こんにちは、植竹です。
先日の社内試乗会で印象の良かったCOLNAGOのV3-RSを、メーカー様にお願いして特別に長期お借りしました!
アキボウ様、ありがとうございます。
休日のロングライドでいつもの練習コースを走り、社内試乗会のコースでは見極められなかった巡行性能、登坂性能、長時間乗った時の印象などをじっくりと乗り込んで確かめてきました。
V3-Rsインプレ
第一印象
ハイエンドバイクらしい剛性感はありつつも、パキッと硬くはないので脚に優しそうだと思いました。加速も踏んだ瞬間にパン!と加速するのではなく、一瞬ためがあってからグインと伸びていく印象でした。乗り手に優しく、レース後半でも力を発揮できそうな気がしました。
巡行性能
今回はホイールにMAVICのCOSMIC SLR 45を履いて走りました。 普段は24mmハイトのホイールを履いているのでホイールによる恩恵も大きいとは思いますが、平坦の巡行性能はとても高く感じました。40km/hほどの速度まで上げた時のスピードの維持が楽でした。人の後ろを走っている時もいつもより楽で休めている感じがありました。
加速していくときに、回しやすいケイデンスを維持してギアを重くしていったときに、「もう一段重くできそう」と思って重くしても、さらにもう一段重くできそうと思えました。速度が乗ると巡航が楽で、気持ちの良い加速でした。
ホイールベースが長いからか直進安定性は高く、多少の横風でもそこまで煽られることなく、車体に安定感がありました。
登坂性能
オフシーズンで体重が増えてしまっているのでタイム的にはそこまで良くはなかったのですが、勾配が急な時に踏むとしっかり進んでくれると感じました。ギアを軽くして回しても良く進んでくれる印象でした。この仕様で7.3kgほどと、軽量なので上りでも良く進んでくれました。
COLNAGOのハンドリング
良く言われるCOLNAGOのハンドリングですが、曲がっている最中の安定感の高さのことかなと思いました。
PINARELLOのハンドリングがバイクが倒れてインに切り込む感じだとすると、COLNAGOは安定。そんなにバイクを倒している感じはしないけどコーナーの後半でしっかり曲がってくれる感じでした。コーナーを攻めている感じはしないけど、結果的にきちんとイン側で曲がれている、安定したコーナリングができる印象でした。DOGMA F8と比べると重心が低めで安定感がありました。
ホイールベースが長く直進安定性も高いのに、意外と普通に曲がってくれることに驚きました。ハンドルの反応はクイックですが、車体の直進安定性の良さと相まって、バランス良くまとめ上げられている気がします。
掛かりの良さ
アタックを掛けた時は、一瞬溜めがあってからよく伸びていく印象でした。硬くて脚が跳ね返される感じはなく、2漕ぎ目、3漕ぎ目と踏んでいくとどんどん進んでいく感じでした。
ダンシングした時も安定感がありました。フロント荷重になってもしっかり後輪が路面を捉えてくれます。 ホイールの横剛性が高いため、ダンシングでは重いギアに入れてバイクを振ると良く進んでくれました。
ロングライドを終えての感想
いつも新しいバイクでロングライドに出かけると、そのバイクの剛性に脚が慣れていないからか、だいたい70~80kmくらい走ったところで踏めなくなってしまいます。しかし、V3-Rsは130km走っても大丈夫でした。
ハイエンドバイクながらマイルドで優しい乗り味で、しかもめっちゃ進んでくれる、本当に良いバイクだと思いました。 乗り心地が良いのでレースだけでなく、ロングライドでの使用にもオススメできる車体です!
商品情報
フレーム:COLNAGO V3-RS
638,000円(税込)
コンポーネント:Shimano DURA-ACE R9200系
453,866円 (税込)
ホイール:MAVIC COSMIC SLR 45
定価275,000円(税込)のところ、お買得になっています!
MAVICのカーボンホイールを履くと、よりレーシーさが増します!
SHIMANOの新しいホイールを使用しての、ホイールを織り交ぜたインプレ記事第二弾はこちら↓
【インプレ】V3-RS×SHIMANO新ホイール!試乗させて頂きました!