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【マニアック古谷野】CADEX超軽量一体型ハンドル導入!!

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横浜ワールドポーターズ店】古谷野 穣治 24年11月04日

 

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 古谷野の愛車GIANT TCR ADVANCED SL。

フレームの特徴である軽量性を活かして軽量化を日々進めています。

今回その目玉である軽量ハンドルが待ちに待って入荷したので交換しました。

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 プレミアムパーツブランドCADEX。

GIANTのパーツブランドというイメージを持つ方もいるかもしれません。

カーボンスポークを採用した軽量ホイールが有名ですね。

その他にも軽量なハンドルやサドルなどをリリースしています。 

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 CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR 各サイズ ¥104,500(税込)

※店頭在庫は無く、お取り寄せとなります。

 

カーボンハンドルステム一体型の物になります。

CADEXの一体型ではエアロ系のAERO INTEGRATED HANDLEBARと軽量系のRACE INTEGRATED HANDLEBARの2種類ありますが今回は後者の物になります。

カタログ重量256g(420mm/100mm)とメジャーブランドではトップクラスの軽量性。

まるでステムはおまけ重量な感じの超軽量ハンドルになります。

かといって高くなりすぎないのもCADEXのよいところです。

細身なフォルムと軽量性はTCRにピッタリです。

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こちらのハンドルセットは OVERDRIVE AEROのフォークに対応します。

一般的な規格よりもコラム径が大きくそれに加えてD型形状になります。

現在他のブランドではこの形状を採用していない(はず)ので実質GIANTロードバイク用となります。

現行のPROPEL,TCR,DEFYのProとSLグレードに対応します。

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 付属品

・専用サイクルコンピューターマウント&下部GOPROマウント(写真には写っていません)

・トップキャップ&ボルト

・付属サイクルコンピューターマウント用WAHOOアタッチメント

・PROPEL用ケーブルガイド

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箱から取り出して早速重量を測ります。

カタログ上ですと420/100mmで256gと記載されており今回導入したものはハンドル幅がそれよりも2サイズ狭い物なのであわよくば250gを切ってくれればと思っていましたが逆に少し裏切られることに・・・。

写真だとケーブルライナー菅込みですがそれがなくなるだけで10g以上軽量化にはならないでしょう。

まあこのような事はロードバイク業界よくあることですが。

それでもハンドルステム一体型としてはかなり軽量な方です。

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 付属のサイクルコンピューターマウントと合わせて実測305gでした。

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ハンドル中身は一体型なので見れませんが、さすがの軽量モデルであってハンドルエンド部分も相当薄く作られています。

エンドキャップのサイズが合わない物や広げるタイプでつけ方を間違えると割れそうなくらいです。

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上写真はハンドル変える前です。

元のハンドルがPROのSUPER LIGHT HANDLEBAR、ステムがGIANT CONTACT SL AEROLIGHTでした。

ハンドルは150g台の超軽量級ですが、ステムは実測161g(100mm)とそれほど軽量なほうではありません。

ケーブル内装系のステムはそれほど軽量なものがないのでそこがネックです。

GIANTステムには上位にカーボンのグレードありますがそれでも100mmで123g(カタログ値)です。

値段だけであればカーボンステムに変えればお安く・軽量にできますが、個人的にカーボンステムのボリューム感が細身のフレームに似合わないと感じました(ステムが太い)。

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 元のハンドル・ステム・サイコンマウント・ハンドル乗せ換えにより不要になったケーブルガイドで364g。

 ハンドル周りだけで60g(も)軽量化になりました。

約10万円で60gの軽量化をどう見るかはあなた次第です。

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いきなり完成図。上で60gの軽量化で約10万円と書きましたが個人的にはこのスマートなルックスなら10万円は納得です。

作業光景の写真はありません。

ブレーキホースをハンドル内に通し直したり(これが結構大変でした)、ステムのスタックハイトやケーブルガイド分が減ったのでフォークのコラムカットしたり、ブレーキオイルのエア抜きしたり、バーテープ巻いたり・・・、まあ油圧式ディスクブレーキになり手間はかかりますがそろそろ慣れてきました。

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 最近ロードハンドルでも増えてきたフレア形状になっています。

前々からフレアハンドルを使用してみたかったので良かったです。

今回取寄せたのはブラケット側が370mm、ドロップ側が400mmのサイズ。

ブラケット側はこれまでよりも更に10mm狭くなりましたが前の380mmハンドルをしばらく使用していて問題ないと判断しました。

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 ちなみにハンドルセットに付属するトップキャップはカーボン製ですが、アルミステムについてきたのアルミ製の物よりも分厚く重量が2gほど重かったです。

キャップとステムの質感を合わせるため仕方なく付属品を使いましたが。

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 ボルトはチタン製が標準で付いていて軽量化に貢献。

やはりこのクラスだとこのくらいのボルトが標準装備ではないと、と感じます。

ケーブルはこれまでステム下を通る方式でしたが、新しいものはステム内を通るようになりこれで完全内装になりました。

それによりケーブルをヘッドパーツ内に入れるスペーサーも不要になりましたので見た目もスッキリとなりました。

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 ハンドル交換したのでバーテープも新調。前と同じくSUPACAZですが・・・。

正面のCADEXロゴのシルバーと合わせるためにスターフェードのプラチナカラーにしました。

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 バーエンドキャップはバーテープの付属の工具を使って固定するものではなく、押し込むものにしています。

これは前ハンドルから移植しました。こっちの方がシンプルで軽量ですので・・・。

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 今回のハンドル交換でほんの60gほどですが大幅(?)な軽量化になりました。

見た目もスマートになり完成形に近づいたと思います。

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今回のハンドル交換後写真の状態で実測6.82kgとUCIルールギリギリまで持ってくることが出来ました!。

(ちなみにペダルやボトルケージやサイコンマウントを外してカタログ重量状態にして測ったところ6.52kgでした。)

フレームを乗せ換えた後にIRCの新型チューブレスタイヤに変えたり、社外品のダイレクマウントハンガーに変えたりと少しずつ軽量化をしてきました。

 

カーボンスルーアクスルや超軽量ホイールなどさらなる軽量化パーツは思い浮かびますが安心して乗れる状態ならこれが良いのではと思います。

ハンドルのインプレッションはまた後日あげようと思います。

 

2024/11/4 古谷野

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