こんにちは。相園です。
今日は大好評のイッキ乗り!企画の第3弾ということで
ANCHORのRS9のインプレッションをお届けします。
今年、ANCHORのハイエンドレーシングバイクとして登場したRS9。
今年のロード全日本選手権でブリヂストンアンカーの初山選手、西薗選手の
1、2フィニッシュを支えたバイクとしてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
このバイクのキーワードはなんといっても「推進力」にあると思います。
フレームの開発にはプロフォーマットというANCHORの新技術が投入され、タイヤの開発なども行っているブリヂストン中央研究所が開発に携わり、ペダリング中のフレームのどこにどのような負荷がかかっているかを計測し、いかにバイクを前に進ませるかというのもと設計され…
こうした開発の結果
ペダリング時のBBやチェーンステーの剛性を高めることでねじれを軽減し、ホイールのブレを少なくすることで推進力に繋がる
ということで誕生したのがこのRS9というわけです。
剛性を上げるためにダウンチューブなどの各チューブの太さもさることながら、
見て下さいこのBB周りのゴツさ!
ダウンチューブとシートポストの間に補強を入れることでBB周りの剛性がグンとUP!!
ここまで剛性を求めているなら、さぞかしフレームも重いことでしょうと思いになったそこのあなた!
フレーム重量は驚異の890g(490mm)に仕上がっております!!
ではお待ちかねのインプレッション
今回試乗したのはアルテグラ完成車のRS9エリート 460サイズ。
ホイールにはレーシング3が履かせてありました。
まずビックリしたのは加速の鋭さ。
もうシャキン!シャキン!と加速していきます。恐ろしいほど速い。
やはり剛性がめっちゃくちゃ高くて硬いです。本当に。
上りでギアをかけてガンガンとダンシングをしようが、スプリントをしようが何をやってもフレームはびくともせずグングンと前に進んでいきます。
ただ、この硬さゆえに脚にも反動がくるので、ガリガリと脚力が削られていく印象を受けました。
また、路面からの振動もちょっと伝わってくる感じがありました。
~総評~
軽い!硬い!速い!
(これしかないのかよ…と思われるかもしれませんが、本当にこの3点につきます)
ANCHORがブランド史上もっとも進むレーシングバイクと銘打って発表されただけあって、レーシングバイクとしては本当に素晴らしい仕上がりでした。
日本人向けのジオメトリーが採用されているためポジションが無理なく出せたり
150cm前後~160cm前後の方向けの430サイズから180cm前後~190cm前後の方向けの550サイズまであるサイズ展開も大きな魅力です。
とにかく硬さと速さを両立したレース向けのバイクをお探しの方にはぜひオススメしたい一台です!
ちょっと興味あるんだよな~、という方はお気軽に相園までお問い合わせください。
店頭にカタログもご用意しておりますのでご来店お待ちしております!
RS9 ラインナップ
デュラエース完成車¥780,000+TAX
アルテグラ完成車¥520,000+TAX
フレームセット¥350,000+TAX
完成車、フレームセットともにレーシングカラー1色
エッジカラー33色の計34色が追加料金なしで選択可能です!
また、完成車はアップチャージでDi2仕様やホイールのアップグレードの選択が可能ですよ~
ANCHOR RS9 総合評価
軽快さ ★★★★★
快適さ ★★★☆☆
剛性感 ★★★★★
ハンドリング ★★★★☆
すもーるさいずイッキ乗り!Vol.1 CAAD12のインプレッションはこちら
すもーるさいずイッキ乗り!Vol.2 スーパーシックスエボカーボンのインプレッションはこちら