第13回JBCF
富士山ヒルクライム
クラス:E2
記録:48分43秒
6月25日に行われた
JBCF富士山ヒルクライム
全長11.4km 標高差1200m 平均勾配10% 最大勾配22%
と距離はヒルクライムレースの中では、
大したことないですが、
勾配が度肝を抜かれるくらいの数字。
ちなみに、前回走った
【伊吹山ドライブウェイヒルクライム】
全長:10.7㎞(雪の為コース変更)、標高差:800ⅿ、平均勾配:7%
と
標高差と平均勾配の数字の差がハンパないです。
私、今回が初富士山あざみラインということで
前日に試走をいたしました。
道の駅須走に車を止めて
いざ試走へ
今回、勾配20%以上が2kmほどあると
聞いていたので、いつも取り付けている
【53×39チェーンリング→50×34へ】
【スプロケットロー28T→30Tへ】
と
軽く回せる仕様へ変更しました。
これは、本当に変えて良かったです!
聞いていた通りスタートしてから
6km~8kmは勾配17%~22%と相当きつかったです。
到着
今回、試走して良かったのが3点
〇実際に約2km続く勾配20%を体感できたこと
〇スタートしてから2km以降は基本的につづら折りのコースだと知れたこと
〇ゴール手前にガードレールがあり、そのガードレールが見えると
もうすぐゴールという目印ができた、しかも、もう一つ下に
ダミーともいえるガードレールがもう一個あるということ。
実際に、レース中では上記3点が非常に役に立ちました。
5合目では、有難いことに温かいお茶を頂きました。
2杯ほどいただき、身体が温まった状態で下山です。
この下山がメチャメチャ怖かったです。
当たり前ですが、勾配20%の下りです。(笑)
つづら折りですので、ブレーキを上手い事使って、
下って行きます。
2km、3kmで感覚が慣れてきてからは
非常に楽しかったですが、一歩間違えると
林の中に突っ込むことになりますので、
もし、行かれる方は恐怖を感じたら自転車から降りて
下ってくるのもありですからね!
この日は、レース前日でしたので
我々は宿に行き
明日へのパワーチャージです!
せっかくですので、宿周辺を散策!
明日に疲れを残さない為にも
店長の脚を見て頂きたいのですが、
COMPRESSPORTを履いていらっしゃいます。
プロ選手からの信頼もアツいリカバリーアイテム
FULLSOCKS V2.1
この日は、私も履いて
明日の決戦の地、富士山を見上げました。
【がんばるぞー】
決戦日
朝起きて、雨
泊まったお宿の駐車場で場所をお借りしまして
ローラー台でアップ。
私は、最大心拍80%くらいで、軽く汗ばむ程度に10分程
アップをしました。
ケイデンス重視で、100回転から110回転を目安です。
会場に着いたらまず、荷物を預けます。
5合目の気温は8℃くらいなのと、もしかしたら
雨が降っているかもしれないということで、
冬の装備+レインウェア+補給食
ヒルクライムレースでは、レース後必ず下山があります。
ギリギリまで身体を追い込んだ後の下山は集中力も落ち
結構大変です。
胃もやられているので、私は必ず
glicoのワンセコンドをレース後取るようにしています。
165kcalを瞬時に取ることが出来るのと
サラッとしていて飲みやすいジェルドリンクというのが
GOOD!!!
朝8時、クラスE2最前列に位置取り!
朝8時34分クラスE2スタート
ここからは、画像がないですので、
私のGARMINデータを初めにのせさせていただきます。
スピード 心拍/パワー ケイデンス/高度 気温
号砲と共に、クリートキャッチが非常にスムーズにいき
スタートダッシュ!
スタート時に小雨が降っていたこともあり
身体が冷えておりましたので、温める目的と
今日は優勝狙ってますアピールを兼ねての
スタートダッシュ!
非常に気持ちよかったです!
