前回の記事はこちら。
どぉも。
忘れた頃に更新してみたりみなかったり…
さて、自転車に欠かせないチェーンオイル。どんな選び方してますか?
「チェーン用とか書いてあれば何でもイイんデスよね!?」
ん~、えーと…はい、正解!
Σ(゚д゚lll)
…いやいやいや、このまま終わらせたら店長にシバかれるので、もぉ少しツッコんだ話書きますから。
さて、だいたいどの商品にも成分表示みたいなものが書いてあるはずなので、私も商品をチェックするときに解ったような顔して確認してみたりする訳デス。
唐突に左上:井村屋「スポーツようかん」 右下:グリコ「CCDドリンク」
食品の場合は通常、原材料名は量の多い順に表記することになっています。マルトデキストリンは消化が早く、甘みもあるので甘味料として…いやいやいや、今回は補給食の話題ではないのでこの手の話題はすっ飛ばして先に進みますよ。
WAKO'S「チェーンルブ」
上の写真はWAKO'S「チェーンルブ」の成分表示。最初に赤字で「高度精製ケロシン」とあります。
次にあるのは「フッ素樹脂」…なぬ? 主成分、油じゃないの…?
ちなみに「フッ素樹脂」といえば…
「テフロン」が良く知られていますが…(FINISH LINE「ドライルブ」)
デュポン(株)社の商標なので…
他社ではPTFEと表記したり…(呉工業「チェーンルブ ドライ」)
シマノではSIL-TECという名称で表記してたりします。(かつてはシマノもPTFEって言ってた気がする)
話が脱線しましたが…成分表示の件、和光ケミカルの営業さんに確認してみました。
まず、最初の赤字表示は「危険有害性の高いもの」とのこと。その後は食品のように順番は決まっておらず、フッ素樹脂が一番たくさん入っているという訳では無いとの事デスが、細かい話は若干企業秘密に触れちゃうとの事で、詳しい話はここでは伏せさせて頂く事にします…スマヌ。
このままではつまらな過ぎて色々とマズイので、さりげなく話題を内容量に移します。
前出の「チェーンルブ」、内容量は180mlとありますが、実際に中身としては潤滑油と噴射剤の合計が180mlということデス。
では、純粋にチェーンオイルの量はどの位かというと…
さりげなく書いてありました。チェーンオイルの容量は72mlデスね。
ちなみにこちらは「ラスペネ(業務用)」
内容量そのまんま…!?
炭酸水と同じようにオイルに二酸化炭素が含まれていて発泡するので、勝手に噴き出してくるそうデス。
ん~、意外と奥が深いな、ケミカルの世界。
皆さまもオイルを選ぶ際は表示をサラリと眺めてみて下さい。