松山店スタッフ河村です。
四週目のしまなみ海道山巡りは一気に北上して、尾道市の対岸に位置する向島の山を二か所巡りました。多々羅大橋を渡って生口島に入るとすぐに瀬戸田PAがあります。ここには多々羅大橋まで歩いて行ける遊歩道があり、約2キロのお散歩が出来ました。柑橘畑のまわりには伊予柑の路地売りがあり、百円で6玉も買えてビックリ!
「岩屋山」
しまなみ海道を今治からクルマで走ると、向島の料金所を過ぎてすぐに巨石が山のてっぺんに乗っかっているのが見られます。向島インターを降りてクルマからフォールディングバイクを出してライド開始、街中に入ると細い路地に山への入り口がありました。
この山では僅か標高42mで自転車はシャットアウト、歩いて巨石のそびえる頂上に上りました。信仰の対象となっている山です。尾道三山の寺がここの巨石を向いています。それぞれの寺は百年以上建立時期が異なるにも関わらずです。神仏習合という事象らしいです。
また、巨石のひとつには、夏至と冬至に日の出と日の入りが岩の割れ目を通るという、天岩戸にむすびつくようなミステリアスなものがあったりで、今回僕が自然の産物の凄さに圧倒されたように、昔の人々も畏敬の念を感じたのだと思いました。
「高見山」
向島の南端、因島を眼下に収める海抜283mの山です。山頂にはNHKの放送塔があります。
皇太子が親王殿下のときにご来訪された記念碑も立っていて、瀬戸内海国立公園屈指の景勝地ということを認識しました。
この山もラスト1キロはとんでもない急坂で、5km/h歩いて上るのと変わらない遅い歩みでした。下山するときはハードなブレーキングでリムが壊れそうな音を出し始める急坂でした。
今回のGarminの記録はこちら
https://connect.garmin.com/modern/activity/1552933888
向島をぐるっと一周、14キロの短いライドでしたが走り応えのあるものでした。
帰路、因島大浜SAで店長をしている同窓を訪問、因島には白滝山という名山があると聞いたので、次回5回目はここを目指します!