みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
当店、ヴィットリアタイヤの輸入代理店が同市内ということで、ヴィットリアタイヤも展示強化をしていますが
今回は更にそれを強化するために、グラベル系タイヤも展示を始めました!!
とはいえ、日本の国土に対する舗装路の率は世界でも有数。なお、公道の補装率は令和年のデータで82.5%だそうです。
私道に入らない限り、グラベル(未舗装路)を見つけるのはかなり大変だということが分かります。
今からご紹介するタイヤは
こういったグラベルロードの初期装備である
こう言ったブロック(ノブとも言う)が多い未舗装路向けのタイヤではなく、舗装路の走行に向いている便利なタイヤです。
Vittoria
TERRENO ZERO
700 x 37c
700 x 40c
[ysid 8022530021227]
[ysid 8022530018692]
ハードパックと舗装路に
テレーノとはテレーンのイタリア語に当たる言葉。(有識者の方、違ったら突っ込みください)
テレーンとは地形を意味する言葉で、車のタイヤではマットテレーン(M/T)やオールテレーン(A/T)、そしてハイウェイテレーンなど、道路状況に合わせたタイヤを呼称するときに使いますね。
比較的、オフロード系タイヤに使われる言葉なので、ヴィットリアの自転車用タイヤもテレーノシリーズはオフロード(グラベル)系に命名されています。
このテレーノシリーズも路面状況に合わせて種類がありますが、今回自分がピックアップするのはより舗装路に近い路面状況にマッチしたモデルです。グラフにもある通り、未舗装路でもハードパック(締め固められた土の路面)に最も向いていて、これは舗装路でも転がり抵抗が少なくなって、お乗りのグラベルロードを更にシティユースよりに便利に仕様変更出来るのです。
浅い未舗装路でも活躍
センタートレッドは完全なスリックですが、両サイドに六角形のノブがあります。魚の鱗状とメーカーは言っていますが、これがブレーキをかけたときや曲がるときにエッジとなってトラクションを生みます。
転がる時は低抵抗
フィッシュスケールのエッジか回転しているときには路面抵抗にならないように、ワザと傾斜がついています。見えるでしょうか?タイヤは上から下へ回転して地面に次々に当っていきますが、通常時にはフラットに当たるようにとこの斜めの加工になっているそうです。
ブレーキを掛けたり、曲がった時荷重移動でタイヤがつぶれると角が立って地面に食いつくそうです。かなり考えられていますが、スケールがすり減ってくるとトラクションコントロールが落ちると思いますので、タイヤコンディションはまめにチェックするといいかも知れません。尤も、常に舗装路のみの走行であれば、問題はなかったりします。
写真はあくまで一例です、個人的にはフルスリックでもいいような気がしますが折角のグラベルロードですでの、オフロード感を残しつつも機能的にはオンロード寄りになっていると「らしさ」が残っていて格好いいと思ったりも。見た目ってやっぱり大事ですからネ。
さいごに
個人の好みと使い方でタイヤの種類もしっかり選ぶと走りやすさが全くと言って良いほど変わってきます。オフロードオンロード、速度域、使用頻度。これらによって選ぶ基準が変わると思います。
ヴィットリアは様々なレンジのタイヤを用意していますので、ライダーに合った一本が必ず見つかるはずです。
何を選んで良いか判らない方は、店頭にてスタッフにご相談ください。
乗り方などヒアリングして最適な一本をご紹介します。
より良いサイクルライフを送りましょう。ご来店お待ちしております。