大寒波に見舞われた名古屋から脱出し一人、南国・沖縄へ旅立ったスタッフ・かYのサイクルイベント参加記録です
昨年の大雨の中敢行した同イベントにも参加しましたが、今回はどうなんでしょう?
青い海と青い空が織りなす沖縄の美しさをお届けします
[caption id="attachment_5480" align="aligncenter" width="701"] 大勢のサイクリストがイベント参加の為、南国・沖縄に集まった[/caption]
今年で8回目を迎えるサイクルイベント"美ら島オキナワCENTURY RUN"
起伏が少なく景色も美しい沖縄本島の8市町村を走り比べることのできる本イベントは初めてのロングライドイベントに最適で、そのために毎年このイベントに参加するべく遠方から足を運ぶライダーも多い。今回で2回目を数える私もその中の一人。
[caption id="attachment_5471" align="aligncenter" width="700"] 借り物のSCICON[/caption]
イベントの参加受付はスタートの前日の為、仕事終わりに愛車"BURA SL"をバックの中に収納。世界を転戦するプロライダーのために作られているだけあり、パッキングは非常に容易で梱包材を用いずとも車体がほとんど傷付かない。少々値段は張るものの今後も空輸の機会が頻繁にあるのなら持っていても損はない(だが、借りる)
移動日の名古屋は大寒波の影響で雪が降る恐れがあったので早朝に自宅を出発。案の定、自宅から出たときに雪がぱらついたものの交通規制等にはかからずに空港にたどり着くことができた。飛行機は待ってくれないので余裕を持つことが肝心だ。
[caption id="attachment_5474" align="aligncenter" width="700"] 店内には著名人のサイン色紙がずらりと並び訪れた人の感想などが掲示されていた[/caption]
到着時間はお昼をいただくには少々早い時間だったものの、軽く食べたかったので沖縄に来たらとりあえず...と"チャーリー多幸寿"にやってきた。近くにあったショッピングモール・コリンザは今年図書館になるらしいです。
沖縄の随所で見ることのできる"あかばなー"ことハイビスカスやイソヒヨドリなどの野鳥も観察できた
[caption id="attachment_5477" align="aligncenter" width="700"] スタート&ゴール地点。記念撮影をする参加者もいた[/caption]
沖縄観光を堪能しつつメーン会場からおよそ7kmほど離れた滞在先のホテルへチェックインを済ませ、受付を行うため会場入り。観光に時間を割きすぎたため、ゲート付近はすでに人もまばらな状態でしたがイベント開催直前の妙な高揚感は伝わってきた。この緊張感ともとれる感じ好きなんですよね。
[caption id="attachment_5514" align="aligncenter" width="700"] ゼッケンと参加賞のTシャツ(今年は紺色のTシャツでした)[/caption]
今年も参加するコースは全行程100km程のシーサイドコース。メーン会場の恩納村(おんな)を出発し名護市(なご)→本部町(もとぶ)→今帰仁村(なきじん)と進み、折り返して会場に戻る平坦がメインのコース。朝にとても弱いかYには丁度良いスタート時間(9:00)で朝ごはんものんびり食べることができるので、初めてのイベントならこのコースが個人的にオススメしたいところ。
[caption id="attachment_5475" align="aligncenter" width="700"] 朝礼のためにスタートの前に出走サインを終え集合する参加者たち[/caption]
当日の沖縄の天気は晴れ!やった!だが不穏な雲が遠くに見える...沖縄の土地柄としてこういった天気が非常に多いそうで、聞くところによると山にさえ雲がぶつからなければ荒れることはないそう。開会のスピーチの際にも雲が通過して小雨がぱらついたものの確かに本降りにはならなさそうな感触。雨の問題はほとんどないので安心...と言いたいところだったのですが、生憎と当日は風速13m/sを記録する非常に強い風が吹いておりました...しかも向かい風...でも練習してるから大丈夫です!かYは風の子なのです
[caption id="attachment_5478" align="alignleft" width="250"] 青空と雨雲。当日はこのような天候が続いた[/caption] [caption id="attachment_5479" align="alignright" width="250"] 色とりどりの自慢のマシンで彩られる会場の広場[/caption]
[caption id="attachment_5532" align="aligncenter" width="700"] アクションカムも今回初実装してスタート直前をキャプチャ。[/caption]
