春のうららかな陽気に誘われたかのように・・・
Y's Road名古屋店にやってきたのは・・・
DE ROSA "PROTOS" !!
昨年のサイクルモードでお披露目となった
イタリアの至宝 DE ROSAの新型レーシングモデル。
今シーズンから、NIPPO ヴィーニファンティーニも駆るマシンであり
先日の春のクラシックレース
ミラノ ~ サンレモ
においても、内間選手の290kmに渡るロングレースの完走に
少なからず貢献しております。
そんな、イタリアのレーシングブランドの
最高グレードの"PROTOS"の試乗車を
日本正規代理店である 日直商会さんのご厚意で一日お借りしたものの・・・
「これサドル、高くね???」
そう、イタリア人を想定した試乗のサイズのため
サドルが高い、そしてステムが長い。
無理すれば、サドルを低くして乗れなくもないが
それではきっと、DE ROSAが意図するところは伝わらないんではないだろうか???
そう思った、梅林。
コイツに乗せることにしました。
はい、Y's Road全店の中でも屈指の
いや随一の「脚長ヤロウ」ホッシー弐号です。
(もうひとり、京都店にまったく同じ脚の長さのがいますが割愛)
さて、いざ乗せてみると
恐ろしいほどのピッタリ感。
心なしか、笑顔になっている気がします。
たかひろくんが楽しそうで、なによりです。
走り出す!!
初めていきなり乗るマシンで、信号待ちでスタンディングを
披露するなど高い安定感を発揮。
車の流れに並走しながらも、
高い速度域を維持と、再加速のダッシュも気持ちよさそうです。
小さな坂でのダッシュも、難なく対応
(このあと、横を歩く女子に声を上げられる)
一気にトップスピードに乗って
コーナーへ侵入
速い!!速いよ、"PROTOS"さん!!
シケインの通過が速すぎて、
カメラのピントが合わず。
イタリアンバイクとしては珍しく、地面からのBBハイトが高いので
乗っている本人ももうちょっと重心位置が高くて
フラつくかと思いきや、一気に倒しこんで
スピードをロスすることもなくコーナーを曲がるハンドリング性能に
ご満悦。
レースで想定するスピード域に上げていった挙動でも
ダンシングの反応が素早く
駆動力に変わっていきます。
Fフォークが硬すぎるとハンドルが弾かれて
ダンシングがし辛くなるのですが
非常に高い剛性感でありながら
「いままで乗った中で、一番いいんじゃないか?」
とも思える、加速性能。
振動吸収性については
「プロスペック」とも言うべきもので
コンフォートな乗り味は期待できないようですが
しかし、それでも290kmのクラシックレースを走破してるからなぁ・・・。
今回の試乗車が、アルミホイールのカンパニョーロEURUSだったのですが
カーボンホイールのBORAを前提で作っているのかもしれません。
問題は、70マソ近いお値段ですが
それを忘れるくらい、プロ選手が使うさすがの性能を堪能させて貰いました!!
ありがとうございます!!