こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
7/30(日)に秋田県由利本荘市で開催の
矢島カップ2ndステージ鳥海山ヒルクライムに
参加してきたレポートその3です。
A様と共に27km、下りに下って大会会場まで戻ったら、
お約束のおにぎりと豚汁をいただきます!
たっぷり汗かいた身に、染みる!
そして、自分の中でのお約束、記念の写真記録証500円を依頼。
写真を撮って、タイムや大会名を入れてパウチし、
後日送ってくれるサービスです。
その係の方は、やはり昨年までと同じでした。
そして、やっぱり私のことを覚えてくれていました。
これまで、2013年、2016年の、この瞬間だけの出会いでした。
共に過ごした時間は、トータルして30分にも満たないでしょう。
それなのに、昔の友人と久しぶりに再会したかのような爽やかさ。
ただ長ければ良いというわけではないことを、しみじみ感じます。
Iさん、暑くて汗だくな中でも絶やさない清々しい笑顔、
いつもありがとうございます!
後日、記録証が届きました。
今回も、記録証だけでなく、私が写っている大会写真を見つけて
プリントしたものを同封して下さっていました。
大変な作業でしょうに、本当に感謝です。
また、来年も必ず・・・!
A様は、ここで「帰路長いから」と帰って行かれました。
車で数時間のドライブ、お疲れ様です!
A様とは二週間後の秩父~茅野ロングライドで再びご一緒させてもらいました。
そちらも愉快な道中となりましたので、別途レポートアップします。
大会表彰式&抽選会の会場へ。
抽選会は、ゼッケン番号が抽選番号となり、
成績の良し悪しと関係なく土産が当たるチャンス。
まあ、そうそう当たらないな~、と、半ばウトウトしていたら
「271番~!」
あれ!?当たった~!!
くまっこもなかゲット。やったね!
由利牛とか、地の物がいろいろ飛び出します。
マルヒロサケテンチームの方も何か当たっていました。
こういうお楽しみも、大会の魅力です。
宿に戻って一休みしたら、タクシーに乗って、まるひろ酒店へ。
帰りは自転車に乗れないので、タクシー。
というのも、第3ステージ(乾杯)が控えているのです。
昨年は大会後の当日、あたふたと帰りましたので、
今回は翌日も休みを頂き、奮ってエントリー!
居坂屋あとの居酒屋、坂盛あとの酒盛、というわけです。
チビ専務は、招き猫を枕にZZZ・・・(笑)
酒店近くの居酒屋にて、17時から第3ステージスタート、まずはビールで乾杯!
そして二杯目から日本酒に行く方も少なくない。
私もそういう派ですが、東京では周囲でなかなか見かけないので、
何かそれだけで嬉しい。
秋田の皆様はお酒が好きで、かつ強い方が多いです。
ある統計では、酒豪型遺伝子の出現率が
日本で一番高いのが秋田県だとか。
北国、特に秋田では「乾杯の練習」という因習があるそうです。
「乾杯の練習」とは、飲み会本番の前に、少し飲んで練習しておこう、
ということにして飲み始めてしまうというもの。
それ、イイネ!
レポートその1に登場の、怪我されて大会を走れなかったSさんは、
13時から練習されていたようで・・・さすが、強い!
そんな背景もあってか、飲み会場におちょこなどという
かわいいものはなく、基本はコップ。
しかも、味飲み比べということでいきなり二杯が手元に。
写真だけ見ると、日本酒とお冷、みたいな図ですね(笑)
コップが足りなくなったらコーヒーカップも登場。
徳利とおちょこでしみじみ酌み交わし、も
味があって好きですが、こういう自然体な呑みも良いなあ!
みんな頑張った大会後なら、尚更!
普段、お酒は「心のラスペネ」と勝手に言っています。
(ラスペネ:和光ケミカルのオイルの一種、店頭でも販売中)
よく浸透して潤滑してくれるオイル、でも持ち時間は短め、
というラスペネの性質と、酔いをかけて。
でも、こういう光景を見ると、お酒は鎹(かすがい)ですね。
まるひろ酒店のお酒を通じて、人の輪が出来る。
自転車を通じて輪が出来る様と、重なって見えました。
それにしても皆様、陽気に、淡々と、壊れることなく飲み続けます。
マルヒロサケテンチームは、サカはマイペース、サケは強豪、との評通り!
そのまま快調に第4ステージ(二次会)に突入。
あんまり楽しくて、時間が経つのも忘れました。
最後の方は、いま一つ記憶が薄い・・・。
帰路は、飲酒していないチームキャプテンが、
宿近くの矢島駅前まで車で送って下さいました。
が、私は車が大の苦手、すぐ酔ってしまうのです。
飲み過ぎに車の揺れで一気に気持ち悪くなり、
下車後、動くとやばそうだったので、しゃがんで一休み・・・、
・・・気が付いたら、通りすがりのおばあちゃんに、声を掛けられていました。
空は、明るくなっていました。
朝まで、駅前で寝てしまっていました!