スタートして最初に感じたのは
『今日調子いい』です。
身体が軽く、脚が思った以上に回ったからです。
このまま突き進もうと思いもしましたが、
冷静になり一度サイクルコンピュータに目を
やりました。
そうすると、最大心拍90%まで上がっていました。
このまま行くと最後まで持たないと判断し、
ペースダウン。
4名ほど抜かれた後に梅林店長が
現れ、後ろに付けのハンドサイン。
先頭集団からこぼれると後で追い付くときに
脚を使ってしまうので、梅林店長の後ろに付き、
先頭から6番目に位置。
最初の2kmほどは、ストレートラインが続き、
それを過ぎるとそこからは、つづら折りへと入っていきます。
現在、6番目
ストレートライン時に、先頭集団から一人抜け出していく
それを追っていく梅林店長、後ろに付けの指示があったので
何とか付いていこうと思いましたが、レースはまだ序盤なのと
最大心拍90%以上を推移していたので
付いて行かずにそのままステイ。
ストレートラインが終わるところまで、
先行2名、約2秒3秒遅れて4~5名集団で追いかける展開。
つづら折り入口で、先行2名に集団が追い付く、
後で聞くとここで梅林店長がダウン。
約6名で4km続く勾配10%~15%前後のつづら折りを登って行きます。
序盤は6名でしたが、私合わせ3名が徐々に遅れます。
※つづら折りでの登り方は人それぞれで
勾配きついインから一気に登っていく選手
と
勾配が緩くなるが距離が伸びるアウトインでいく選手
私は、インから一気に攻めたい人なので前者でいきます。
先行3名に一人高校生が追い付こうと徐々に
スピードを上げていくので、それに付いて行こうと
踏ん張りますが、高校生は速い!
徐々に離され、先行4名と3秒ほど遅れて私含め2名
この状態で、スタートしてから6km、勾配が20%前後ある急勾配区間へ
突入していきます。
急勾配に入ってから私の脚が活きました。
先行していた4名をパスして、先頭に立ちました。
そのまま約2km続く急勾配は、私に味方してくれました。
4名をパスしてから約2kmは独走状態。
テンションも上がり、非常に気持ちよく走れました。
後ろを振り返っても追走選手も見えず
気持ちは、このまま優勝を見据えて走っていくです。
しかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーし
一個目のガードレールをパスしていくところで、
急勾配区間が終わり、それなりに勾配が緩くなったところで、
後ろから加速しえくる音が聞こえたと思ったら
2人の選手にあっという間に抜かれました。
ゴールまで残り1km
つづら折りが続く残り1km
先行されてしまった2人の選手を追います。
自分の脚はまだ疲労は溜まっていなく踏める状態
心肺もまだ行ける状態
自分自身を確認し、
状態を起こし、ペダルを踏み直しました。
一人選手をパスし、
先頭の選手を抜きにかかろうとしたところ、
先頭の選手がギアを上げてダンシングし、
スピードをグングン上げていきます。
これには、付いて行くことが出来ず、グングン離されて行きます。
つづら折りで確認できないくらいまで
離されてしまい、
視界から消え、心が折れそうになりました。
しかし、まだ諦めるには早いと自分に言い聞かせ
ペダルを踏み続けます。
後ろから、ギアが上がる音が聞こえてきます。
私を抜かそうと言わんばかりの音が耳に入ってきます。
『負けない、負けない』
っと言い聞かせて踏み続けます。
後ろにプレッシャーを与えようと、
あたかもアタックをしているかの如く、
ダンシングで車体を左右に揺らす動作をしました。
実際には、脚が残っておらずスピードは上がっていない状態です。
この状態で、最後のガードレールが見えてきました。
後ろを振り返ることなく、前だけを見てとにかく
踏んで踏んで踏み倒しました!
ガードレールをパスし、見えてきたのはゴール!
視界が、かなり狭くなるくらいにゴールしか見えていない
状態で、ゴール!!!!!!!!!
結果
クラス:E2 第2位
48分43秒
出し切りました!!!
ありがとうございました!!!
下山
ミスト状態なのと、気温が6℃くらいでしたので
冬装備にレインジャケットを着ている方もいらっしゃいました。
クラス別に下山していきます。
集団下山は危険なので、途中2回ほど止まれの指示が。
皆で記念撮影!
皆、いい顔してますね!
下山後
表彰式
最高でした!!!
クラスE2で3位以内に入れたので
次戦からは、クラスE1にて戦います!
頑張ります!!!
レース中に酷使した脚を思いやる
これは大事です!
そうです!
COMPRESSPORT
レース前もレース後も履いて
疲労を軽減させてやります。
またすぐに戦える脚に戻すために!
っということで、私の次戦は
10月に行われる輪島ロードレースです!
練習します!!!