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GIANT渾身のカーボンホイール、実際のところゼロとワンってどう違うのよ???

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名古屋本館】梅林 康典 17年03月11日

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昨年の五月くらいに、これまでの梅林的な思考的制限を外して

投入した新機材。

 

 

 

GIANT カーボンチューブレスホイール SLRワン

 

 

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いや、実際よかったですね。

15マソで購入できる、カーボンホイールとしては破格の性能でした。

 

 

 

 

 

このホイールで、5月以降のシーズンを戦い抜き・・・

 

 

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時に

 

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うなだれたり・・・

 

 

 

 

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時に、アップダウンのあるタイムトライアルで4位を獲得

したりしました。

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

 

 

よく見ると、上の画像。

 

 

 

7月のこの時は

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バルブ付近のステッカーが白いですが

 

 

 

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10月のこのタイミングで、青になってます。

 

 

 

実はこれ・・・

SLRワンからゼロに変わってます

 

朝起きたら、脱皮してました。

(嘘)

 

 

 

ということで、

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比べてみよう!

GIANT カーボンホイール SLRゼロとワン!!

(奥っかわのワンは、都合よくスタッフの中井キュンのです)

 

 

 

 

まずですね、このふたつ。

リムは一緒です。 

 

 

 

 

GIANTってぇ~と、世界最大の自転車メーカーです。

多くのメーカーが、カーボン繊維を製造している会社から

「カーボンシート」の状態で買って、フレームやらホイールにしていくのに対して

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GIANTはですね。「カーボンシートから自前で製造」

できます!!

その規模と技術力の面からも、世界イチぃです。

 

 

 

そんなGIANTが生み出したカーボンリムですから、

精度はむちゃくちゃ高いです。

 

 

 

このホイール、いまの時代の最先端を行く

「カーボンチューブレスレディ」

なんですが、そこで要求されるのはタイヤとのマッチングによる

精度です。

「チューブレスレディ」というからには、タイヤの中に

隙間を埋めるシーラント剤を流入させる必要が本来あるのですが

試しに、シーラント剤なしで使用してみたところ・・・

 

 

 

まったく問題なし。

(IRCのフォーミュラPROチューブレス使用)

 

 

 

朝、家を出る前に空気入れて

→翌朝チェック。

だいたい、0.5BARくらいの抜け具合。

(個体差や、環境の差はあると思います)

 

 

 

これなら、通常の使用に耐えらえる範囲です。

むしろ、ラテックスの高級チューブラーに比べれば

エア抜けは少ないと思います。

 

 

 

 

というかですね。

このGIANTのSLRホイールシリーズ。

 

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すでに完成車の状態でも、チューブレスタイヤを装備。

つまり、メーカーとしてもチューブレスタイヤ使用が前提であり

むしろチューブレスでないと勿体ない!!

 

 

 

現に。

現在・京都店にいるホッシ―壱号こと星野マサヒロが

SLRワンを購入してしばらく経ったのち

普通のクリンチャータイヤで使用しているのを見た

梅林&ホッシ―弐号の名古屋組が

「えーチューブレスじゃないの!?

プ―クスクス、遅れてるぅ~~!!」

となり。

試しに、ホイールごと交換してみたところ。

「うわっ!!全然違う!」

と本人も驚き、その後すぐにチューブレス化してました。

 

 

 

つまり、

「GIANTのホイールの本気を知りたければ、チューブレスタイヤを使え」

ということです。

 

 

 

そんな技術力の精度を見せつけるカーボンリム。

SLRワンとゼロでの値差が、7万ほどありますが。

 

 

 

実際、どうよ??

 

 

 

 

 

 

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このハブが違うせいなのか・・・

 

「ゼロ」のほうが、明らかに転がる。

 

 

 

 

ハブの中身は、定評のあるDTスイスの240Sという

他社のカーボンホイールでも

「そういえば、あそこも・・・」

な採用をされていたりします。

実は、梅林がここ数年で実際に使用してきたカーボンホイールは

ことごとく、「ハブの中身は実はDTスイス」だったりしました(笑)。

 

 

 

それくらい、信頼性と性能の定評のあるハブなので

普通にヌルヌル回ります。

比較対象でいえば、シマノの最高グレードの

デュラエースのホイールと比べても遜色ないくらい。

 

 

 

一方で、価格を抑えたSLRワンのハブはGIANTのオリジナル。

完成車メーカーのオリジナルホイールというと、

だいたい微妙な出来になっていることが多いのですが

そこは、さすがGIANT。

比較対象でいうと、シマノのアルテグラぐらいには回ります。

 

 

 

そして、スポーク。

よーく見ると

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SLRゼロが、扁平のエアロスポークなのに対して

 

 

 

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SLRワンは、丸形スポーク

 

 

 

じゃあ、ワンのほうが安っすいスポークを使っているかというと

そうでもなくて。

スペック上は、頑丈かつ適度な伸びで有名な

SAPIM製になっております。

 

 

 

一方の、ゼロのほうはハブと同じ

DTスイス製のエアロライト

組み方は同じ、「DBL」によって

スポークの力のかかる方向によって役割を分けて

「引っ張る力」と「縮んで反発する力」をそれぞれ働くように設計。

 

 

 

つまり、ハブとスポークの材質が違うだけで

やってることは一緒。

のハズですが、実際に乗ってみると明らかに違います。

 

 

 

回転体として明らかに転がる

ことと

力をかけたときのキレが高い。

そして、を上げていった時の伸びも違います

 

 

やはり、値差7まんえん分の価値はありますね。

 

 

 

とはいうものの、SLRワンも15まんえんのお値段を考えると

破格の性能。

他のメーカーで言えば、20万円はするでしょう。

 

 

そして、22万円のSLRゼロはお値段以上の性能

むしろ、バーゲンセールと言ってもいい性能。

 

 

先日、別の機会に全く同じハブとスポークを採用した

カーボンクリンチャー/チューブレス

のホイールを試したのですが、

27万円以上のお値段に見合っているか?の

期待には応えることはできず・・・。

ある意味、GIATNのホイールを使用していることで

梅林の中での基準が上がってしまっている

んじゃないでしょうか?

 

 

 

そして、他社のカーボンチューブレスホイールと比較した時に

さらに違いがわかるのが

エア漏れの少なさ

これは、ゼロでもワンでもリムは共通なので

GIANTのカーボンリムの精度の高さの証明と思われます。

(個体差はあると思いますが)

その、精度を実感するためにもぜひ、チューブレスタイヤでの走行をおススメします。

 

 

惜しむらくは、通常のSLRワン&ゼロ

がリムの高さが30mm。

そして、エアロモデルが

55mmとかなりのリムの高さで

間がない

ことですね。

実際、今の主流派「登って平地の速度も上げられる」

40mm前後、に各メーカー落ち着きつつあるので

ぜひ、GIANTにはマイナーチェンジでそこの

「絶妙な中途半端さ」にトライして頂きたいです。

 

 

 

 

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SLRワンは、15万円でのもっとも安定した性能の

カーボンホイール。

SLRゼロは、22万円で手に入る破格の性能。

 

 

 

 

どちらも、ぜひチューブレスでの使用をおススメします。

(くどい)

特に、IRCの新型のフォーミュラPROチューブレスと組み合わさった時の

ホイールの覚醒っぷりは

「違和感を覚えるほど」(当店スタッフ)

併せて、店頭でお問合せください!!

 

 

 

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