こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
7/30(日)に秋田県由利本荘市で開催の
矢島カップ2ndステージ鳥海山ヒルクライムに
参加してきたレポートその2です。
7/30(日)
ややゆっくりの6時起床。
さらっと朝食。
大好物の納豆ご飯&味噌汁が嬉しい!
会場にて、先に山頂まで運んでもらう荷物を預託。
ヒルクライム参加では、少なくとも下山用の防寒着は必須です。
ゴール後の涼しい山頂にて、下山まである程度待ちますし、
天候の急変もあり得ます。
レインウェアもあると尚、安心。
マルヒロサケテンチームの集合場所に向かいます。
そこでは、空気ピリピリ、緊張感!
・・・ではなく、ゆるーく和気藹々。
バリバリ乗って何かを目指すというより、生活のスキマ時間に
気が向いたら楽しく乗ろう、というスタンス。
その自然体がとても素敵なチームです。
チームキャプテンの掛け声で、某マンガ風に、
円陣組んで拳を突き上げました。
大人の部活、青春だっ!
おー!!
年代別に時間差で出走の形にて、所定の位置へ。
気付いたら、ほぼ最後尾でした。
まずはパレードランで町の中心部をぐるっと回ります。
町の皆様の声援が嬉しい。前日に会ったまつ子さんや、
昨年お世話になった宿の女将さんも発見、さらに気力アップ。
START地点より、8時36分、出発!
今年は新たに、町中を抜けるまで追い抜き禁止区間が設けられていたのですが、
どこまでがそうなのかよく理解しておらず、
坂が近づくまでは最後尾周辺を遵守。
さすがにもう追い抜き禁止区間は終わっているだろうと思って
マイペースに切り替えましたが、これでタイムロス。
今年はいつもに増して乗れていないので、
まずは清々しく完走、を目指して登坂開始。
やはり以前より踏めない感じがして、無理に踏むと攣りそうな気がしたので、
ペダリングはやや回転重視に。割と好きなダンシングも減らして対応。
ただ、あまり座りっぱなしだとお尻がしびれるので、血流を流す感じで、
踏むというより体重を利用したダンシングをたまに交えます。
こういう微調整は、己の身体との対話。
理屈でどうこうなるものではありません。
緩い勾配、きつい勾配、下り、と、変化は多く、
サイクルコンピュータのDST表示を見ながら
全長27kmの道のりに思いを巡らせます。
下りでは、一瞬「楽になった」と思うものの、
そこで脚を休めたら伸びないので、気を抜かず漕ぎます。
当初は雨予報もあった空は、時折強い日差しが照り、
走者から「暑い・・・」といううめき声が聞こえて来ます。
ギリギリで走っていると、この僅かな日差しの差が、つらい。
ほんのりスポーツドリンクを混ぜた水を、飲んだりかぶったり。
しかし、暑い。
そんなぎりぎりな中でも、沿道の応援に応えるのは忘れずに。
応援する側だって、一つどころでじーっと、暑いはずです。
頑張っているのは、皆、同じ。
エイドで貰える水は、冷たくて最高!ありがとう!
昨年も思いましたが、繰り返される緩い坂、きつい坂、下り、
の展開の中で、抜きつ抜かれつの繰り返し。
得意な区間は人それぞれだということが、身に染みてわかります。
残り2km、残り1km、残り500m、残り300m・・・
と看板があるも、そこからが長い長い。
平時ならダーッと勢いですぐ終わってしまいそうな距離だけに、
もどかしい。
耐えて、GOAL。
結果は1時間25分33秒。
2013年は1時間21分38秒
2016年は1時間20分53秒
大きくタイムダウンでした。
それもそのはず、 今年は、サンデーライド開催と
往復16kmの通勤ライド以外では、
のんびりサイクリング30km位が一回だけでした。
今回は、タイムダウンの悔しさを味わう良い機会だと思って走りました。
でも、爽やかでした。
途中、マルヒロサケテンチームメンバーに行き会って声をかけ、
振り向いてくれた時、苦しいながらも爽やかな表情から、
逆光にキラッと輝く玉の汗が滴り落ちるのが見えました。
そういう場を、共有出来た、それだけでも良かったです。
恒例、山頂ご褒美のスイカ。
美味くておかわり!
ここで、お客様のA様と出会いました。
これまで個人では鳥海山方面に走りに来られていたそうですが、
今回、大会は初参加とのこと。
遠方の大会で知っている方に会うと、嬉しいですね。
A様は豪脚、タイムは?
・・・1時間28分。
あれ?おかしいな?と思ったら、
「アウター縛りで、サイクリングを楽しみました!もう一本おかわり出来ますよ」
かーっそう来たか、楽しみ方は、ホント人それぞれですね!
A様の感覚だと、鳥海山と富士ヒルが同じような所要時間になるのことでした。
それだと、鈍っているとは言え、自分はまだブロンズ圏内ということか。
プライベートでほとんど乗っていなくとも、
通勤とサンデーライドで楽な機材を使わず、
BROMPTON効果や重量化ホイールで重くしているのが、
多少の歯止めをかけてくれていたかも知れません。
あとは平時、必ず階段を使うとか、歩く区間を軽くジョグするとか、
一駅ふた駅手前から歩くとか、身体を動かす癖を
つけておいたのが少しは良かったかも知れません。
結論。
普段の心がけが大事!
・・・ありきたりな結論だぁ。
マルヒロサケテンチームの方々も皆ゴールして集いました。
ハイタッチで完走を喜び合います。
苦楽を共にした仲間って良いなあ。
楽だけでなく、苦も共にした方が、心の結束は強いです。
夜の乾杯が楽しみ。
下山待ちの間に、A様と、GOALの少し先の道の頂点まで行ってみました。
そしたら、
超絶景!!
いままで知らなんでした。
画像の左下が、大会のGOAL地点。
空が広い!
町から、こんなに、登って来たんだなぁ。
山の向こうにうっすら見える人里は、もしかすると
奥羽本線沿線、湯沢、横手方面だろうか?
自走de秋田で駆け抜けたとき、新庄から鳥海山見たっけ。
こうやって、見える世界のその先へ思いを馳せるのも、
ヒルクライムの醍醐味の一つです。
雲隠れの鳥海山には、まだまだ残雪。
こんなに暑いのに。北東北の山は、深い。
そんなことをやっているうちに、下山路はすっかり人がいなくなっていました。
お手伝いの学生とのハイタッチが出来なかったのは残念、
その感動は、2013年レポート、2016年のレポートで触れました。
その分、眺望をじっくり堪能しながら下山。
こーんなところを、皆で鮭の遡上の如く
あくせく登って来たんだなぁ。
トンボの数がものすごく、撮った写真に、普通に写りこみました。
下っていると、たまに同じペースで並行するトンボが居て、
よーし、競争だ!なんて。
贅沢なひととき。
しかし・・・
下り道、誰もいない森の道端に、DEROSAとか、
高級車が放置されているのを2、3台見かけました。
東京だったら即、盗難な光景。
人の気配は全くなし、オーナーはいずこへ!?
タヌキかキツネが化かそうとして、置いていたのでしょうか?
手を出したら、ドロン!
あーれー、葉っぱが~!
そんな想像を掻き立てる、豊かな森の下りでした。
その3へ続く
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