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【名古屋☆インプレまつり】ハートマークには、やっぱりサイクルロードレースへの情熱が詰まっていましたとさ。 ~DE ROSA KING XS~
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- 【名古屋本館】鈴木 幸貴 17年02月12日
【Y's Road名古屋本館】
どうも。
スズキです。
先日のROTOR講習会において人生初となるパワー計測を体験し、めちゃくちゃにぐちゃぐちゃだと思っていた我流のペダリングが、実は思ったよりきちんとしてたことが判明してちょっといい気になってます(笑)
さて。
ここY’s Road名古屋本館における、DE ROSA販売台数ナンバー1の実績を以て
いつのまにか「DE ROSAの人」と思われているらしい、私ですが(持ってるとは言ってない)。
そんな私のもとにDE ROSAの営業さんから電話がありまして、
「試乗車持っていきますわ!」
ということになり、3台ほどお借りすることになりました。
(いつもありがとうございます!!!)
DE ROSAと言えばやはりIDOLが仏恥義理(ぶっちぎり(©横浜銀蠅))の人気ですが、IDOLは過去に何度も試乗させてもらって、よくできたバイクであることは重々わかっているつもりなので、
今回はこちらの
KING XS
をテストしてみました!
今回の試乗車の仕様ですが、コンポーネントはSHIMANO ULTEGRA仕様。
「DE ROSAと言えばカンパ」、というイメージが強いところであえてのSHIMANO、って感じですが、「この試乗車を組んだ頃はカンパがダイレクトマウントブレーキを出してなかったから(笑)」とはメーカーさんの弁。
しかしながら、今ではDE ROSA+SHIMANOというアッセンブルは全然普通になりましたね。
ではさっそく乗ってみます。
コースはお店から自宅まで片道10kmを、往復です。
写真はテストライドにつきあってくれたスタッフ藤井によるものです(トップ画像のロケーションも彼の趣味です)。
どうでもいいですが彼の愛車も
一箇所だけDE ROSAです。
走り始めてすぐに、
「あ、これはレーシングバイクだな!」と感じました。
DE ROSAといえば、エディ・メルクスの時代からサイクルロードレースとは切っても切れない関係にあるブランドですから当たり前と言えば当たり前なのですが…
IDOLを「レーシングバイクのポテンシャルを秘めた云々」と表現するならば
このKING XSは「レーシングバイクそのもの」です。
キレのある加速感と、狙ったところへ自分のイメージ通りに車体を動かせるハンドリングなどはまさにレースからのフィードバックの賜物。
ボリューミーかつマッシヴな造形のボトム周りと、
このボリューミーなストレートフォークが、それを実現しているのでしょう。
そして、これはあくまで個人的な感想ですが…
自分の好きな種類のバイクに似た感じを受けたのです。
例えば私の現在の愛車であるC社のバイクとか、
以前に試乗して、自分の愛車に似てて非常に気に入ったéのマークが象徴的なブランドのモデルですとか、
それらに近い系統に位置してると感じましたね。
個人的にこういうテイストの自転車、すごく好きです(乗りこなせるとは言ってない)。
それでいながら、
あくまで振動吸収性は一定の水準をクリアしています。
細かい振動は当たり前のようにサラッとカットしますし、大きめの凹凸も角が取れた印象で身体に伝わっても嫌な感じはあまりしません。
それには、このリアセクションの形状が貢献してくれているかもしれません。
ご覧の通り、BB下ダイレクトマウントのリアブレーキを採用しております。
これによりシートステーからブレーキ台座を排除することができ、
トップチューブとの接合部、つまりサドルの真下から
チェーンステートの接合部、つまりリアエンド部分までをフルに使ったフレキシビリティが得られるわけです。
しかしながらあくまでレースマシンですから、過剰な快適性に振っては本末転倒。
形状そのものは三角断面のストレートなシートステーですから、ぐにゃぐにゃとパワーが逃げてしまう心配は
全くありません。
もちろん、フレーム重量も十分に軽いです。
特に軽いことを売りにしたモデルではありませんが、それでも軽いですよ!
今回の試乗車の仕様で、実測7.66kg(重たいフラットペダル込み)。
SHIMANO ULTEGRA一式+RS610というミドルグレードホイールでこの重量ですから、パーツアッセンブルによってはさらなる軽量化が見込めます。
個人的には7kg台の前半が一番扱いやすい重量だと思っているので、これくらいでもじゅうぶんですけどね。
そんな「レースへの情熱をカタチにしました」って感じのKING XSなので、
当然ですがぐいぐい進みます。
私はガチ系ライダーではないので何に乗っても常に一定のペースでしか漕ぎませんが、それでも勝手によく進む自転車っていうのに時々出会います。
今回のKING XSはまさにそれ。
帰宅時間がいつもより6分も縮んだのが何よりの証拠です。
40分くらいのうちの6分ってのはなかなかのもんだと思いますよ。
ただ、そんなバイクなので、一生懸命乗るとやはり疲れます。心地よく疲れます。
なにしろ普段は
ハトのマークのクロモリバイクに乗っている私ですから、
ハートマークのカーボンバイクに乗ると、まあスポーツしたな!って感じですね。
ある程度ホネのある、乗りこなしがいのあるロードバイクをお探しの方。
レースでのパフォーマンスをもっともっと上げたい方。
オススメ致します!!!
ただいまY’s Road名古屋本館には
このKING XSの特別限定完成車がございます!
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ネイビーに蛍光ピンクのアクセントが効いたこちらのカラーはこの完成車のみの限定色です。
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2017-02-12
スズキ コウキ