こんにちは。池袋本館の長山です。
今回は、健康維持の面から考えた時に、サイクリングだけでなく
歩く習慣も付けておくと良いものですね~
と感じたことを、思いつくまま纏めてみました。
歩きに目覚めた2021年
昨年の早春頃だったか、いつも身に着けているGARMINのスマートウォッチが、毎日ステップ数ノルマを突き付けてくることに気づきました。
(足跡マーク横の数字が、その日に稼いだステップ数)
それをクリアするごとに少しずつノルマが増えていくのですが、ゲーム感覚で応じているうちにだんだんはまってしまい、スキマ時間に歩く癖が付いていきました。
一時は一日17000ステップ越えまでノルマが伸びましたが、生活時間配分のバランスが悪くなってきたため、最終的に毎日 11111 ステップノルマに設定を固定して落ち着きました。
そうして2021年を終えてみたら、気付かないうちにGARMIN上での距離カウントが約4000kmに達していました。
常に身に着けている分、歩かなくても腕の振りでカウントされたりといった誤差もあり、他の歩数カウント機器と比較すると2割減の3200km(一日平均で8.5km)くらいが、実際に歩いた距離に近いのではないかなという感覚です。
塵も積もればなんとやらで、緩く嗜むサイクリストの年間走行距離みたいな数字になりました。
感じた効果
ある程度継続したおかげなのか?それまでは時々腰がビキッ!!となって激しい腰痛が出ていたのが、昨年は軽めに一回なっただけで済みました。
周囲から「身体が締まったね」と言われたので、体幹の安定感が増したのかも知れません。
また、自転車のスピードでは気が付かなかった道中の細かい見どころなど、発見が増えたのが新鮮でした。
そうして散々歩きまくった後に自転車に乗ったら、
なんて風が気持ち良いんだ!!
当たり前になり過ぎて忘れかけていた感覚を思い出させてくれる効果もありました。
(毎日やっていると、GARMINバッジを拾いやすくなりました)
骨粗しょう症による骨折を乗り越えて歩く親戚
私の親戚に、御年96歳の方がいます。(2022年始時点の年齢)
この方、天気の悪い日と用事のある日以外は、毎日7000~8000歩の散歩を欠かさないとのこと!距離にすると4~5kmくらいでしょうか。
以前からこの話は伺っていましたが、自分自身も歩くようになって、凄く元気な話だなあと、改めて思いました。
ただ、ずーっとそうだったわけではなく、89歳の時に脊椎の骨折をしてしまったのが、定期的に歩き始めるきっかけだったそうです。
(それまでは毎日300回超、竹刀で素振りしていたとのこと・・・)
骨折の原因は、骨密度が低くなって骨がもろくなる「骨粗しょう症」でした。
そこから持ち前の気力で治療を頑張り、背骨はだいぶ曲がったものの、杖ついてこれだけ歩けるようになったとのことです。
今では骨密度は上がってきているそうで、歩きで荷重が掛かって骨に刺激が入っているわけですね。
(それに加えて食事の栄養も大事だと親戚談)
骨への刺激入れ
ここでふと、自転車に意識が戻りました。
サイクリングは、あまり骨に衝撃が掛からない運動です。
身体への衝撃が少なく、有酸素運動を気軽に継続しやすいという点でとても優れています。
ただ、それ一辺倒だと骨に刺激が入りにくく、加齢とともに骨粗しょう症の足音が忍び寄りかねない、という面もあります。
自転車のスムーズさやスピード感にドップリ浸っていると、歩きは荷重掛かるのがしんどい、単調で遅くてつまらない、と感じがちではないでしょうか。
少なくとも私はそうでしたが、今回、たまたまGARMINきっかけで歩く習慣が身について、良い骨補強習慣が得られた!と思いました。
もちろん、骨に衝撃が掛けられるなら、ランニング、ジョギング、その他スポーツでも良いと思います。
余談ですが、私はトライアスロンをやっていた時期があり、ランニングも好きです。
ただ、どうも下手で足を痛めやすく、なかなか量を増やせず、また食後は難しい、汗と着替え対策が必要、などの点がネックでした。
歩きは、いつでも、どこででも、身一つで気軽に!というのが素晴らしいですね。
(継続しないと獲れないバッジが、モチベーションの一つ)
最後の最後は、歩き
ある日、親戚がいつも散歩しているという場所に、会いに行ってみることにしました。
96歳で毎日7000~8000歩と話に聞いていても、実際の姿を見ないとイメージが掴めなかったのです。
そうしたら、杖を突きながら、確かな足取りで、本当に歩いていました。
やっぱり、話に聞くのと、実際にその姿を見るのとでは、衝撃が大違い。
凄い!元気だ!!と感動すると共に、人間、最後の最後まで残る運動は、歩きなんだなあ、と、しみじみ思いました。
これまで、様々な事情からサイクリング趣味を続けられなくなってしまうお客様が何人かいらっしゃいました。
高齢、というのも、その理由の一つ。
こういった方々のお話を伺う度に、
「いつか自転車に乗れなくなった時、自分だったらどうするか・・・」
を自問自答してきました。
でも、
最後の最後には、歩きがあるんだ!
自転車から降りたとしても、自分自身には乗り続けているじゃないか!
という考えに至ったら、気が楽になりました。
そして、よーし、自転車には、乗れるうちにドンドン乗っておこう!!と、改めて思いました!
自転車と歩きで人力移動してどこまでも!
そんなことをやっているうちに健康増進!!
そんなことを感じた2022年の新春でした。
(珍しく水平線に雲が無く定刻に出た2022年初日の出)
ただの移動手段としての自転車だけでなく、その先の愉しみや健康まで、お手伝い出来ればと思います!
個性あふれるスタッフが揃っておりますので、お気軽にお声がけ下さい。
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