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~スタッフ高橋の奇行Vol.8~ 初日の出は山の上から

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東大和店】 24年01月14日

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遅ばせながら、あけましておめでとうございます。

ワイズロード東大和店の高橋です。

 

昨年の年越しライドはスタッフ酒井と井上とともに大洗町へ行き、海岸線から昇りゆく初日の出を拝みに行きました。

 

今年は各々予定があるようで、今回は私の一人旅でございます。

 

出発準備

12月31日午後。出発の準備を開始。

特殊なバックパックに荷物を敷き詰め、バイクも調整を済ませます。

今回目指すのは山梨県富士河口湖町にある山「鬼ヶ岳」。山頂は標高1,738m。

冷え込むため十分な防寒具に加え、雪の心配をしてブーツをチョイス。そのほかカメラ等を入れたパックパックは5kg超。自転車用のギアでは無いため非常に動きにくくなります。

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深夜帯に雛鶴峠を走るため安全運転でスピードは捨てます。チェーンリングを52-36から48-32に変更しました。

 

足先の冷え対策はトゥカバーとシューズカバーの二重履き。

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手先はインナーグローブとグローブとオーバーグローブの三重対策。

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グローブ+オーバーグローブだけでも寒さ対策は十分ですが、オーバーグローブは通気性皆無です。
インナーグローブの役割としては蒸れの軽減・汗冷え防止です。

 

とは言ってもこの”オーバーグローブ”ってなかなか無いんですよね。。。

ReckelのRaronは防水仕様でなかなか便利なのですが...。

 

年越しライド!

20時30分。準備はすべて終え、特にすることも無いため出発。正直もう2時間くらい後で出発しても間に合うと思うのですが、この日は風が強くなる予報だったため余裕を持つに越したことは無いという判断です。

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21時30分の八王子市。さすがに大晦日ともなると車の通りは非常に少ないですね。

 

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雛鶴峠では空を気にしながら走ります。

というのも、この日は曇天。朝には雨も降っていたくらいでしたので、晴れてくれるかどうかだけが心配なのです。

 

空を覆っていた分厚い雲は徐々に晴れていき、月明かりが差すようになってきました。ひとまず安心です。

 

日を跨ぎ24年1月1日0時。除夜の鐘を聞きながら走っていると目の前に大きな鹿が飛び出してきました。

 

「うわああぁぁぁぁ!!!シカぁぁぁ!!!」

 

2024年、最初に発した言葉は「うわぁシカぁ」。

悔しいです。

 

夜間走行は野生動物にも気を付けましょう。

 

登山開始!

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午前2時、西湖に到着。

着替えをし、バイクをパッキングしたら登山開始です。

 

登り口でこの山に登ったことがある方と遭遇。話を聞いてみると「鬼ヶ岳山頂よりも少し手前に開けた空間があり、撮影ポイントはそこだ」との事でした。

 

ペースが違うため500mほど行動を共にした所で別れ、それぞれのペースで登る事に。

 

 

真っ暗な山道をヘッドライトとVOLT800NEOの明かりを頼りに登っていきます。

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今回の登山ルートは比較的道がわかりやすく、ところどころ急勾配はあるものの登りやすい山でした。(雰囲気はなかなか...)

 

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標高が上がるにつれて地面に白い球のようなものが増えてきました。

雪…雪あられでしょうか。触ると溶けます。

あられが目立つようになると同時に気温もグッと下がり、風を遮るものが少なくり、 一気に冷え込みます。

 

顔に打ち付ける冷たい風を感じながら「冬山といえばコレよコレ!」と少し喜びのような感情を抱いていました。

 

時々周囲を見渡し、景色を見ながら道を把握しながら登ること約1時間半。覆い茂る木々ばかりで「こんな所から果たしていい景色なんか見えるのだろうか」と不安に感じ始めた頃、ふと周囲を見渡すと木々が無い闇を発見。「おや?」と思い、ライトを消して目を凝らしてみると

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富士山が見えるではありませんか!

残り1kmをこれまで以上のハイペースで登っていきます。

フカフカだった地面も水分が凍りつき、ザクザクのチョコクランチのような地面となり、よりグリップしやすく歩きやすくなってきました。

 

朝5時、撮影ポイントに到着。流石に早すぎたため防寒着を着込み、撮影準備を進めます。

 

初日の出with富士山

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5:13 まだ薄暗く富士山が見えるだけ。

 

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5:57 東の空が徐々に深紅に染められていきます。皆さん年越しオールナイトでしょうか、町が明るいですね。

 

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6:42 ようやく日の出です。

初日の出とそれに照らされる富士山。圧巻です。

 

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ちなみにこの時の脳内は願い事や新年の抱負などではなく「遠赤外線、あたたかーい...。」という感情が支配していました。

 

 

暫く景色を眺めつつ、日の光に温められながら下山準備。

7:30 下山開始。

 

10時にはバイクを組立て、荷物をまとめて再度走り出します。

 

人気スポット「本栖湖」へ

 

向かった先は14km先の本栖湖。

実を言うと当初はここからダイヤモンド富士を見るつもりでしたが、本栖湖に向かう車の多さに絶望し、ダイヤモンド富士を諦めました。

 

さすがにもう空いているだろう。と思い、本栖湖に向かいます。

案の定、本栖湖から出ていく車は大渋滞。逆に向かうのはスイスイでした。

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ここで写真をパシャリ。

この風景、皆さん見覚えありませんか?

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ここは千円札に描かれている富士山が見れる場所です。

本当は千円札と並べて写真を撮りたかったのですが財布の中には千円札はおろか、お札が一枚も入っていませんでした。

 

(´;ω;`)・・・。

なぜだか頬を熱い滴が降りて行ったような気がしました。

 

今回のライドは往復226km。獲得標高2,764m。

風が穏やかな日であれば逆さ富士も見ることができる本栖湖。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

ただし、今の時期行くのであればくれぐれも路面の凍結にはご注意ください。

 

 

 

冬の時期、気温が下がると電子機器のバッテリーは本来の力を発揮できなくなってしまいます。
サイクルコンピュータやスマートフォンなどがバッテリー切れを起こさないようにするためにモバイルバッテリーが必要になるケースは間々あります。
それを入れておくのにフロントバッグやフレームバッグ等があると非常に便利ですよ。

 

また、今回ウェットコンディションで使用したタイヤはBRIDGESTONEのR1X。このタイヤに関してはかなり好印象を抱いていますので、別の記事で詳しくインプレさせて頂きたいと思っています。

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2024年。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

それでは!

 

 

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阿呆がいる....。

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