松山店の在庫では置いていないですが取り扱いがある「POLYGON」
代理店様のご厚意で試乗させていただきました。
それでは車体の紹介です。
どうぞ!
POLYGON HELIOS A8
価格:¥605,000
カラー:グレー
[ysid 4582326466235]
(適正サイズ外の車体に乗ったので落差が醜い(´;ω;`)そしてカバーを下げ忘れる失態。)
まずはこの車体を開発しているPOLYGON について案内を!
POLYGONはインドネシアのブランドになります。
「POLYGON BIKEはインドネシアの自転車メーカーにてオリジナルで設計されるブランドで「POLYGON(多角的)」の名前の通り、様々なカテゴリーにおいて、次代の先端を追求するブランドとなっております。その一つの証として、POLYGONがサポートする Kurt Sorge が2015年RedBull Rampage(ダウンヒルレース)において、優勝という輝かしい功績を残しました。
北米、ヨーロッパ、アジアに拠点を置くエンジニア、テスト担当、デザイナー達がこの先進性を支えています。新家工業はこの自転車メーカーに、長年に渡りリムの提供を行っており、その発展をサポートしてきました。このパートナーシップにより、日本でのPOLYGON BIKEの販売を担っています。」
また、このフレームは日本のチーム「VC FUKUOKA」が2024年から使用するブランドになります。
まずはバイク紹介を!
HELIOS A8
オールラウンダーなフレームです。
一見、エアロフレームのようですがフレーム重量はおおよそ800gと軽量バイクの部類に(公式サイトより)。
平地も登りもこれ一台で走ることができますね!
変速機周りはSHIMANO R8020
機械式11速ULTEGRAです。
Di2化が各メーカー進んでいる中であえての機械式、しかも11速アルテグラの完成車!
勿論Di2にも対応しています。
FD周辺にはケーブルを出す穴も完備!
ヘッド周りはFSA SMRを採用しています。
ステムはFSAのステムを使用しますがハンドルに制限がほとんどないのがありがたい!
ACRに対応したステム一体型ハンドルも取り付け可能です。
ケーブルはフルアウター
引きが軽く、ほんとにコレSMR採用したフレームなのか?と疑いたくなります。
タイヤクリアランスは28Cをつけてこのくらい
30Cは入りそうですね。32Cはちょっと怪しいかも。
タイヤ幅はメーカーサイトにも書いてないので太いタイヤを入れる時は要確認です。
ブレーキは当然油圧ディスクブレーキ+スルーアクスル+フラットマウントと標準的なロードバイクの規格を採用しています。
パーツの載せ替えには困らなさそうです。
シートステー周り
そしてこの車体
シートポスト周りが良い!
これはよい!
何が良いかって
空力的に臼式を採用
臼式のシートクランプはエアロ効果は考えられているのですがどうしても臼式のデメリット、シートポストにめり込んで調整がしにくい、跡が付くなどがあり、少し苦手でした。
しかし、このフレームの乗るときに自分のサドル髙に合わせようとクランプを緩めると、すとんっとめり込んでいるような感覚は無く、スムーズに調整が可能でした。
その後青木君も試乗をしたのですがその時もスムーズに調整することが出来ました。
また、櫓は前後調整が可能なのでシートポスト一本でオフセットの変更が可能です。
これはありがたい!
そして今回試乗した車体についているホイールが
個人的に気になり始めたホイール
ARAYAのカーボンホイールになります。
チューブレスにも対応したホイールです。
今回の試乗車ではチューブレスレディーの運用ですがIRCなどのチューブレスタイヤを使用すればシーラントが不要のチューブレスにすることも可能です。
リムホールが無くリムテープが不要のホイールなので空気漏れのリスク軽減やホイール外周を軽くできるなどのメリットが多数あります。
タイヤとホイールロゴとバルブがオレンジでまとまっています!
フレームがグレーなので車体をどんどんオレンジ色で染めたくなりますね!
ホイール内幅は18mm、そして外幅は25mm、一番太いところで28mmと25,28mm前後のタイヤで最適化されるようなホイールになっています。
そしてホイールのラインナップはディスクブレーキモデルのチューブレス仕様は試乗車についていた45mmハイトのものだけの展開になります。
実際このあたりのリムハイトが一番使いやすいですからね!
チューブラーモデルでは38mmと更に低くなります。
日本のメーカー「ARAYA」
日本の地形、日本人の脚などをを考えて一つに絞ったラインナップになっています。
これはお勧めできます!
価格も¥242,000となっています。
SHIMANOのアルテグラのホイールと似たような価格ですがコチラはリムテープあり、ARAYANOホイールはリムテープ不要。
どちらが優れているなどは言い切れませんがランニングコストを見るとARAYAのホイールの方がお安くできます。
ラチェットは少しうるさめでしたね。
6ボルトではなくセンターロックなのもポイントが高いです!
素早くローターの取り付けが可能です!
ホイールの詳しいスペックなどは公式サイトをご覧ください!
また、コンポーネントのグレードが一つ抑えられた車体もあります。
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さて、ここまで今回の試乗車のスペックについて書いていましたがここからは私が感じたことをかきましょう
それでは、ここからは試乗した神山のインプレです。
(※感じ方には個人差があります。)
まずは私の詳細を
体重:63㎏(やった、増えてる!)
FTP:200前後を行き来 約3倍
試乗時の空気圧:F;80PSI R85PSI
MAVICをチューブレスで使用していた時と同じような空気圧です。
(若干こちらの方が高めですが)
試乗は店の近くの平坦路
登りが無いので登坂力を試すことはできませんでした。
まず試乗をする前にサドル髙をあわせる時に感じたのが上でも書きましたがシートポストの調整が楽。
食い込んでいないのですっと下がってくれてストレスなく乗り始めることが出来ました。
さて、近くの道路まで車体を押していき、いざ乗ろうと一漕ぎ。
これは、、ススム!
程よい剛性で可もなく不可もない車体です。
立ち上がりはしっかりと伸びてくれる、けど嫌な反発が無い。
ビンディングシューズを履いた条件であればより進んでくれたことでしょう。
そして、巡行もフレーム、ホイールの性能のおかげで維持も楽に出来ました。
中間加速も癖が無く、しっかりと伸びてくれる
乗っていて程よく進む速いバイク、という印象です。
過去に乗ったフレームの中では795よりもARに近い印象です。
ARより加速はスムーズで伸びる感覚です。
剛性 795>>HELIOS A8>AR
体感、上のような位置付けです。
ホイールの掛かりも良く、ロード用ホイールとして性能は申し分なし、そんな印象です。
1点このホイールでの自分の中での不満点を挙げるとするとうるさい。
ラチェット音がうるさい、そんな印象です。
自分が静かなラチェットが好みなのがかかわってくるでしょう。
自分の車体で試せばホイール本来の性能を知ることが出来たと思うので、機会があれば自分の車体に装着して乗ってみたいです。
そして、自分の中でロードの車体を決めるのに最も重要にしているのが操作性。
ここは私に直接聞いてください。
そして試乗が終わった後に改めて感じたのは快適性ですね。
嫌な剛性が無いので快適な乗り心地でした。
これは今後私本気でレースで勝つことを求めている人にお勧めしたい車体の一台になりました。
一台で平地も登りも万能にこなすことができる車体、松山店で注文可能です。
是非ご相談ください!
(青木君、EMONDAを納車して1年も経っていないのに後悔しています。いい車体を知っちゃったね!)
それでは!