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【スタッフバイク紹介】車重5kgアンダー!ヒルクライム特化のスタッフバイク

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松山店エミフルMASAKI】 23年01月01日

あけましておめでとうございます。2023年も始まりましたね。みなさまにとって明るく楽しい年になりますように!本年もよろしくお願いします。

新年という事もあり新たにこんな企画を始めて見ようと思います!

松山店のスタッフってどんなバイクに乗っているの?

それでは不定期ですがじゃんじゃん公開していきますね!(私の執筆が追い付くのか、紹介する自転車が無くなるのか…)

 

速く走る為、快適に走る為など様々な工夫がされたスタッフバイクを数弾にわたりご覧下さい。

また、このブログでは紹介しきれない部分も多数ありますので詳細を聞きたいという場合はそのスタッフまでご相談ください。

それでは、どうぞ!

 

記念すべき第一弾は当店1の実走スタッフ、サンデーライド担当でヒルクライムからロングライドまで幅広く行なうメカニック関さんのバイクの一台を紹介させて頂きます。
(バイクがあり過ぎて一回では紹介しきれないので間に色々な方のバイクを入れながら複数回に分けさせて頂きます。)

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TREK EMONDA SLR

TREKが作るヒルクライムバイク、EMONDA!現行モデルはエアロも少し取り入れられてますが、関さんが使用するエモンダは軽さを追求した生粋の軽量バイクとなっております。そんな、ヒルクライムに特化するこちらの車体のカスタムを少しずつ見ていきましょう!

こだわりのポイント!

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軽量フレームに合わせるのは9000系のDi2 9070シリーズ。スイッチ一つで確実な変速を行なってくれるDi2はヒルクライムレースでもタイムを削ってくれるでしょう。
現行のDi2は↓こちら

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またビックプーリーを入れてチェーンの駆動抵抗を少なくするなどと言ったカスタムも行われております。他にもインナーチェーンリングのみ楕円を採用することで、ヒルクライムにより特化した仕様となっております。
(フロントシングル化しないのですか?と聞いたところ石鎚ヒルの前半の平坦区間にも対応できるように考えていないとの事です。シングル化したらもっと軽くなりそう

ポジションが…前乗り過ぎる!

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シートマストを前後の向きを変えることで極度の前乗り姿勢を実現。UCIレースではないのでここまでサドルを出しても文句は言われませんね。規則によっては禁止される場合もありますのでレース参加前に事前に確認してください。(メーカー非推奨の為される際は自己責任で行って下さい。)
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またサドルにもこだわりが見えますね。サドルはセライタリアC59、非常に軽量ですが表面がツルツルして滑りやすい…しかしさすがはメカニック関さん、滑り止めを加工して滑りにくくなっております。

ホイールがなんと976g…

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使用しているホイールはボントレガー AEOLUS XXX チューブラーホイールと非常に軽量なホイールを装備。前後重量は公式で976gと軽すぎる装備。1,000g下回るホイールはなかなか見られるものではありませんよ。合わせるタイヤはTUFOの超軽量タイヤElite JET、1本160gと非常に軽量。タイヤ込みで前後1200g台、私が持っているC40単体よりも軽い。軽量にし過ぎると耐久性も気になりますがこのあたりは流石ボントレガー製品、安心して使用が可能ですね。さらにはスプロケットはアルミ削り出しのTNIの物を使用。ここにも軽量化への強い執念が見えますね。

コクピットで200gちょっとって?

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そしてこの車体の一番のポイントはコクピット回り。何だこのステムにハンドルは?と言いたくなるくらい面白い仕様の組み合わせが…DARIMOというスペインで生産されるハンドメイド品との事。ステム長130mmにハンドル幅380mmの組み合わせで200gちょっととの事。計測方法間違えてないですかね?疑うくらい軽量な組み合わせです。しかしお値段も財布の軽量化に貢献すべく10万円オーバー…またバーテープはほとんどまかない仕様。いらないテープを切ってハンドルの肩の部分にだけバーテープを。
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こんな数グラムの軽量も欠かせません。

他にもこだわりが

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必要最低限のパーツしか付けないというこだわりがあります。センサーはGPSとパワーメーターを使用しているのでTREKの十八番のスピードセンサーを外しております。他にもヘッドパーツやネジ一つ一つにもこだわりが。1gでも削る為二強度の必要のないネジはプラスチックに置き換えております。また、ベアリングは全てセラミックを採用しているとの事です。軽くするために関さんの膨大な知識をフル活用して組みあがった車体、それがコチラのEMONDA SLRになります。

ボトルケージも使用せず、レースの時は背中のポケットに水を入れるくらいバイクへの軽量化が発揮されたこちらの車体、4.85kgとまさかのアンダー5kg(ペダルレス仕様なのでペダルを付けるともう少し重たくなるそうです。)
それでも軽すぎる、そして剛性等も問題ないと、恐ろしすぎますね。他の詳しいカスタムは是非関さんに直接確認ください。(作業内容によっては自己責任の部分もあります)

今回は特別にこの決選仕様のバイクを持ってきていただいたので重量計測を!ペダルはそのあたりに転がっていたので少し重たいとの事です。気になる重量は…
5.16kg

軽い、軽すぎる。恐ろしすぎますね。軽量化で聞きたいことがありましたら関さんへ!

次回はヒルクライムレースからイベントまでほとんど参加する久保さんの車体を紹介させて頂きます!

それでは、次回のブログをお待ちください。

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