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【バイオレーサー5000】CANNONDALE SUPER SIXに乗るU様の場合

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東大和店】大元 英俊 17年07月22日

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バイオレーサー5000施工者の大元です。

タイガーさん

今日のお客様は事故以降ブランクが空いてしまったU様。

約2年ぶりに乗るようになり、新たにフィッティングを

しなおす為にブログをご覧になってご来店を頂きました。

走行中に腕が疲れて痛くなるというのがお悩みとの事。

車体は2010年頃のCANNONDALE SUPER SIX

プロチームのリクイガスが使用していた頃のモデルですね。

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176cmの長身で足が平均よりも長いU様の体格からすると、

最初のポジションは落差が浅く、サドルの後退量が

足の長さに対して足りないように見受けられます。

この辺りの答え合わせをするように計測し計算してみると・・・

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サドル高:プラス8mm

サドル後退:プラス17mm

サドル~ハンドル距離:プラス19mm

サドル~ハンドル落差:プラス22mm

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サドルの高さが上り、やはり後退量が増えました。

お尻を後ろに持っていく事で骨盤が寝かしやすくなり、

また膝と太ももが上り過ぎて動きを阻害する窮屈さが解消され、

足の可動域をより広くして楽にパワフルに踏み込みやすく変更。

落差も22mm増え、お腹の筋肉を意識して使いやすくなります。

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フォームを横から見た時背中と腕の角度が狭かったのが解消され、

腕で体重を支えていたのを全身で支えられるようになるはずです。

腕に出ていた疲労感や痛みを解決できるのではないかと思います。

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新ポジションをお試し頂いた感想は・・・

「前よりもクランクを大きく回している感じがする!」

ペダリングの感覚が大きく変化した事に驚かれていました。

今までポジションは足の長さに対して小さく回していました。

新ポジションは足の長さに合ったより大きな円弧で回しやすく

なったので、クランクが持つ最大円弧を活かしたペダリングを

感覚的にやりやすくなりその変化を感じ取られたようですね。

腕の疲労感が解消されているかは距離を乗ってみてですが、

きっと改善されているのではないかと思います!

足の長さはロードレーサーにおいて重要な武器です。

その武器を100%活かすフォームで乗れなければ

とてももったいないですからね。

ぜひペダリングを意識してブランクをはねのけてください!

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