じわっと暑かったですが、風があるおかげで体感温度は少し和らぎました。
その代わり向かい風区間がつらいことになりました。
【7月23日サンデーライド開催報告】速度平均とパワー平均を体感してみよう!~パイオニア ペダリングモニター~
パイオニアのペダリングモニターの講習会が午後からあるという事でちょっとだけパワーがらみの走りを体感しようという事で速度一定とパワー一定で走ってみました。
初参加の方もいるのでコース確認を兼ねて1周目は速度一定(30㎞)で走行。向かい風区間でかなり脚を使うものの追い風区間ではもどかしくなるくらい軽く回せる状況。
2周目はパワー一定(200w)で、速度一定とは逆に向かい風区間は速度は落ちるが脚的には過度な負荷なく走れ、追い風区間はかなり速度が上がる形で走る。
今回は向かい風区間より追い風区間の方が長かったので、休み区間が長く「楽さ」がわかりづらかったですがこれが同じ長さや逆転してる場合はより変わりやすかったのではないかと思います。
それでも同じ一定でも力の使い方が違うという部分は、ある程度体感できたのではないでしょうか。ちなみに前で200wで引いていて最後方だと120wくらいだったそうで、40%も少ない力で走れてます。いかに集団走行が効率よく走れるかわかりますね。
大きいイベントの序盤では集団が大きいのでついてくだけになることも多いですが、集団が崩れた時などには少人数の集団(列車)になります。その時になるべく一人一人の負担を減らしてペースを維持し続けるのが効率よく走ることに繋がり、完走できたりタイムを縮めたり出来ます。そのためにローテーション(先頭交代)は必須のテクニックで慣れていないとすぐに集団が崩れてしまいます。
ということで一定走行を体感したあとはローテーション回しながら2周回、2周回目は少し(の予定だった)ペースアップして高速巡航しながらローテーションして走りました。
今回初参加のN氏、以前バイオ5000を受けていただいておりイベントも既に参加している方ですが、普段グループ走行などはしてないという事でしたが綺麗にローテーション回せていました。あえて言えばペース落として先頭から降りてきて、集団復帰する際にペースを戻し始めるタイミングを巧く出来るようになると更に楽にローテーションを回せそうです。
これは経験をたくさんすることで慣れてくるので、こういったグループ走行やイベントに参加することで向上していくと思います。
*通りすがりの元速い人に撮ってもらいました。体型が出るので撮られたく・・・
暑く風の強い中ご参加いただきありがとうございました。
ちなみに周回路での走行データはこんな感じに。
距離
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: |
30.36 [km]
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獲得標高
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: |
51.0 [m]
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TSS™
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: |
95.2
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IF™
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: |
0.94
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インターバル・インテンシティ
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: |
78 [%]
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消費エネルギー
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: |
626.1 [kJ]
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平均ケイデンス
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: |
93.8 [rpm]
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平均スピード
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: |
27.4 [km/h]
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最大心拍数
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: | |
平均心拍数
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: | |
最大ペダリング・パワー
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: |
686.6 [W]
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平均ペダリング・パワー
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: |
161.3 [W]
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平均ANT+パワー
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: | |
最大ペダリング効率
|
: |
70.0 [%]
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平均ペダリング効率
|
: |
39.1 [%]
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NP™
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: |
197.3 [W]
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平均パワーバランス
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: |
53.0:47.0 [%]
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ダンシング率
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: |
1.7 [%]
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平均ペダリング・パワー(L)
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: |
85.5 [W]
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平均ペダリング・パワー(R)
|
: |
75.7 [W]
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平均ペダリング効率(L)
|
: |
39.0 [%]
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平均ペダリング効率(R)
|
: |
39.2 [%]
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平均トルク(L)
|
: |
9.1 [N·m]
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平均トルク(R)
|
: |
7.8 [N·m]
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信号ストップや説明で小休止を含むため純粋な走行データではないですが。
午後からペダリングモニターの講義をやっておりそれが終わった後私も少し話を聞きました。
そこでペダリング効率というかペダリングスキルについて、「効率よく回せる術を持っている」ことが重要で走行中常に効率が良い必要はないとのこと。必要な時にそのペダリングが出来るようにペダリングモニターで術を持つトレーニングをしようということでした。
上記データの平均ペダリング効率はそこまで神経質に気にする必要はないのかもしれません。ただし単独で平坦を止まることなく淡々と走る場合はある程度高いほうがいいのでしょう。逆にレースなどはもちろん複数人での走行やアップダウンが激しい、登りがあるなどの状況では休む場面が出るため効率でなく楽に回せてれば良いと言えます。
次回からは少し登りが入るコースに走りに活きたいと思います。目標設定のチャレンジ編(入門編レースレポートはこちら)である「富士チャレンジ200」が行われる<富士スピードウェイ>は、長いホームストレート・下りながらの緩いカーブの連続・一気に登る登攀区間という形で分かれます。最後の登り区間を巧くこなすことでタイム向上や完走が狙えます。
「富士チャレンジ200」はサポートが厚いのでペースメーカーが多いですが、そのペースメーカーが徹底している走り方を事前練習しておこうという感じです。昨年そのペースメーカーにのって走らせてもらった結果、自分自身の状態以上に良い結果が得られました。(昨年参加時のレポート。)