いざ、スタート!参加人数が非常に多いため複数の組にざっくり分かれて数分おきに出発していく。適当な位置に並んでいたところ都合よく一番前でスタートを待つことになったため急いでジャージのジッパーを上げました。実業団のレースはスタート直前の緊張で走ってもないのに心拍の85%を刻むこともあったが、今日はとても落ち着いてスタートを切ることができた。
[caption id="attachment_5483" align="aligncenter" width="700"] スタートして間もなく見える青い海に青い空。目を奪われるとはこのこと『俺の目を盗みやがったなァ~!』(違[/caption]
[caption id="attachment_5485" align="alignright" width="250"] サーターアンダギー、饅頭やバナナといった補給食をいただくことができる[/caption] [caption id="attachment_5535" align="alignleft" width="250"] チェックポイントでは休憩する参加者で賑わっていた。[/caption]
[caption id="attachment_5538" align="aligncenter" width="700"] 『あ、逝った...』[/caption]
スタートして30分ほどでまさかのトラブル発生。フロントタイヤがパンクしました。後続車の衝突を避けるため速やかに歩道へ上がる。確認したところ貝殻のようなものが刺さっていたので取り除きチューブを交換。自転車屋やっていてよかったなとしみじみ思いつつほどなく復帰。作業終盤でキャノンデールジャパンさんのサポートライダーの方やメカニックの方に声をかけていただき気持ちが落ち着きました。突然のことで焦ってはいたので素早く駆けつけていただき本当に助かりました。
[caption id="attachment_5476" align="alignleft" width="250"] その後は大きなトラブルも無く、順調な旅程[/caption]
[caption id="attachment_5544" align="alignright" width="250"] 時折現れる少しキツめの勾配に苦しめられる参加者[/caption]
[caption id="attachment_5486" align="aligncenter" width="700"] 沖縄三大大橋のひとつ"古宇利大橋"[/caption]
沖縄の中でも特に絶景といわれる古宇利大橋。自然と人の手によるものとが融合することで生み出される景色は圧巻。橋の途中でバイクを降り記念撮影をする参加者も多くいた。橋の上はとても強い向かい風で進むのに一苦労だったが橋の途上で眺めることのできる風景は格別。そして、 ここでシーサイドコースは折り返しを迎えスタート地点である恩納村へ戻っていくことになる。名残惜しいがゲート通過時刻もあるので足を進めていく。
[caption id="attachment_5546" align="aligncenter" width="700"] 最後のチェックポイントでキャノンデールジャパンさんのサポートライダーの方々に再び遭遇[/caption]
復路は常に向かい風で大変キツかったが逆に往路は向かい風が嘘のようになくなった代わりに凄まじい追い風で折れかかった心を癒した。最後のチェックポイントをスルーしようとしたところ、パンクの際に声をかけていただいたサポートライダー'sがいらしたのでお礼がてら声を掛ける。アクションカメラの話題でしばし歓談。
[caption id="attachment_5549" align="aligncenter" width="700"] あとはもはや消化試合...!残りの行程をこなし(下ってきたところを登るので少しキツい[/caption]
ゴールは目前...
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FINISH!!!!
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[caption id="attachment_5487" align="aligncenter" width="700"] ほどなくしてサポートライダー'sもゴール!!お疲れさまでした![/caption]
今までガチめの他者と競い合うようなシチュエーションが多かったかYですが、こういったユル~くのんびり走ることのできるロングライドイベントもまた違った楽しみがあってとても良いリフレッシュになりました。沖縄までは少々離れていますが、このイベントのために各地から飛ぶ参加者が多いのも頷ける満足感です。サポート体制もかYの体で確かめた通り充実していますので(もちろん準備は必要ですが)安心してご参加いただけるイベントだと思っております。是非、次の機会にはアナタも。
交通整理や運営を行っていただいた大会関係者の方々大変お世話になりました!
2017.2.3 かY