今回はオプションパーツについてのお話です。
皆さんは泥除けについてのイメージはどんな感じでしょうか。
便利だけどダサい?なんて声が聞こえてきそうですね。
まず、泥除けっていうとダサい感じがするのでオシャレにフェンダーって呼びましょう。これが第1歩ですよ!(笑
ひとくちにフェンダーと言ってもけっこうな種類が存在しています。
まずは簡易型フェンダーです。
前だけ取り付けてフォークの股部分に汚れが詰まらないようにしたり、後ろだけ取り付けて自分自身にはね上げた路面の水がかからないように、などピンポイントな用途に使用するのが一般的です。
前用は形状によって、フォークではなくフレーム下側をガードするタイプもあります。写真のものはこのタイプですね。
このタイプは着脱が容易なものが多いのが特徴ですが、見た目にも「付いてる感」が強めです。
が、設計に余裕があるものがほとんどなので、ある程度は何にでも取り付けできることが可能なものが多いのはフェンダーを試してみるハードルが下がって良いですね。
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次に簡易型のフルフェンダーというタイプ。
これはある程度タイヤに沿ったデザインになっているものが多く、後述する固定タイプのフルフェンダー程ではありませんがしっかりめに飛沫を防いでくれます。
前後のデザインにも統一性が出るので、見た目の違和感も少なくなってきますね。
その割に最初のセッティングさえしっかり行っていればその後の着脱は容易です。
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最後に固定式のフルフェンダーです。
私が使っているのはこのタイプですね。
もちろん商品によっては変わりますが、フレームに飛んでくる飛沫や汚れも大半は防いでくれるものが多いです。
重量は他のものよりも若干かさみますが、雨天や雨上がりの走行後の掃除がラクになりますし、室内保管にもおススメです。
フレーム全体を掃除してから入れるのはけっこう大変ですからね...
見た目の面でもカラーなども含めて合わせていけば違和感はそんなに強くなりません。
タイヤやホイールは黒い場合が多いので無難にいくなら黒がおススメです。
見つかるのであればフレームカラーなどに合わせてみるのも良いですね!
固定式フルフェンダーは車種やサイズによっても相性が出ますので、できれば現物同士を合わせられるのが理想です。
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タイトルでお察しかもしれませんが、今回おススメするのはこの固定式フルフェンダーです。
相性が出るとは言いましたが、メーカーによっては専用品が用意されている場合もあります。
だいたいは無難なカラーになりますが、相性を気にせず選べるのであればなるべく専用品がいいですね。
デザインもなじみやすいよう考慮されている場合が多いですよ。
いちばんのおススメな組み合わせはTREK FXシリーズとNCSフェンダーセットの組み合わせです。
各サイズに取り付けが可能なように設計されており、ガード範囲も非常に広く汚れが目立ちやすいカラーのフレームもしっかり守ってくれます。
TREK FX 3 DISC + BONTRAGER NCS FENDER SET
先ほどの画像のFX3は非純正のフェンダーでしたが、こちらが純正のものです。
より低いところまで覆っていて、飛沫を徹底的にガードしてくれます。
重そうなルックスですが軽量で頑丈なポリカーボネート製なので金属製よりも軽量ですよ。
同社製テールライトの取付やリアキャリアの併用も可能なので、便利なバイクに仕上げることが容易なのもポイントですね。
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ここからは細かい部分の特徴です。
フロント側部分です。
一般的なフルフェンダーよりも前側、下側ともに長めでフォークやダウンチューブへの飛沫の付着を防いでくれます。
ステー部分もしっかりタイヤに沿うよう調整しやすく、固定もがっちりしています。
これだけ低いところまで防げる!
またフラップが流れ落ちる水滴をやや後方に落としてくれるので、再度タイヤに水分が戻ることを防いでくれます。
サイド方向に飛ぶ飛沫以外はほぼ完全にガードされる安心仕様ですね。
リア側部分です。
180°以上の部分を覆っていますね。
シートステーやシートチューブ、BB周辺の汚れの付着を防いでくれますし、自分の背中などにはまったく飛んでくることはないでしょう。
これだけガード範囲が広いと逆に一体感があってあまり違和感がありませんね。
上側のフレーム固定は任意の位置に固定できるのでどのサイズにも対応可能ですよ。
ダボ穴と各所クリアランスが確保されてさえいれば他社のバイクにも比較的取り付けがしやすいかと思いますが、やはり現物合わせ推奨です。
BONTRAGERのテールライトが取り付け可能な台座が付属します。
キャリアーを取り付けした際など、キャリア専用ライトでもいいのですがちょっとやぼったい見た目のものが多くなってしまいます...しかしシートポスト取り付けのライトでは荷物で隠れてしまいますよね。
これならスッキリした見た目を保てますし、このライト自体も視認性能が高くおススメですよ。
もちろんキャリアーなしの状態でもスマートでいい感じです!
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これだけガッチリとガードしてくれるなら路面が濡れていたり、ちょっとした雨くらいなら問題なく走れそうですね!
スポーツバイクで雨天は怖いという声はよく聞きますが、一般的にタイヤ幅が35mmもあれば路面状態に大きく気を遣う必要はなくなってきます。
最近は元からそのくらいのタイヤ幅やもう少し太いタイヤのモデルも増えてきていますので、普段乗り~サイクリング・ツーリングが可能です。
ゆるーくも使えるスポーツバイクをお探しならその辺りがおススメですよ。
せっかくなのでなんでもできるバイクがいいですよね。このタイプは最初の加速はゆっくりめですが(それでもシティサイクルより充分早いです)、出せる速度は細めタイヤのものとあまり変わりません。
一時期と違って、スポーツバイクは気合いを入れないと乗れない自転車でもなくなってきているので気軽に乗れる自転車として良いと思います。
そんな車体にフルフェンダーを装備すれば無敵になれるので、ぜひご検討くださいね!