シクロクロス担当 益子です。
今シーズン最後のシクロクロスレースは、MTBのコースみたいにテクニカルだという評判の城里を選びました。
一般道が一部コースに組み込まれていて、遅く着くと通行止め。ということで、朝が大の苦手な私も4:00出発ですよ(>_<)
はい、着きました。C4-Aは第1レースなので優先的に受付、そして試走します。
寒くもないけど暖かいとは言えない微妙な気温の曇り空。
ゴールと別の場所がスタート地点。この階段の下です。
1周が2.5kmと長めなので、30分のC4は事前に2周レースと告げられました。通常は先頭が1周走ってから周回数が発表されるんですが、初めから分かっていると随分気が楽になることを知りました。
メインの会場からこんなに降りたところからスタート。
1周目の最初は舗装路のヒルクライムでした。後方スタートで良かった(登り遅いから)。邪魔にならないように一番路肩寄りをマイペースで登ります。
オフロードに入りシングルトラックを走って降りるとスタート地点横に。
これが、今回の難所「悪魔の谷」
試走の結果ここはランと決めていました。乗車にこだわって谷側に転ぶと下まで落ちそうなのと、乗車してもコーナーで乗れないので速くないとの判断です。
地獄から這い上がろうと必死な人たち。
路面はほぼドライ。泥は1箇所のみ。ですが、ドライ過ぎてパッサパサのキャンバーは結構難しいですね。
シケイン板は1箇所1枚のみで直線の途中に設けられているという、低難度。
落車や失速している人の脇を慎重に走って徐々に順位を上げます。無茶をせずミスをしない走りが(地脚の無い自分には特に)有効と分かっていながらいつも無理して失敗する私。
でも今日は2周と分かっていること、単調に感じるところがひとつもない忙しいコースなことで良い感じ。19位と聞こえます。
2周目に入る頃には、前も後ろも実力が拮抗している人です。周回遅れが無いので分かり易い。同じ人と抜いたり抜かれたり。相手も同じくらいキツい筈、と言い聞かせて。
最後の最後、計測ポイントが見えたあたりで後続の選手が迫っていると聞かされ加速しますが、コントロールラインギリギリで差されて競り負けました。13位の選手と同タイムですが14位。1秒未満の差だったのですが、はっきり抜かれたのが分かりました。無念。
3時間しか寝ずに3時間運転してきて、出し切った抜け殻。景色がグルグル回っちゃって立てません。
一息ついてから、キッズのCK1・CK2を観戦。
小径にはシケインが高くそびえる壁に。
悪魔の谷を含まないショートコースとはいえ、なかなかにテクニカルです。そして、ちゃんと「レース」しているキッズたち。
リザルト見たらCK1(小学校2年生以下)の優勝者は平均32.04km/hですって!?
参加者はもれなく道の駅かつらの人気商品「かつどら」がもらえました。リンゴやイチゴの煮たのが入ったどら焼き。
茨城3大銘茶「古内茶(ふるうちちゃ)」も無料配布。会場から更に山を登ったあたりが産地だそうです。これも美味。
東大和店いち押しシューズNORTHWAVEのウインクレルさんも出店。お世話になっております。レースで使ったのも、もちろんNORTHWAVEです!
C1の走りを観てレベルの違いに打ちのめされるのも恒例です。
この方々でも降りる派の方が多いようですね。
と、見ていたらPAX PROJECTの鈴木選手はコーナーを含む全てを乗車で!! ギャラリーから大歓声が上がってましたね。
C1ではシケイン前のコーステープが減速させるように張り替えられていました。
でも飛べちゃうんですねー。お見事です。
ところで、私のリザルトは完走42名中14位でした。1位の選手との差は1:12。昇格圏の3位から30秒。その中に10人以上がそれぞれ1~数秒差でギュウギュウに詰まってます。来年シーズンの課題ですね。