気の沙汰ではありません。
あと過去二年の経験から、レインウェアがびしょ濡れだと下りに寒さで命の危険を感じるので。
このときは半袖短パンで登りました。
これこそ正気じゃなかった。
頂上のトイレの中から一枚。このとき寒さで震えています。
後にも先にも登りで命の危険を感じたのはこの時だけです。寒すぎでした。
例年は観光客でそこそこにぎわっていたここも今日は人っ子一人いません。
なんとか無事下り終えて、(知床峠より斜度のキツイ坂を登って)必死の思いでキャンプ場へ。
土砂降りの中テントを立て、銭湯へと向かいましたがやっぱり帰りにびしょ濡れになりました。
サロマ湖へ向かう道中。
土呂川が氾濫して渡れなくなっていた橋があったので迂回する事に。
迂回した先の橋からの写真、分かりづらいですが土手にある高い木すらこの有様。
川幅何倍になってるんでしょう…。
この日はサロマ湖畔にあるユースホステルに泊まりました。
そして翌日…。
なにやら外が明るい…。
晴れたー!!!!
サロマ湖が綺麗。穏やかですね…。
(この後すぐのコンビニ休憩にて突然冷たい風が吹き出したと思ったら土砂降りになって止まなくなりました。)
結局雨じゃんと文句垂れながら興部の道の駅へゴール。
実際このころには雨の中走るのに慣れすぎて抵抗なくなってきてましたけど。
雨の中一週間毎日自転車に乗るって経験なかなかできないです。
ここの道の駅には昔走っていた電車を利用した簡易的な宿泊所があります。
建物のなかって休まるなぁ…。
翌日も午前中は土砂降りの雨。出発が遅くなったので行程を変更する事に。
ここから猿払へ。そして日本最北端の地、宗谷岬へ向かっていきます。
午後…
快晴です!!
スタッフ齋藤