先日は終業後にスタッフ井手と久保の3人で各々気になる車体を試乗してきました。
私はここ半年ほど絶賛片想い中のDE ROSAのSKを試乗。
まさか、サイズ50のベストサイズに乗れる機会を頂けるとは、、、
日直商会様、ありがとうございます!
まず乗り出した瞬間からレース機材に乗っていると認識できる、ダウンチューブとBB周りの剛性を感じます。
ペダルを踏むと高剛性なカーボンとその造形から、脚への反発の早さとカーボンの張った緊張感、同時にハンドリングの良さを感じます。
が、気がつくと速度は35km程に。。。
初速から30km中盤までがスムーズすぎて、本当に気づかない内に加速します。
脚力がある方ならそのままどんどん加速し、巡行も容易でしょう。
井手の後ろに入ってからはより空力効果が分かりやすく、脚を止めてもスーっと伸びていき、正直びっくりするくらい楽です。
もがいた井手からも、めちゃめちゃ脚止めてたでしょ!
とSKやばいでしょ?!と言わんばかりの超笑顔でツッコミが、、、
フレーム下部の剛性はかなり高く、推進力が抜群です。
対して、フレーム上部の操作性は扱いにくくなく、むしろハンドリングや重心移動は軽快でスムーズです。
サドル周りも想像していたよりはストレスを感じませんでした。
苦手分野かと思っていた登りでも驚きは続きます。
フレーム剛性の高さとハンドリングの軽快さからスイスイ登っていきます。
少しでも傾斜が緩くなるとスーっと進みます。
ただ、私にとってはフレームの剛性による反発が、、、
下りは社外製ダイレクトマウントがうまく効かないため、また、夜ということもあり無理はせず、、、
ただ、湾曲したチェーンステーの影響からか、下りでもリアはしっかり路面を噛み跳ねず、コーナーでのハンドリングは非常にスムーズでした。
また、4種類のカーボンを適材適所に配した効果か、空力だけでなく滑らかで流麗、シャープな見た目と同様の乗り味の印象も受けました。
DE ROSAの考える、とにかくロードバイクとしてペダルを踏んだ力を空力を加味してより推進力に活かす、後続に入ってからのメリットを活かす、という事に特化した印象を受けます。
正直かなり病みつきになるレーシーな車体です。
ただ、脚力が、、、
油山に登っていた時からそうでしたが、帰り着く頃には完全に脚にきていました。
しかも、ただの痛みでなくかなりインパクトのある痛みでして、、、
私程度の脚では乗りこなすまでには気が遠くなるほどの時間を要しそうです。
ぜひ、脚力のある方や今乗られているフレーム剛性に満足されていない方に踏み倒していただきたい車体です!
ご検討されている方は是非ご相談ください!