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ワイズロード東大和店のバイオレーサー5000施工者の大元です。
(長いな~ この名乗り)
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今日のお客様はANCHORのRFX8に乗るT様。
ロード歴は長いものの休止し、ご無沙汰だった期間を経て
2か月前からまた乗り始めたという事で来店です。
なんだかペダリングをしていて窮屈な気がするというお悩みです。
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見た所大きな違和感があるようには見えませんが、
お悩みの内容から察するにサドルが前に出過ぎており、
サドルからハンドルまでの距離が近すぎるのではと思われます。
計測してT様とヒアリングをしながら調整してみると・・・
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サドル高:プラス9mm
サドル後退:プラス20mm
ハンドルサドル落差:プラス18mm
サドルハンドル距離:プラス24mm
ステムを84度から73度に交換
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サドルの高さと後退を大きく動かす結果になりました。
ヒアリングを重ねていくと、どうやらT様は柔軟性が
とても高いという事が分かり、よりレーシーなポジションの
コンペティションクラスにてフィッティングを行い、
角度のあるステムに交換する事でより落差を深くしました。
適正より2.5mm短いクランクをご利用中の為、
前傾が深くなっても上死点で太ももが詰まる事は無いようですね。
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車体にポジションを落とし込んで試して頂いた所、
「悩んでいた窮屈な感じが解消して回しやすくなった!」と
今回の大きな変化に喜んで頂けたようです。
普通落差を18mmも増えればその変化に戸惑うのですが、
前のポジションでは下ハンドルしか握らなかったというほどの
身体の柔軟性ですぐに難なく乗りこなしているようでした。
身体の柔らかさは才能ですからね、実に羨ましいです。
この新ポジションで新しい自転車ライフを謳歌してくださいね。