11月某日
梅林、「神」に会いに行ってきました。
「新世界の神になる」
とか言って、変なノートを拾ったわけでなく。
こちらの本の
「中の人」
ハンター・アレン氏の来日による
「PeaksCoachingGroup」の
パワートレーニングセミナー
に参加してきました!!
ハンター・アレン氏というと
パワーメーターを使用したトレーニングをより
選手以外にもわかりやすく解説した先駆者にして
その理論においては
「神」と呼んでも差し支えない存在。
しかし
梅林のいつもの自撮りにも快く応じてくれました。
(いや、本当すみません・・・)
到着するなり、自分の自転車を持って会場に入った梅林に対して
「お、これが噂のシマノの新型パワーメーターでっか。
ワシ、初めて触るわ」
と興味津々なハンター・アレン氏。
(梅林の意訳により、このような言葉遣いになってますが
実際のハンター・アレン氏の英語がどこの方言かは知りません)
梅林の提供したデータからの解析をお聞きになる
ハンター・アレン氏。
「ほうほう、ノイズもスパイクも少ないとな。
そりゃ、エェこっちゃ。
シマノもなかなかやるやんけ」
(繰り返しますが梅林の意訳によるもので、実際のハンター・アレン氏の
英語が大変わかりやすいです)
ということで、多くの参加者のもと
始まりました
「パワートレーニングセミナー」
そもそも、「パワーメーター」という物体。
「レース向けの上級者のための機材」
と思ってませんか???
さにあらず。
初心者、あるいはちょっとスポーツバイクに慣れてきた方こそ
限られた時間で
効果的に
楽に結果を出すために
有効な機材です。
そんなパワーメーターを選ぶための、
「神」からのご託宣
「最初にはっきりと言っておく」
「海外通販で買うな」
ドンッ!!
我々、国内正規代理店からの商品を取り扱っている店舗としては
大変ありがたいお言葉。
パワーメーターといのは、自転車のパーツの中では
数少ない電気部品です。
そして原理が「ひずみ計測機」であるため
精度が非常に重要視され、
過酷な状況に使用される耐久性も重要となっております。
このため、故障やあるいは問い合わせをする際に
海外通販や中古品では対応ができなくなります。
「神」からのマスト福音としては
「言うまでもないことだが
国内に正規代理店があり、実店舗がある製品を選びなさい」
そして、FTP = 戦闘力
を上げるためには
「人はインターバルのみで強くなるにあらず」
FTPの向上には基礎が非常に大事というお言葉。
そして基礎の土台作りは、オフシーズンにこそ励んでおくことで
弱点強化も、このオフシーズン中に。
実際にシーズンがオンになってレースの中で、課題が見つかっているようでは
アカンですね。
ここで、基礎が大事というところで
FTP向上に効果的な強度負荷が
「SST」での10分以上の走行。
上の画像のように、これまでよりも
もっと細かく分かれた強度分布において
「各パワーゾーンでのかける時間の最適化である。」
「最適化」するにあたり、せっかくのパワーメーターによる
データをただ漫然と見るのではなく
「MMP」にも注目してみましょう。
MMP=時間あたりの平均最大パワー
ということなので、例えば上のようにパワーカーブを分布して
みることで
「自分が強いところ/弱いところ」を把握。
特に重要とされる、
「5秒、1分、5分、20分」を赤でマークしてみましたが
弱点強化や得意な形の強化
につなげることができます。
梅林も、これまでトレーニングのデータや
レースのデータによって
パワーカーブは見てましたが、それによって
弱い出力時間までは見れてなかったので
「MMP」に注意したいと思います。
ちなみに、このMMPを定期的に見ていると
梅林の弱い部分で致命的に
「アタック後に持続する時間の出力」
が足らないことを突き付けられ
切なくなってきます。
これにいとしさと心強さをいつも感じていれば
過ちを恐れずにいけそうです。
さらにセミナーは進み
実際に、「神」ハンター・アレン氏
の教えをうけた
トレーニングデータ公開。
左上の、選手の名前に注目です。
「Jens Voigt」
・・・・・・・イェンス・フォイクトって書いてありますね。
ツール・ド・フランスに17年連続で出場した鉄人。
マイヨ・ジョーヌも着たことのある、偉大な選手の
ツールのステージ内で、スタートからゴール前まで逃げ続けた
データが登場しました。
凄い、説得力(笑)。
続いて
「George Hincapie」
兄貴、ことジョージ・ヒンカピーの
春のクラシックレース、
ミラノ~サンレモでのデータ。
300kmにも渡る、長いレースなので
中盤まではアシストに守られつつ集団の中で
温存してますが
山を下りてからの勝負所からは、アタックの応酬により
負荷が非常に高くなっていることがわかります。
と、このようにパワーメーターのよる
データを細かく見ていくことで、レースやトレーニングの
内容をより多角的に見ることができ
次への対策や、オフシーズン中にやっておくべきことが
見えてきますが
これは何もトッププロに限った話ではなく
むしろ、一般レベルのホビーライダーや
これからトレーニングを始めようという方のほうが
時間も機会も限られるため
効果をより高めるために、重要となってきます。
パワーメーターというと、ちょっと前までは
非常に高価で、また特殊性の高いパーツであったため
なかなか手が出なかったですが
色々なメーカーが出てきており、お求めやすくなっております。
だからこそ、改めて「神」のご託宣をもう一度。
「言うまでもないことだが
国内に正規代理店があり、実店舗がある製品を選びなさい」
「海外通販を買うな」
梅林的に、今オヌヌメはやはり
シマノ純正の、デュラエース
FC-R9100P
提供したデータの中では
急にゼロワットになるようなノイズや
あるいは、ありえない高出力を記録する
スパイクといった要素がなかったため
精度も非常に高いことと、
シマノ純正であるため、変速性能をスポイルしないことも
魅力です。
そんなこんな非常に勉強になった
濃いぃ3時間余りだったのですが
ここでは書ききれないので、
「インターバルトレーニング」について少しだけ。
昨今流行の、「タバタ」と呼ばれるものや、
15秒/15秒の「マイクロバースト」のインターバル。
いずれも重要なのは
「負荷をかならず、決められた数字まで出す」
こと。
そして、回数を重ねることが厳しくなってくるのであれば
「負荷を下げるくらいなら、回数を減らすか。
あるいは内容によっては、レストの時間を長くとる」
これはけっこう、目からウロコです。
インターバルというと、どうしても回数をこなすことに
一生懸命になってしまい
負荷が下がっていってしまいがちですが
それならいっそやり切れる回数に減らせというのは
物凄いご託宣。
そして、特にマウンテンやシクロクロスの選手は
「インターバル中の踏んでいる時の、出力の波形が
同じにできる」
特性があるそうで。
特に優れているのが
(Photo:BH-Bikes JAPAN)
クロスカントリーの全日本チャンピオン
そしてオリンピック代表の
山本幸平選手。
プロというのは、やはり恐ろしいですね・・・。
ここに書ききれない
(書くに書けない)
ことを、たくさん勉強してまいりました!!
ぜひ、店頭で
パワーメーター について
ご質問ください!!
そして、
国内正規代理店で
買ってください!!
いまなら
シマノのパワーメーター
にて、名古屋限定特価
20%OFF!!
急げ!!