松山店スタッフ河村です。三週続けてのしまなみ海道ライドです。前回と前々回は来島海峡大橋の先、大島の山を上って絶景を堪能しましたが、
今回は今治から二つ先の島、塩で有名な伯方島に開山(ひらきやま)公園という景色の良い山の展望台に行きます。
往路の大島は島を縦断する国道317号線ルート、このコースは短い距離ですが宮窪峠を上り下りするコースです。途中、大島石の採石場が続きます。ここの石は真っ白です。よく知らなかったのですが大変有名な石だそうです。今回は伯方島に行って全く石の色が違うことにも驚いたライドです。
峠を下ると島の北側に出ます。大島と伯方島を結ぶ大島伯方島大橋は短い吊り橋ですが、景色に溶け込んで大変美しい橋です。前回訪問したカレイ山展望台から平山郁夫画伯がスケッチされた橋でもあります。
塔から陸側に伸びるメインロープにワイヤーが吊られていないのが特徴的な橋です。橋上は自動車が対向二車線、歩行者と自転車と小型バイクが一本のレーンを使います。歩行者や他のバイクに用心して走らないといけませんが、昨日は走っていたのは僕だけ!気持ちよく伯方島に渡れました。
伯方島は小さな島で、島の南側の街を抜け、造船所を左に眺めながら短い峠を越すと北側の漁村に出ます。今回の開山公園には海側と山側の二か所のアプローチがありましたので、上りは海側、下りは山側を選びました。海側から上ると、伯方島と大三島を結ぶアーチ橋の大三島橋がよく見えます。
海抜149mの山頂までは2キロ弱の短い坂道です。途中、大三島橋がきれいの望めるポイントがあって撮影ストップ、ここで振り返ると崖、そこの岩の色は黄土色で、海を隔てて大島とは全く異なる石の色です。路面の砂の色も大島では白かったのが伯方島では茶色っぽく明らかに異なります。故郷の六甲山の山肌の色に似ているように感じましたが、数千年前、数万年前にどんなことがあってこんなに違うようになったのか思いを巡らせてしまいました。
更に坂を進むと一日中陽の射さない北側斜面にびっしりとシダが茂っていてビックリ!
シダは水分の多いところなら陽が射さなくても育つと聞いたことがあります。黄土色の岩と土は水分を多く含むことが出来るのだろうか??などと心拍150オーバー、息を切らせながら勝手な推測するヒルクライムでした。
開山山頂は海抜149mと低いのですが三方に橋が眺められる絶好のビューポイントでした。春は桜の名所でもあるそうです。
黄色い木造展望台の上からの眺め、南には造船所の先に伯方大島大橋、西にはアーチ橋の大三島橋、そして北には雄大な多々羅大橋が眺められました。感動!
北の展望台では多々羅大橋を目前に眺めることが出来ます。瀬戸内の穏やかな海に橋が映っていました。
帰路は違うルートということで、大島の西側の外周を走りました。途中の造船所では巨大な船が二隻艤装中でした。近くで見ると本当に大きいですね。
大島の西側からの来島海峡大橋の眺めです。六本の塔を全部写真に収められたのがポイントです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/1541746055
こちらが今回のガーミンの記録です。ロードバイクでしたが約57kmを平均時速20キロでののんびりライドでした。 終点の尾道目指し、しまなみ海道の山巡り、これからも続けていきます!