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【君はツールを感じたことがあるか?】第8ステージ!フランスの未来は明るい?今大会初の独走勝利!

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新宿ビギナー館【閉店しました】】 17年07月14日

 

 

第8ステージ!

 

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チームHPより

 

3級、2級、1級と山岳の連なるステージ。翌日のクイーンステージのために総合エースたちは力を温存していくと考えられる。

 

果たしてこのステージを制したのは?

 

【チーム】ディレクトエネルジー!

 

リリアン・カルメジャーヌ

 

今大会初のプロコンチネンタルチームの勝利!昨年のブエルタ・ア・エスパーニャで勝利を挙げた若手クライマーがなんと初のツールでステージ優勝!

 

フランスチームの新たなフランス人エースの台頭!フランスの未来は明るい!!

 

 

 

今回は逃げが決まったので序盤から流れを見ていこう。

 

ステージの構成が逃げ切りの決まりやすいレイアウトだったので、逃げを決めさせたいチームとそうでないチームとの間でアタック&吸収合戦が続いた。

 

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チームHPより

 

ハイペースな展開の中、最初のスプリントポイントはロット・ソウダルのアンドレ・グライペルが獲得。グライペルはただいま出場したグランツールは12大会連続でステージ優勝を挙げているので、ゴールスプリントでも結果を出してほしい。

 

75km地点でようやく逃げが決まった。本日の逃げは、

 

ヤン・バークランツ、マティアス・フランク(AG2Rラモンディアル)

グレッグ・ヴァンアーヴェルマート、ミカエル・シュアー(BMCレーシングチーム)

クーン・デコルト(トレック・セガフレード)

イェンス・ケウケレール(オリカ・スコット)

ミカエル・ヴァルグレン(アスタナ)

セルジュ・パウエルス(ディメンションデータ)

エマヌエル・ブッフマン、マルクス・ブルグハート(ボーラ・ハンスグローエ)

トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)

ワレン・バルギル、ローレンス・テンダム(サンウェブ)

リリアン・カルメジャーヌ(ディレクトエネルジー)

マッテオ・トレンティン(クイックステップ・フロアーズ)

 アルベルト・ベッティオール(キャノンデール・ドラパック)

 

赤文字の選手はステージ優勝有力候補でさらに緑文字の選手は総合成績上位の選手なので、エースの順位を守るためにチームスカイのミカル・クヴィアトコウスキーなどが逃げとのタイム差を調整していた。

 

ライバルを減らすために先頭集団内では強いクライマーたちがペースを上げ、途中の3級と2級の山岳はサンウェブのワレン・バルギルがトップで通過しました。

 

 

バルギルは昨年までは総合を狙っていく選手だったが、今年はステージ優勝と山岳賞狙いなのか?

 

 

 

ペースアップと更に新たな選手の合流によって 新しい逃げ集団が形成されました。

 

ヤン・バークランツ(AG2Rラモンディアル)

グレッグ・ヴァンアーヴェルマート、ニコラ・ロッシュ(BMCレーシングチーム)

セルジュ・パウエルス(ディメンションデータ)

ワレン・バルギル(サンウェブ)

リリアン・カルメジャーヌ(ディレクトエネルジー)

ロベルト・ヘーシンク(チームロットNL・ユンボ)

サイモン・クラーク(キャノンデール・ドラパック)

 

これまた強力なメンバーが揃った。

 

そしてラスト5km、ここでもう一段ペースを上げられた選手にステージ優勝は見えてくる。

 

 

ここで、現れたのが新星カルメジャーヌ

 

他のチームのエース級選手たちを置いて一気に独走。ここにくらいつけたのはロベルト・ヘーシンクニコラス・ロッシュのみ。

 

ヘーシンクはチームロットNL・ユンボ随一の登坂力を持ちステージ優勝狙いの選手、ロッシュは元スカイの最強アシスト陣の一員で、今はBMCのリッチー・ポートのエースアシスト的ポジションです。

 

だが、この日最も強かったのはカルメジャーヌだった。2位に37秒差つける圧倒的な走りでした。これからどんな選手になるか楽しみです。

 

 

 

そして、カルメジャーヌといえばもう1つ。

 

カルメジャーヌは今年のツールで引退すると公言している同チームのエース、トマ・ヴォクレールの後継者と言われています。

 

ヴォクレールはフランスが不振だった時代にツールでマイヨジョーヌを着たりとフランスの英雄と言われる走りをして見せたり、時にはオーバーアクションあり、集団内での独特なポジションどりありと、とにかく目立つ角が大好き。

 

今回のカルメジャーヌも途中で足をつって減速し、それから持ち直してゴール。そして、ゴール後はすぐ倒おれ込んで足を伸ばしてもらうというパフォーマーぶり。やはり、ヴォクレールの後継者という感じでした笑

 

 

 

 

カルメジャーヌはこの日最後の一級山岳を先頭で通過したので、1ポイント差でファビオ・アルから山岳賞ジャージを奪い、敢闘賞も手に入れました!

 

ステージトップ10も挙げておきます

 

 

 
Rider Name(Team) 

 Result

 リリアン・カルメジャーヌ(ディレクト・エネルジー)  4:30:29
 2  ロベルト・ヘーシンク(チームロットNL・ユンボ)  0:00:37
 3 ギョーム・マルタン(ワンティー・グループゴベール)  0:00:50
 4  ニコラス・ロッシュ(BMCレーシングチーム)  
5  ロマン・クロイツィゲル(オリカ・スコット)  
 6  ファビオ・アル(アスタナ)  
 7  ミカエル・ヴァルグレン(アスタナ)  
 8  ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ)  
 9  ネイサン・ブラウン(キャノンデール・ドラパック)  
10 ロマン・ハーディー(チームフォルトゥネオ・オスカロ)  

 

 

 

 

今回のステージもなかなか激戦でしたが、次の第9ステージは今大会のクイーンステージ!

 

超級山岳3つと頭のおかしいコースレイアウトで総合順位が変動することは間違いありません。

 

次の記事も是非ご覧ください!!

 

 

そして、新宿ビギナー館ではツールドフランスを応援するために

 

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みんなでツールドフランスを応援してロードレースをもっと盛り上げていきましょう!

 

 

 

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