自転車選びで悩みがちな車体の色について
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
自転車をお選びの際に重要なポイントの一つ
それは車体のカラーリングではないでしょうか?
一度購入すれば変える事は難しく、数年以上の単位で使う物ですからね。
そんな自転車の色選びについて
傾向やメリット、デメリットなどをご紹介いたします。
グロスとマット
塗装の表面に艶が有る物がグロス
艶消しカラーがマットです
グロス
フレームを各色塗装した後に、クリアカラーの塗料が吹いてあります
クリア塗装がある程度紫外線をカットしてくれる為退色などを起こしにくく、小傷もクリア層で止まっているレベルであれば補修が容易です。
塗膜が厚くカラーリングの深みが調整しやすい為色のラインナップは多いですね。
デメリットがあるとすれば重量面でしょうか?
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マット
艶消しカラーです。
落ち着きのある印象になりますが、管理という点ではグロスカラーよりも少し難しくなります。
小傷でも綺麗に消すのは難しく、ズボンなどが擦れる箇所だけ艶感にムラが出来てきたりします。
クリア層が無い分紫外線の影響を受けやすい為屋根のある環境に保管するのがオススメです。(※もちろんグロスカラーでも屋根有り保管の方が良いですが)
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各カラーの特徴
ブラック
スポーツバイクでは一番人気と言っても良いカラーでしょう
対候性が高く汚れも目立ちにくい為管理は多少楽と言えますが、デメリットとして夜間の被視認性の低さが挙げられます。
ライトや服装などの方が重要なのでそこまで気にするポイントではありませんが・・・
カスタムパーツと色を合わせやすい為弄りやすいと言えるでしょう。
ホワイト
こちらも人気のカラーですね。
ちょっと汚れが目立ちやすいカラーですが、暗色よりも夜間の被視認性が上がります。
こまめな清掃がオススメ。
シルバー、グレー系
定番の黒白に比べればラインナップしているメーカーは減りますが、実は汚れも目立ちにくく対候性も高いカラー
大きなデメリットという物は無いのですが、強いて挙げるなら写真映りが地味になりやすい事ですかね。
シルバー系のパーツをラインナップしているメーカーは多いのでクラシカルなカスタムなどにもオススメ。
レッド、オレンジ、ピンク系
鮮やかな物から深みのある物まで選べます
暖色系は乗っていて「やる気」が出るカラーだと思います
デメリットは紫外線に弱く退色しやすい事
イエロー系(黄緑含む)
夜間や悪天候での被視認性に優れ、鮮やかで写真映えしやすい!
背景に溶け込みにくいため写真を撮る事がある人には特に勧めたいカラーなのですが、弱点としてはラインナップしているブランドが少ない事ですかね・・・
ホワイトなどと同様に汚れが目立ちやすいカラーである事と、紫外線に弱いカラーなので使用、保管環境は要注意です。
ブルー系(水色やパープルも含む)
鮮烈な物から落ち着きのある物まで多彩なカラーが選べます。
赤や黄色に比べ対候性が良い為鮮やかなカラーの中では管理しやすい色ですね。
特に大きなデメリットはありません。
グリーン、ブラウンなどアースカラー系
グラベルロードなどオフロード系車種に採用されている事が多いカラー
自然に溶け込む落ち着いた印象で、ブラウンサイドのタイヤや革カラーなどのパーツと相性が良いです。
特に大きなデメリットはありません。
無塗装系カラー
鉄やアルミ、チタンやカーボンのフレームに着色をしていないカラー(※表面保護の為にクリアは塗ってある場合が多い)
繋ぎ目の溶接や磨き跡がそのまま見える為、一台一台に違った味があります。
他カラーよりも塗料が少ない分ちょっとだけ軽い・・・はずです。
結局どのカラーが良いの?
最終的には好みです(笑)
私自身はイエローやレッド、ブルーなど派手な色を選びがちですが、たまにはシルバーやブラックなど落ち着きのあるカラーも良いなと思います。
一つ注意点を挙げるとすれば「カタログのカラーは信じ過ぎない」という事
写真撮影時の背景などの反射により色味が違って見える事も多いですし、最近ではCG合成画像の場合もあったりします。
また、生産工場の違いやロットにより同じ車種でも微妙に色味が違う事すらあります。
取り寄せ品の場合このあたりはお店側でコントロールする事が出来ませんのでご了承下さい。
ちょっとニッチな話題かもしれませんが自転車のカラーリングのお話でした。
色が気になる車種があれば在庫確認は電話にて可能です。
よろしくお願いします。