第14ステージ!
後半にアップダウンが多く登りゴールとなっているため、スプリンターよりもやや登りに強いパンチャータイプの選手達有利なコースレイアウト。
このステージを制したのは?
【チーム】サンウェブ
マイケル・マシューズ
チームHPより
スプリンターでこの起伏の多いコースを制するという驚きの登坂力を再び見せてくれました。
ゴールスプリントを共にした相手も強力で、元世界チャンピオン、フィリップ・ジルベール、今年のロードレース全体のポイントランキング首位を走っているグレッグ・ヴァンアーヴェルマート、今年の世界選手権が地元開催で自身初の世界チャンピオンを狙う登りに強いスプリンター、エドヴァルド・ボアッソンハーゲンと名だたるメンバーを押しのけての1位!この勝利は大きい!
今年のマシューズは一味違う!
ステージトップ10を挙げておきます。
Rider Name (Team) | Result | |
1 | マイケル・マシューズ(サンウェブ) | 4:21:56 |
2 | グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(BMCレーシングチーム) | |
3 | エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ) | 0:00:01 |
4 | フィリップ・ジルベール(クイックステップ・フロアーズ) | |
5 | ジェイ・マッカーシー(ボーラ・ハンスグローエ) | |
6 | ソニー・コルブレッリ(バーレーン・メリダ) | |
7 | クリス・フルーム(チームスカイ) | |
8 | ダニエル・マーティン(クイックステップ・フロアーズ) | |
9 | リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック) | |
10 | ティージ・ベヌート(ロット・ソウダル) | 0:00:05 |
グレッグ・ヴァンアーヴェルマートもとてもいい加速を見せたのですが、ゴール前での伸びはマシューズにはかないませんでした。惜しいところまではきているので、もひと踏ん張り頑張ってリッチー・ポート無きBMCレーシングに一勝加えたいですね!
総合はというと...
ファビオ・アルはこの日フルームら総合上位陣についていくことができず、遅れてゴールした為、フルームとアルの順位が入れ替わり、フルームが総合一位に返り咲きました。
チームHPより
とは言っても、30秒以内に四選手が入る大激戦となっているのでまだだれが勝つかは全く分かりません。
チームHPより
それでは、レース前半も見ていこう。
本日の逃げは、
トマ・ヴォクレール(ディレクトエネルジー)
トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)
マキシム・ブエ(フォルトゥネオ・オスカロ)
ティモ・ルーセント(チームロットNL・ユンボ)
レト・ホレンシュタイン(カチューシャ・アルペシン)
今回最後の1人になるまで逃げ続けたトーマス・デヘントが敢闘賞を獲得しました。
このあと、カチューシャはトニー・マルティンやマウリツ・ラメルティンクでアタックを仕掛けたがどちらも決定打は打てなかった。今年のツールで全く結果の残せていないカチューシャの焦りが感じられる。トニー・マルティンの逃げでなんとか一勝は勝ち取りたい…
チームHPより
本日のポイント賞の行方は?
55.5km地点に今回のスプリントポイントがある。そこまではずっと平坦なので純粋なスプリント力が試されるが、今回の勝負も、
マイケル・マシューズ VS マルセル・キッテル
勝ったのは?
マルセル・キッテル
やはり純粋なスプリント力ではキッテルの方が上ということだろう。ただ少しでも山岳を挟むとマシューズの方が有利になる。この後のスプリントポイントは山を越えた後にあることが多いのでキッテルがこの先自分のポイントを守りきれるか注目である。
翌日は中級山岳ステージとなるが最後にそびえる一級山岳の勾配が結構強烈なので、クライマー系のパンチャーが最後に仕掛けるようなステージになるだろう。お楽しみに!
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