【使ってみた】イタリア人選手も納得のグリップ感!NIPPO-VINIFANTINIが使うIRC【ASPIDE PRO WET】
井上ゴム工業株式会社の2輪車用タイヤ・チューブブランドの「IRC」。
一世紀近く作り続け、半世紀にわたる海外事業を糧に人々の生活を支えるタイヤから最高峰のレースで勝つためのタイヤまで提供しています。
「ASPIDE PRO WET」はグリップ力に優れたクリンチャータイヤ。スリックの「ASPIDE PRO」に比べ杉目のトレッドパターンはタイヤの限界値を把握しやすくコーナリングを攻めながらも安定した走りが可能です。
モデル名にWETとあるがWET専用というわけでなくDRYな路面でも転がり抵抗は低く、またパンクガードも採用しており普段使いも可能です。
さらにビード付近に設置されたフィンによりタイヤとリムの間を埋め空気抵抗を減らして体力の消耗を抑えることが可能となっている。
NIPPO-VINIFANTINIのイタリア選手もクリンチャータイヤを選ぶ際は「ASPIDE PRO WET」を使うそうです。
上記にあるようにグリップの限界値が把握しやすく攻めの走りが出来るからだそうです。
またKINAN-CYCLINGチームにも供給されシーズン通して「ASPIDE PRO WET」を使っているようです。
■IRC ASPIDE PRO WET
タイヤ幅:24C 重量:205g
販売価格 ¥6,400+税
<なんちゃってインプレ>*個人的な感想です。
使用状況:通勤で半年とロングライド 数回
転がり感はハイエンドのスリック系タイヤに比べると少しだけ差があるかなという程度で、漕ぎだしは多少違いがあるが巡行してしまうとわからないレベル。
消して最高の転がり感というわけではないがもう少しと思うほどでもなくロングライドなどには十分でレースでもクリテリウム系のダッシュの連続とかでなければ十分こなせる。
逆にさらに転がり抵抗の低い「ASPIDE PRO」を試してみたくなった。
グリップ力はドライでは言うまでもないが、ウェット時でもスリック系では少し滑りそうあるいは滑る箇所でもしっかりグリップしてくれて安心して走れる。とあるWET専用タイヤを使用したことがあるがそれ同等のグリップがありながら転がりは少し軽い。
またグリップ感がよくもう少しで滑りそうというのが把握しやすくどこまでタイヤが耐えれるかわかるので安定して走ることに繋がっている。
快適性は適度に路面インフォメーションを伝えつつ微細な衝撃は吸収してくれるのでロングライドに行っても疲れづらい。
快適性能のみ追及するのであればラジアル系タイヤを選択すれば向上するが加速などがやや落ちるので用途に合わせて選びたいところ。
耐久性能についてパンクガードが入っていることもありタイヤ表面にカットや突き刺さりの跡はあるもののパンクはしていない。
4000㎞前後走ってタイヤが台形になるほど摩耗も進んだもののパンクせずなので十分な耐パンク性能を有している。
綺麗な杉目がグリップ感の把握とWET時の優れたグリップを生み出す。