先日は終業後にスタッフ小俣とCOLNAGOを試乗しました。
待ちに待った、一度は乗りたかった伝統のC60。
上質すぎるロードバイクでした。
まずはやはり美しいペイントとザ コルナゴな3k綾織りカーボンに目がいきます。
まさにロードバイクならではの工芸品のような美しさも備えています。
漕ぎ出しは非常にスムーズで静かに加速。
ハンドリングのニュートラル具合と相まって、気持ちよく伸びていきます。
加速〜巡航に入り、特にダウンチューブとBB周りの造形から相当の剛性感を感じました。
入力から即反応します。
同時にヘッド周りの安定感も気になりました。
登りに入ってからもバイクの挙動が扱いやすくハンドリング性は特に目立ちます。
下りは感動レベルです。
とにかく気持ちが良いの一言に尽きます。
硬いとよく耳にしますが、張り詰めた感じではなく、実際はなかなかマイルドな質感。
が、これほどの極太チューブが満載なフレームです。
踏んでいくと、なかなか脚にきていました。
ペダリング次第では私程度の脚でも存分に楽しめます!
驚いたのは高速域はもちろんなのですが、低速域でもどういうわけか楽しく感じました。
特別軽さを重視していないからか、全体的な乗り味にしっかりと一貫性があり、全ての状況で挙動が安定した、上質な印象を受けました。
高級セダンみたいな印象でしょうか。
レースを共にしてきたコルナゴのフラッグシップです。
カリカリのレーサーをイメージしていたので、少々面を食らいました。
まぁ、伝統のC、価格も価格なので当たり前といえば当たり前かもしれませんが、本当に良いロードバイクです。
COLNAGOが考えるロードバイク像のようなものを感じることができました。
COLNAGOのバイク、好きになってしまいました!