昨年、オダックス近畿のブルべ400km近江八幡 賀の道(南)で12時間ほど雨の中のライドを強いられたことのある、名古屋ウェア館・尾林です。
基本的にどんな天候であれ自転車通勤をしていることもあり日常的に雨ライドはしてますので、今回はそんな私が今の時期から使いだしている雨対策ビブタイツがありますのでご紹介したいと思います!
プロ選手たちが雨のレースで使用するタイツ
非防風で蒸れないけど寒くない!10℃前後推奨モデル
CASTELLI
TUTTO NANO BIBTIGHT
定価¥22,550(税込)
少し生地に厚みのある非防風の裏起毛ビブタイツで、推奨温度帯としては10℃前後が使いやすいモデルです。
特徴は超撥水のNano Flex素材
防風じゃないのに超撥水による防水性が高いというNano Flex素材を使っており、ストレッチ性も高くて身体にフィットするので、一般的なレインアイテムでは成しえない抜群の空力性能と快適性能を誇ります!
最近の雨通勤で使った印象
水滴が玉の様に撥水しているのが分かりますか?
雨だけでなく路面が濡れているからこその地面からの水しぶきもバッチリ撥水して守ってくれました♪
しかし、膝は伸縮するからか、すでに12時間の雨ライドをこなして生地が弱っていたのか分かりませんが、30分ほどのライドで浸水してしまってはいました。
過去の12時間の雨ライドでのインプレ
冒頭で軽く触れたブルべ400kmに参加した時の話ですが、スタートから普通に雨が降ってましたが撥水性の高さでバンバン水を弾いてくれてしばらくは濡れた感じも無く、通気性もある事で熱くなり過ぎることも無くと抜群の快適性を発揮してくれました!
とはいっても、12時間以上の雨ライドは過酷すぎまして、しばらく走っていると大粒の雨に変わりペダリングの時の膝を上げた瞬間に雨粒が強く当たると多少ですが中に浸透してしまい、走り続けている内に太腿の前側は普通に濡れてしまいました・・・
しかし、素材自体に保水力が無いのか起毛素材の様な濡れた冷たさではなく、「何か濡れてるな~」って程度でそこまで体温が奪われるような冷たさは感じませんでしたので、下りとかで受け止める風が強くなる場面以外は意外と濡れてること自体が気にならずに走り続けることが出来ました!
特に非防風だからこそ雨が小降りになってからの乾きの早さはピカイチで、朝7時から降られ続けた雨も19時ごろにやっと小雨になってくれたと思っていたら、いつの間にか濡れたような冷たさも無くなり下りで風を強く浴びても寒さを感じず、そこからの夜のライドを快適に走れてこのビブタイツを買ってよかったと本気で感動しました(笑)
お尻を守るパッド自体も流石のカステリ!と言わんばかりで、400kmの後半150kmほどはお尻荷重でゆっくり走っていたにもかかわらず、強い痛みも感じず走り切れたのでこのタイツが無ければ昨年のブルベSR達成は成しえなかったことでしょう。
最後に
今年はコロナの影響でカステリの国内入荷数が激減しておりますので、気になってる方は在庫が無くなる前に是非!ワイズロード名古屋ウェア館へご来店下さいませ!お待ちしております♪
2021/12/13 オバヤシ ヨシフミ