いつの日かと恐れていた・・・
いつの日かと夢見ていた・・・・・・
今年も逝ってきました!!
サイクルスポーツ誌面企画
2017最速店長選手権 !!
のっけから、出オチですが
優勝したのはこの人
はい、地元の星
筧 五郎さん。
愛知県に、最速店長の称号を持って帰ることができました!!
序盤から、終始アタックを掛け続けた
五郎さん。
かつては乗鞍の優勝でもクライマーとして認知されてましたが
近年は、シクロクロスでのマスターズの日本チャンピオン
そして世界選手権の出場。
さらに地元のレースでの、タイムトライアルの優勝。
今期は、実業団レースでもアップダウンのある中で
スプリントによる2勝と
アラフォーを越えての、オールラウンドな脚への開花を迎えた感もあり
圧倒的練習量、先月2000kmそして今月も19日までで
1900kmと
「距離を走れば強くなるわけではないが、
強い人は距離も走っている」
を立証する結果。
(走行距離にローラーは含みません。あくまでも実走距離です)
もちろん、愛知県のアピールをしていたのは
五郎さんだけではありません。
昨年の三位の、刈谷の虎
井上タイガー店長。
直前の合同練習で、調子の良さを感じていましたが
積極的にしかけるものの、最後はターボが無くなっていたような
動き・・・。
「最速店長」というだけあって、
全国から猛者が集まります。
右:昨年優勝、一昨年2位の、岩島店長
中:昨年4位の遠藤店長
左:昨年2位、一昨年優勝の涌本店長
さらに、久々の参加の
阿部良之さんです!!
元、日本チャンピオンにしてアジアチャンピオン。
ジャパンカップ・ロードレースを勝った唯一の日本人にして
かつて世界最強と言われたマペイ・チームに所属していた
阿部さんです!!
そしてこの方。
昨年まで現役でアンカーで走っておられた
2014年 全日本選手権2位
国体ロード4勝の
井上和朗さん!!
北陸から、満を持しての参加です。
それ以外にも、名だたる豪脚店長が集まった
今年の最速店長選手権
過去最高の44名
過去最高のヤバい面子が集まりました。
そこに挑むために、梅林。
この二か月での練習は、さすがに五郎さんには及ばないものの
7月からの走行距離、
3400km
前々日の移動日も、40kmほど良い感触で追い込み
登りと下りが緩やかに繰り返すコースで
40kmでNPが4.3倍。
仮想でFTPが、4.8倍~4.9倍
今期最高の調子。
実は、めっちゃコンディションが合ってます。
直前の練習でも、思ったところに心拍が上がっていき
下がるのも早く
状態の良い手ごたえ。
しかし、調子が良いとは言っても
100の力の相手に対して
10の力が12になった程度で、知れています。
そうはいっても、テリーマンだって超人強度95万パワーで
5000万パワーの完璧超人を倒したことはあるじゃないか!!
(意味不明)
可能性は限りなくゼロに近いが、
しかしゼロではない以上、そこに挑む価値はあるはずだ!!
前日
本社での会議の合間を縫って
ローラー台をお借りして、調整。
皆さんに茶化されつつも
アップの後、FTP出力で15分
20秒ごとに負荷を上げていきつつも
脚に疲れは残さないように
回転主体で、心肺に負荷をかけていくようにする。
いよいよ当日。
調子は万全だぜ!!
と言いたかったが、なぜか朝から
お腹イタイ・・・・・・。
トイレに出たり入ったりを数回繰り返し
朝ごはんも少量のみしか食べられず、一抹の不安・・・。
会場について、スタートの2時間前までに
おにぎり、パン、シリアルなどを大量に摂取しつつ
サプリメントも補給。
気温があまり上がってこない予想から
真水は要らないと判断。
ボトル一本目:グリコCCD+梅丹の電解質パウダー
ボトル二本目:グリコ・クエン酸BCAA+グリコ・ワンセコンドCCD
にて、「水分補給しつつカロリー濃いめ」。
念の為、背中にグリコ・ワンセコンドCCDを2本と
スポーツようかんを1本、装備。
朝ごはんをあまり食べられなかったので、ドリンクのカロリーを
高めにする作戦。
スタート前。
三年前は、一列目でしたが
人数が増えるに従って、三列目に。
(並びは50音順)
今年は、ローリングからそのままスタート
ということで、ローリング中から
ジワジワと前に出ていく店長もいます。
「カ行」のスタート位置から、スルスルと前にいく
五郎さん。
この時点では、速度も緩やか。
35~37km/hくらいで進行。
そして、リアルスタート!!
一気に、40km/hオーバーへ。
「ア行」であることを生かし、6番手くらいの良い位置へ。
この時点で、例年どおりに井上タイガー店長が
ファーストアタックを敢行。
集団はそれを見送る形。
が、1周目後半からローテーションによって
集団も加速。
梅林も、先頭で追走に参加。
実況のツイッターでも
名前を呼ばれることに、成功。
SHIDOの安藤店長と共に、井上タイガー店長を捕まえ
そのままカウンターへ。
ちなみに、今シーズンの最大心拍が187bpmなので
左の表示を見ると、すでにほぼMAX。
さすがに、昨年の完走者6名という事態を避けるため
強豪たちも、クサい動きはすぐにチェックに入る展開。
お互い、初顔合わせな相手もおり
脚色もわからない状態だが
まずは、この面子のなかでは
梅林が一番、貧脚。
カウンターの動きにしたかったが、ソッコーで捕まり
しかも被せてくるのが、
あの井上和郎さん。
いや、カズオさん。梅林は大したことないので
そんな追ってこなくても・・・
一端、集団に埋没し・・・
様子を見ながら進行
ここまでの周回でのGARMINのデータで見ると
今期の最大心拍のところまで、一気に上がって
特に逃げを追った2周目が平均心拍でも97.9%で
ずっと全開。
感触としては、非常に心臓が良く動いてくれるので
脚に頼ったパワー主体の走りよりも
回転重視のペダリングでいったほうが
温存できる予感。
アベレージのケイデンスを見てもらうと、
体に対して長い170mmのクランクを使用しているにも関わらず
普段よりも高い数値が出ているのがわかります。
集団内で落ち着いたあと
10周目をすぎたあたり、
散発的なアタックのあと右側から、中尾店長が前へ。
五郎さんと共に、この動きを追って
先頭のさらに前へ。
さぁ、ふたたび集団の先頭にでたぞ!!
五郎さんも、
「お前、いけんの??」
と振り返る。
アタックになるのか!!??
アタックかけられるのか!!??
後半に続く!!
ご期待ください!!