11/5(火)
先日ハンドルを交換してからの実走です。
新製品を試すたびにファーストインプレッションは大事といつも書いています。
次第にそれに慣れるとそれが基準になってしまうからです。
60gの軽量化とスマートなルックスを手に入れたニューハンドル。
でもそれ以外にも違いは結構ありました。
今回ハンドルの交換によってリーチが80mm→72mm、ドロップが130mm→125mmになりました(近くなりました)。
ですので走行直後はブラケットを握ると結構近いのが感じ取れました。
古谷野の腕と胴は平均的な数字と比べると短めなのでこれは助かりました。
これまでのハンドルだとブラケット部分を握ると少し遠いと感じましたし、ドロップ部分を握ると上半身が結構前傾になるのが気になっていました。
やはり個人的にはショートリーチの方が合っていると再認識しました。
またブラケットを握る時に結構握りやすくなりました。
ブラケットを握る箇所の幅は380mmから370mmに若干狭くなりましたが幅の変化だけではないようです。
ハンドルは前から見るとハの字になっていていわゆるフレアハンドルというものですが、その形状のせいかブラケットが少し傾いて付きます(上の写真を参考にしてください。)
どうやらこのブラケットの傾きが古谷野には合っているようです。
ブラケット握る時に肘が下に落ちてリラックスしたポジションになります。
良い意味で上半身のフォームが思ったよりも変化しました。
気になっていたドロップ部分のフレアハンドルの握り心地ですが、これまでの物と形状が結構変わったのでブラケットからドロップに手を移すときは最初はなれませんでした。
でも下ハンを握るとグラベルバイクの感覚を思い出しました。
まるで砂利道を走りたくなるワイルドな気分になりました。
と、同時にもう数年乗っていないグラベルバイクを持っている事を思い出しました・・・。
下側の幅は400mmですが、これまで長年この幅で乗ってきたと考えたら逆に広すぎなんじゃないかと思うぐらいでした。
そのぐらい幅が狭いハンドルに慣れてしまったのでしょう。
某Cシンボルにおいて。
CADEXのC!!。これがやりたかっただけです・・・。
距離49km、獲得標高272mでした。
家に帰った後夕方に少し時間が取れたので珍しくまた乗りに行くことにしました。
近所のヤビツ峠へ。雲行きが怪しいですが雨が降り始めたら引き返えす気持ちで出かけました。
軽量になったバイクですが、肝心の乗り手の問題でタイムはよろしくありません(笑)。
ハンドルは軽量になりました。60gの軽量化ですが、意外とバイクを持ち上げただけでフロント周りが軽くなるのが分かりました。
登りでのダンシングでハンドルに体重がかかっても手の方にに重量が加わるのが分かります。
ここは流石のCADEXと言うべきところ。
同社のホイールと同じように重量剛性比が高いです。
それがタイムに影響するかは不明ですがより身体からバイクへ力が伝わりやすくなったと言えるでしょう。
また浅めのドロップなので緩い斜面などで下ハンを持つ際に手が届きやすいです。
下りではより体重がハンドル側にかかります。
ブラケット部分を握っただけでもハンドルの剛性が上がったのがより分かりやすくなりました。
良い意味でバイクコントロールしやすいですが、悪い意味では振動が手に伝わりやすいという事です。
フレア形状なので下のハンドルの方が広くが安定感は増すはずですがまだその握り心地に慣れていないのでそこはよくわからず。
それとブレーキレバーの角度が変わったので下のハンドルを持った際に指がブレーキレバーに人差し指にしか掛からなくなりました。
まあ油圧式ブレーキなので指一本掛かればブレーキは十分かかるのでそこはあまり気にしていません。
距離43km、獲得標高852mでした。
11/6(水)
前日に2回に分けて走って慣れていないことをしたせいか、それとも古谷野が老いたのか分かりませんが身体に疲労感があったのでこの日は近所を低強度で走りました。
低強度なので楽な平坦を走りたいところですが、TCRが坂を走れと言っている気がする・・・。
という訳でアップダウン連続の足柄街道を走りました。
ここへきたいら必然的に強度を上げて走らなくてはいけなくなります・・・。
剛性が上がったのできちんと腕周りの力もハンドルに伝わります。
山を淡々と登るのももちろん良いのですが、アップダウンでの反応性も良くお気に入りのバイクになりました。
距離64km、獲得標高1054mでした。
2024/11/10 古谷野