【君はツールを感じたことがあるか?】第13ステージ！バルギル完全復活‼フランス革命記念日に勝利！

: 【君はツールを感じたことがあるか?】第13ステージ！バルギル完全復活‼フランス革命記念日に勝利！

1502: 【新宿ビギナー館【閉店しました】】 17年07月18日

第13ステージ！

今回のステージは101㎞という超単距離ステージ1級山岳が3つという総合でタイム差を挽回したい選手や山岳賞狙いの選手が逃げを決めるのに絶好のステージ。

かなりハイペースな展開が予想されるが果たして勝ったのは？

【チーム】サンウェブ

ワレン・バルギル

チームHPより

今回のステージではやはり逃げ切った選手たちの中で勝負がついた。最終スプリントに残った4人の選手は総合でやや遅れてしまっているアルベルト・コンタドール、ナイロ・キンタナ、ミケル・ランダに山岳賞＆ステージ優勝狙いのワレン・バルギル。

チームHPより

協調が上手くいき、逃げ切りが決まった最後のスプリントで勝利したのはバルギルだった。第9ステージでリゴベルト・ウランにわずかな差で敗れた無念はここで晴らせた。

個人的にはバルギルが再び活躍することができたのが一番うれしい。バルギルはモビスターのナイロ・キンタナやオリカ・スコットのエステバン・チャベスら総合系のトップ選手たちが勝利してきた若手の登竜門、ツール・ド・ラヴニールで総合優勝を果たし、未来の総合エースとしてとても期待されていた。さらに、ブエルタ・ア・エスパーニャでも総合系ライダーとして結果も出せていた。

しかし、一昨年のツールで自転車乗りの間で恐れられることになった「バルギルアタック」をかましてチームスカイのゲラント・トーマスを沿道に突き落としてしまい。他の選手の方々から本当に厳しいお言葉を頂き、それから今までバルギルの成績はずっと停滞していた。

そして、今年のツールでは目標をステージ優勝に切り替えて挑み、今のところステージ1勝、2位一回、山岳賞首位と今のところ大成功です。このままリタイヤせずに、山岳賞とステージ優勝ももう一生ぐらい勝ち取れたら最高ですね(笑)

また、総合の世界で戦える日を待ってるぞ！

チームHPより

総合系選手の逃げが決まったことによって総合順位も変動しました。

	Rider Name (Team)	Result
1	ファビオ・アル(アスタナ)	55:30;06
2	クリス・フルーム(チームスカイ)	0:00:06
3	ロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)	0:00:25
4	リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)	0:00:35
5	ミケル・ランダ(チームスカイ)	0:01:09
6	ダニエル・マーティン(クイックステップ・フロアーズ)	0:01:32
7	サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)	0:02:04
8	ナイロ・キンタナ(モビスター)	0:02:07
9	ルイス・メインチェス(UAEチーム・エミレーツ)	0:04:51
10	アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)	0:05:22

今回逃げ切りに成功したミケル・ランダは7→5位、アルベルト・コンタドールは11→10位と順位を上げることに成功しました。

そして、本日のポイント賞の行方は？

今回のステージは13.5㎞地点にスプリントポイントが一つ存在します。

今回は集団内でポイント賞バトルが行われました。

対戦選手は勿論、

マイケル・マシューズ　vs　マルセル・キッテル

勝ったのは？

マイケル・マシューズ

わずか2ポイントだけですポイントの巻き返しに成功しました。

ポイント賞トップ3です。

	Rider Name (Team)	Result
1	マルセル・キッテル(クイックステップ・フロアーズ)	363pts
2	マイケル・マシューズ(サンウェブ)	235pts
3	アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)	180pts

続いて、山岳賞の行方は？

現在山岳賞首位を走るワレン・バルギルの独壇場でした。山岳賞狙いの選手でライバルとなる選手は先頭集団におらず、最初の1級山岳を先頭通過、2個目の一級山岳を2位通過、そしてゴールポイントを一位通過したことにより、合計34pts獲得して、2位以下の選手に圧倒的な差をつけることに成功しました。

山岳ポイントトップ3です。

	Rider Name (Team)	Result
1	ワレン・バルギル(サンウェブ)	94pts
2	ミケル・ランダ(チームスカイ)	33pts
3	トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)	32pts