【ツーリング】
絶景!しまなみ海道を走ってきました!~DAY①~
自転車乗りなら一度は走ってみたい「しまなみ海道」を走ってきました!
しまなみ海道は本州の広島県尾道市と四国の愛媛県今治市の間の瀬戸内海に浮かぶ島々を結んだ自動車道で、正式名称は「西瀬戸自動車道」です。
歩行者、自転車、原付の専用道が併設されている(新尾道大橋を除く)ので、自転車で本州から四国まで渡ることが出来ます。
島々をつなぐ橋からの眺めはまさに絶景で、近年日本人だけではなく海外からの観光客の方にも人気があるというのも納得です。
今回現地までは新幹線をメインに電車を使います。そこで選んだのは折り畳み自転車のBrompton!
上の写真の右側の黒い袋と、奥の格子柄の袋がBromptonです。折り畳んで輪行袋に入れるととてもコンパクトになります。新幹線の車両の端の壁と座席の間にすっぽりと収まります。
福山駅から電車を乗り継ぎ尾道駅へ。天気は快晴です!自転車の組み立てに良さそうな場所を探すと・・・
尾道駅にはなんと自転車組立場がありました!早速準備をします。Bromptonは組み立ても簡単!
まずは今夜宿泊予定のホテルに荷物を預けます。
今回泊まった「Hotel Cycle Onomichi U2」は自転車乗りにとても優しいホテルです。全室自転車持ち込みOKです(もちろん自転車に乗らない方でも泊まれます)!
準備が出来たらいよいよ出発!
ホテルは海沿いでとても気持ち良く走り出せます。早速最初の橋へと向かいたいところですが・・・
しまなみ海道の本州側最初の橋である新尾道大橋は自動車専用道なので自転車では渡れません。隣の尾道大橋は自転車通行可ですが、交通量も多く走りにくいとのことなので、渡し船で最初の島、向島(むかいしま)へ渡ります。自転車は折り畳まなくてOK!
わずか数分で最初の島、向島に到着。お腹が減ってきたので、ガイドブックで目星を付けておいたパン屋さんでお昼ご飯を買い込みます。
最高の天気と素晴らしい景色の中、次の因島(いんのしま)へ渡る因島大橋へ向かいます。
因島大橋の自転車道は自動車道の下にあります。両側をフェンスに囲まれていて、他の橋とは違う独特の雰囲気があります。
因島ではちょっと寄り道して、ガイドブックで気になっていたはっさく大福を食べました。
はっさく大福は、地元のはっさく(柑橘類です)を白あんとともに大福に詰めたものです。
イチゴ大福のイチゴをはっさくにしてあんを白あんに変えたもの、というと分かりやすいかと思います。
実際に食べてみるとこれが意外にも(失礼)とてもおいしいんです!一口でファンになってしまいました!
商品の性質上日持ちせずお土産にはあまり向かないと思うので、ぜひ現地を訪れて食べてみて下さい!オススメです!
はっさく大福に満足したところで、次は島の南側にある大山神社へ向かいました。
大山神社は因島最古の由緒ある神社です。「和多志(わたし)大神(大山神社の主祭神である大山積(おおやまつみ)大神の別名です)」様は交通の守り神様・橋渡しの神様であるため、しまなみ海道を走るサイクリストが訪れるようになり、自転車神社と呼ばれるようになっています。
事前に申し込めば自転車と共にご祈祷を受けられるのもユニークです。
早速、今回の旅の安全をお願いします。小ぶりな鳥居がなかなかキュートです。
写真の下に見えるハート形の「御縁石(ごえんせき)」を……
胸の高さまで持ち上げて軽く感じれば良く願いがかない、重く感じれば願いはかない難いそうです!
大山神社参拝を終えて、因島を後にし、1日目の目的地である生口島へ向かいます。
生口島で少し休憩中
ジェラート屋さんにも立ち寄ります。
生口島には島の各所に写真のようなオブジェ設置されています。こういったアート作品を見て回るのも楽しみのひとつです。
そして本日の最終目的地である瀬戸田サンセットビーチに到着です。
瀬戸田サンセットビーチは美しい砂浜が800mにもわたって続くビーチで、その名の通り幻想的な日没の光景で有名です。
本日の旅程を全て終え、あとは船に乗って尾道の宿へ帰るだけです。船着き場で船の到着を待ちます。
尾道まで40分ほどの航路です。波に揺られながら美しい瀬戸内海の眺めを楽しみます。
はじめに荷物を預けておいた本日の宿「Hotel Cycle Onomichi U2」に無事到着して、しまなみ海道の旅1日目は終了です。