本所工研のマッドガードをお客様のご依頼で取付けさせて頂きました
物は”H47C-26N”
幅は48mm(実測)、亀甲文様、26インチ径のマッドガードです
付属品は5mmステイ×2本、クラウンダルマ×1、ブリッジバンド×1、
標準ダルマ(ナットで締め込むタイプ)×4、クリップバンド×4 になります
取り付けるのは
DAVOS603 ランドナー
完成車での販売は無くなりましたが、フレーム売りや完成車キットもありますので
気になる方はお気軽にご相談下さい!
先ずはビフォー
ちなみにDAVOSに付いている元々の泥除けも
本所のH47-26J
殆んど同じですが、亀甲文様へのカスタムになりますね
DAVOSはダイナモの配線がある分ちょっとだけ取り付けの手間は増えますが、
フレームの中の配線まで取る訳ではないのでちょっとほっとします
本所のマッドガードは本体事態には何も穴が空いて居ませんので、
真っ白な画用紙に絵を描くように
完成形をイメージしながら位置を決めていきます
・・・と言うのは、カッコ良く言い過ぎですね(笑)
私のそれはまだまだそんなレベルではないのは分っていますが、
試行錯誤を繰り返しながら精一杯格好良くなるよう努めます
写真はちょっと見づらいですが赤いバッテンで印を付けながら
付けては外してを繰り返して確認していきます
穴を空けるのには通称”泥除けパンチ”を使います
グッと握るのと、後はほんの少し勇気だけあれば、
直径5mmの穴が簡単に空いてしまう優れ物です
こんな道具はワイズロードでも環八R1店位にしか無いかも・・・
一応、ドリルでも代用出来ますからね
当たり前ですがバッチリ真ん中に取り付け出来ました
亀甲の方がセンターが分かりやすい分作業はし易いかも知れません
位置はこんな感じで、
下と言うか後ろと言うかは、ちょっと長めです
こだわる方であれば先端をカットして短くする所かも知れませんが、
切りっぱなしですと頑丈さが損なわれてしまいますので、
今回は先端のカットは無しです
もっともそこまでの技術はまだ私にはありませんので
まだまだレベル上げが必要です(汗)
ステイの角度や取り付け位置にも
作業をした人の個性と考えが現れる部分だと思います
先般に出版されたランドナーの本を見ても
泥除けの長さ、ステイの固定位置、角度、この辺りは様々です
私は師匠の吉田さんからご教授頂き、
フロントのステイは後輪と地面との接地面を目指した角度、
リアのステイはその逆で前輪とダボ穴を結んだ延長戦上に来るように
取り付けております
一応こんなイメージです
恐らく決まりは無いのですが、何かルールに則る事が大事なんだと思います
行く行くはその泥除け、ダボ穴の位置、使い方、等様々な条件を鑑みて
一番理に適いつつ、見た目も綺麗な取り付けが出来る様になりたいものです
上の写真では既に付いてしまっていますが、
後輪側もチェーンステイブリッジとの間にスペーサーを挟んだりはしましたが
順調に取り付け出来ました
最後にダイナモの配線様の穴を空け、
配線を繋ぎ直して完了です
やはり亀甲フェンダーは格好良いですね!
特に本所の物は文様が深くより頑丈そうです
オーナー様が憧れるのも分かりますね
新品の状態は光沢があって綺麗ですが、
ガシガシ使ってくすんで鈍く輝く様になっても格好良いと思うので
是非乗りまくって頂きたいです!
先人の方々から見ればまだまだな内容ばかりかも知れませんが、
若輩者なりに親身にかつ丁寧に、貪欲さをもってやらさせて頂きますので
是非ツーリングのカスタムも環八R1店までご相談下さい
勿論、経験や知識、技術が必要な部分では
当店には吉田肇というこの道40年の大ベテランも居ますので盤石の態勢です!!
ちなみに今回の取り付けたマッドガードも在庫で現状1点置いておりますので
亀甲にビビッと来られた方は是非ご来店をお待ちしております
~番外編~
はぐれメタルを倒してLVが3上がったという話です
無事に泥除けの取り付けも終わり、配線を繋ぎ直し
タイヤにダイナモをこすりつけて見たところ、
う~むライトが点かない(汗)
断線してたら最悪だなと思いつつ、
タイヤドライブのダイナモは自分も殆んど触ったことが無いので
吉田さんに相談します
(当店でメインで扱っている完成車には、DAVOSの完成車を最後に
タイヤドライブのダイナモを最後にラインナップが完全に無くなってしまったので
基本新車販売をさせて頂いている私は殆んど触る機会がありません
言い訳ですね 汗)
クランクを少し回しただけで「軽いな、」と一言
フロントフォーク手前のジョイント部分を外し、
フェンダーに軽く当てショートするか見てみますが起こりません
どうやら前半部分にも電気は来ていない様です
ここで原因が掴めたかのような吉田は
ダイナモを台座から外し、
台座の塗装をやすりで削り間に挟まれていた平ワッシャーを
菊座のワッシャーに替え取り付け直します
先ほどのジョイント部分を外し泥除けに軽く触れさせながら
ダイナモをタイヤに押し付けて回します
すると今回はパチッ、パチッと電気が来ているのが分かります
この瞬間個人的にはかなりの感動ものでした(笑)
どうやらダイナモから車体へのアースが取れていなかった様です
これでもライトは点灯しなかったのですがこっちの原因は
ただの球切れでした
電球を新品に替えてみると無事に点灯しました
個人的に今回の作業はかなり勉強をさせて頂きました
レベルも3Lv程上がったはずです(笑)
長々と失礼いたしました!
環八R1店は国道1号線(第二京浜)沿い!
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大型スポーツバイクショップです!