wahoo ELEMNT BOLT
お借りして使ってみた
こんにちは、スタッフおおもとです。
メーカー様からお借りする機会を頂き、『wahoo ELEMNT BOLT』を使ってみました。
気に入ったポイントを中心に、『wahoo ELEMNT BOLT』の良かったところをご紹介したいと思います。
wahoo
ELEMNT BOLT V2
本体のみ :¥48,400-
[ysid 0850010131146]
センサー付:¥59,400-
[ysid 0850010131474]
センサーとのマッチング
使い始めるにはまずはセンサーとの接続が必要です。
一般的なモデルの場合、『センサー接続メニュー ⇨ 一覧から指定』という流れが一般的です。
一覧からの選択だとセンサー名がID表示の場合が多く、正しいものと接続する時に悩んだりしていまいます。
ですが『ELEMNT BOLT』は『センサー接続⇨近づけるだけ』
なんとセンサーに近づけるだけで瞬時にマッチングしてくれます、これには大変驚きました。
スピードセンサー・パワーメーター・ハートレートセンサー・Di2(R8150)、全てのセンサー接続がそれぞれに近づけただけで終わってしまったのです。
これなら複数台持ちの方でもセンサーを間違えて登録してしまう事はありませんね。
Di2のリモートスイッチを使った操作設定不要で繋いだだけで
聞き取りやすい電子音
確実に動作している事を確認する為に、音は重要な要素です。
ELEMNT BOLTはどこか懐かしさを感じる甲高い電子音により、記録スタートや自動停止、再スタートなどが画面を見なくてもすぐ分かります。
その電子音を安っぽいと感じたか、答えはノーです!
ライドに集中していても確実に耳に届くデザインされた音という印象で、水分補給タイミングや走った距離の通知を設定出来るカスタムアラート機能を活用した時に間違いなく聞き取る事が出来ます。
確実な操作感のある凸ボタン
旧モデルの『ELEMNT ROAM』などに採用されていたボタンは非常に押しづらく、良い印象が全くありませんでした。
ですがこの『ELEMNT BOLT』から採用されたプクッと膨らんだ凸ボタンは指先で押す箇所が分かりやすく、とても押しやすいです。
過去、ここまで押しやすいボタンを採用したGPSサイクルコンピュータはありませんと断言できるほどに素晴らしい。
しっかりと押した感がありながら、押し込みが深すぎない絶妙な押し込み量は軽い力で押しやすく、冬グローブ越しでも操作が容易です。
この凸ボタンは新モデルの『ELEMNT ROAM』にも踏襲されている事からも、世界的に評判が高かったことが伺えますね。
明瞭なオリジナルフォント
wahooの魅力、実はオリジナルフォントがとても明瞭で見やすいというのが挙げられると思います。
適度に太く、視認性が高いこのフォントはライド中にチラッ!と画面を見ただけでも理解しやすく、欲しい情報がすぐ目に飛び込んできます。
個人的に登りで追い込む時は『3秒ワット』の数値を意識したいので、この数字の見やすさはとてもありがたかったです。
GPSサイクルコンピュータは画面が小さいからこそフォントの違いで見やすさが大きく変わることに気が付かされました。
マップ機能と超簡単ルート作成
明るい発色のカラーで見れるマップは大通りや細い道、緑地や湖などがしっかり色で分かれて視認しやすく、ナビゲーションメインの用途としては不満はありません。
国道何号なのかと言った細かい情報は得られないものの、ライド中にそういった情報が必要なタイミングは稀ですし、今では立ち止まってスマートフォンを開けばすぐ確認も出来るので気にはなりませんね。
使用して気に入ったのはナビゲーションの設定が非常にスピーディーな点です。
スマートフォンからアプリで目的地を設定すると1秒で最短ルートを作成し、1秒で転送してナビゲーションを開始する事が出来ました。
目的地は決まってるけど行き方を考えるのめんどうだな、という時にストレスなく走り出す事が出来ると思います。
ストレスレスなライドが出来る!
使用するまでシンプルさが際立つGPSサイクルコンピュータというイメージでしたが、思っていたより使い勝手や操作性に特化した作りになっていてとても関心しました。
少し使えば理解できる複雑さのない作りは集中してトレーニングやサイクリングをしたいシリアスサイクリストに最適化されており、パワーメーターも活用した本格的なトレーニングやレース時に使いたくなるスペックに仕上がっていますね。
プロチームで言えば『EF』『AG2R』『TREKセガフレード』『DSM』『BORA』『コフィディス』など様々なチームがELEMNT BOLTを使用しているのも納得の作りでした。
また空力性能を高めるマウントとの一体感を重視したボディの形状、実は『COLNAGO』の最新モデル『V4-Rs』の新型エアロハンドルがマッチするようにデザインされており、今後のエアロロードバイク作りに影響を与えそうな気配ですよ。
より集中して走りたいシリアスサイクリストにこそオススメしたいGPSサイクルコンピュータでしたね。
ロングライド用とトレーニング用にGPSサイクルコンピュータを使い分けるのもありだろか、なんて贅沢な事を考えてしまいました。
本格トレーニング用、レース用にイチオシの『WAHOO ELEMNT BOLT』いかがでしょうか。