2017年ブルべ参加記録
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①BRM109東京200はとバス [雨:完走] ←イマココ
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ブルべライダーの佐藤篤です。
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お客様の中にもちらほら春先ブルべに向けての
ご相談を受ける機会が増えてきました。
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そんな中私は一足早く
2017年初ブルべを走って参りました。
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結果として完走出来たのですが
やはり一筋縄では行きませんでした。
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みなさまの今後のご参考までに。
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【天候】
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新年一発目から重い
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結局この予報通りスタートから7時間くらい
雨の中を走行しました。
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雨が降って寒い→雨が上がっても日没で寒いという
おみくじなら「凶」あたりの天候でした。
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【どんなコース?】
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駒沢オリンピック公園 - 二宮 - 三崎 - 横浜 - 靖国神社 - 駒沢オリンピック公園
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といった200kmのコースになります。
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標高図を見てもさほどキツい登りはありませんので
平坦ブルべと言っても良いコースでしょう。
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R東京のブルべに参加した事のある方は
70%は走ったことのあるルートだと思います。
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何とかギリギリ初富士も拝めました。
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遠くに青空は見えるのですが・・・
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三崎の海も灰色で気分が乗りません
風が無いのが救い
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江ノ電と並走
ちょっぴり元気になりました
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横浜あたりでようやく晴れましたが
既に日没に向かって気温が下がり始めています。
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夜の東京タワーは初めてです。
オレンジ色が綺麗ですね。
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夜の原宿周辺
昼間とは違った雰囲気
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【コースの注意点】
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前半の二宮へと向かうルートは交通量もそこそこで
走りやすいルートなのですが、
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二宮~三崎~靖国神社
ここが一番の関門です。
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①二宮~三崎間
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1区間が26km以上あり、その次も11kmという
メンタルを削る事しか考えていないルートです。
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R134は路肩も広くて割と走りやすい道ですが、
江の島を超えたあたりから道幅が狭くなるので注意が必要です。
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三浦半島に入ってからはアップダウンが多くなり
R134と同じペースで走ろうとすると
脚へのダメージが凄い事に。
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②三崎~靖国神社
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三崎から葉山方面へ戻った後、
横浜みなとみらい方面へと北上していくのですが、
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このコース最大の上り坂とも言える
「湘南国際村近辺の坂」
が立ちはだかります。
(距離1000m 平均斜度7%)
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ここを超えればあとは市街地レベルのアップダウン……
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「はい残念~!」
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とでも言わんばかりの1区間22km。
この辺りから参加者の目から光が消えます。
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唯一の救いは下り基調という所でしょうか。
可能な限りアベレージを稼ぎます。
結果としてこの22kmを全速力で駆け抜けた事が
ゴールの明暗を分けたといっても良いでしょう。
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途中多摩川を超えるのですが、
「多摩川」
という文字を見てちょっと安心するのを感じると
朔上してきた鮭の気分です。
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さて、東京ミッドタウンに入るとアベレージが極端に落ちます。
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理由は交通量と信号の多さ。
加えて都心部特有の短く急な登り坂。
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恐らく平均時速は16km程度しか出ていなかったのでは。
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三崎を出た時点で2時間程度の余裕はありましたが
最後の通過チェックでは30分しか貯金がありませんでした。
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この後も都心部を走り続けるルートだったので、
最終的にゴールタイムは
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13時間00分 (制限時間は13時間30分)
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となりました。危ない。
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【今回のMVPアイテム】
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過去のブルべ記事でも紹介しましたが
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voloToze (ヴェロトーゼ)
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今回のMVPウェアです。
生地が薄く、裏地に起毛も無いので
他社の防風シューズカバーと比べると保温性能は皆無に思えますが
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気温5度の雨天走行時にも寒さを感じさせない
程度には暖かかったです。
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また、素材の特性上水を通さないため
6時間以上に渡る雨天走行においても
足首から先は
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「一切」
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濡れることなくゴールする事が出来ました。
(むしろ暑くて汗で蒸れるレベル)
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おそらくここまで高水準で
防風・防寒・防水性能を満たしている商品は
他には無いでしょう。
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と、いいことづくしのveloTozeですが
欠点が二つだけ。
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①着脱がしづらい
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veloToze自体が靴下のような構造なため
シューズにかぶせる前に履いておく必要があります。
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ただ、着脱には少々コツと力が必要です。
一度足首まで履いてしまえば、
シューズに被せるのは楽です。
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必ず事前に動画で装着方法を確認しましょう。
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中でも最も神経を使うのがシューズからveloTozeを外す時。
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焦るとかなりの確率で破いてしまいます。
丁寧に、慎重に、少しずつ脱ぎましょう。
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②場合によっては固定力が落ちる
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veloTozeの靴底側はこのように穴開きになっています。
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このため、穴の位置が適正でないと
veloTozeのフチが引っかかってしまい
ビンディングの固定が甘くなったり
引っかかって外せなくなってしまう可能性があります。
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装着の際は必ず確認をしましょう。
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そうしたマイナスポイントを含めても
非常に優れたシューズカバーであると言えます。
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カラーバリエーションも豊富ですので
レインシューズカバーをお探しの方は是非。
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全8色
¥2,750(+税)
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東大和店では通常在庫していない商品ですので
ご入用の際はお手数ですが受注後のお渡しとなります。
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[youtube http://www.youtube.com/watch?v=fPOWLNy4MBI]
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【おまけ】
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「雨ブルべを走ると自転車はこうなる」
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シクロクロスの帰りみたい
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車体スペック
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BMC crossmachine CX01
手組ホイール&MAVIC YKSION ALLROAD 30C
サドル:ASTVTE SKYLINE VT
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来月はブルべお休みします。
続報、こうご期待あれ。
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「雨でもいいけど風はヤメテ」
佐藤篤