学生の頃の、STB(ステーションビヴァーク)、
つまり駅寝を、懐かしく思い出しました・・・。
STBは捨て美とも読むらしい云々。
それにしても、都会では、寝ていてもなかなか声は掛けてくれないことでしょう。
おばあちゃんの気遣いが、温かかったです。
しかし、気温は寒かった~!
やはり朝晩は冷え込みますね。
体の芯まで冷えました・・・。
宿に戻ってやっと布団で就寝も、不調で午前中はそのまま停滞。
なんと迷惑な客か・・・、ですが、
宿のご夫婦は、笑って快く受け入れて下さいました。
優しくおおらかで、長居をそっと包み込んで下さり、
夏休みに親戚の家でのんびり過ごしている、
と錯覚するような、安らぎの雰囲気でした。
きれいなホテルの安心感も魅力ですが、こういう素朴な宿の安堵感も好きだなあ。
午後、ゆっくり始動して、旅の締めは羽後本荘駅まで走ることにしました。
最後、まるひろ酒店に寄って挨拶と注文したかったのですが、
逆方向に往復14kmの道のり、寄るのは時間的に厳しいので断念。
帰ってから、web注文することにしました。
直接、これとこれ!って頼むのも、楽しみだったのですが・・・また次回。
唯一、距離が近場の、昨年お世話になった宿の
女将さんにだけ挨拶に行きました。
昨年の出立時、記念にと、愛犬と一緒の写真を撮らせて頂いていました。
そのとき、女将さんが「最近、写真撮ってない~・・・」
と呟いていたのが頭に残っていて、今回、プリントして持参したのでした。
行ってみたら、ちょうど出先から車で戻ったところ、グッドタイミング。
早速、事情を話してお渡ししたら、とても喜んでくれました。
「メールとかで見るのも良いけど、プリント良いね~!」
これで、一年前からの懸案が解消してスッキリ!
・・・だったはずが、お茶ボトルを下さった上に、
「スイカ食べてって!」
という展開で、玄関でお話ししながらシャリシャリ。
結局、またお世話になってしまったのでした。
旅先では、返せない恩が、増えていくばかりです。
去り際、女将さんの一言
「泊まるのうちじゃなくても良いから、また来年も矢島に来てね!」
この言葉が、矢島旅を見事に締めてくれました。
爽やかな寂しさが、ふっと駆け抜けました。
チームの皆様とも、またしばらく会えないな。
一年の中の、大会の僅かな時だけ会う方々との別れ際が、
なんと寂しいことか。
それだけ、触れた人情が温かいということでしょう。
こうして書き連ねてみたら、レポートその3は、
人とのふれあい、人情の話ばかりとなりました。
レポートその1の、まつ子さんも思い出されます。
矢島カップは、そういう大会だと思います。
矢島を出発。名残惜しい。
それだけ良い時間を過ごした、という証。
自走なので、味わい深いゆりてつ旅も、また次回。
途中の休憩売店で、二度、大学生に間違われました。てへぺろ!
羽後本荘駅に無事、到着。
輪行して鉄旅にバトンタッチ。
特急いなほ号に揺られながら、秋田の駅弁で余韻に浸る頃には、
列車は秋田県を抜けて山形県へ。
昨年の帰路は、羽後本荘駅から小一時間の秋田駅に出て、
あとは新幹線でビューン。ビジネスマンの帰り、という感じでした。
今回は、新幹線乗り継ぎの新潟まで、ゆったり約3時間の道のり。
新幹線よりゆっくりで、景色が良く見え、心地良いひととき。
行きは、新幹線でビューッと行っても良いけど、
帰りは、思い出かみしめながらゆっくり帰る方が良いなあ。
少しずつ、車窓の土地が移ろっていくのが、
心が現実に戻っていくペースと程よく調和します。
車窓から拝む夕暮れの日本海が、旅を優しく締めてくれました。
矢島カップ、また来年も行きたいです。
皆様も一緒に参加してみませんか?
秋田の旅と大会を同時に堪能出来ますよ。
大会参加はちょっと・・・というのんびり派の向きも、
サイクリング合間に地元の方に混じって観戦応援という手もあります。
2ndステージのヒルクライムは応援バスが出るので(事前申し込みが必要)、
ゴール近くで迫力の応援観戦が出来ます。
今回、のんびり派のS様が、バスでゴール前入りして
声を枯らして応援してくれていました。
みんなツラそうな表情で、参加はちょっと・・・
と、引いてしまったそうですが・・・。
ですが。
その後の達成感と、乾杯が最高のご褒美です!!
矢島で出会った皆様、ありがとうございました!
また来年!!
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