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【お客様の一台】軽さだけじゃない!オールラウンダーに生まれ変わった新型SPECIALLISIMA PROを”バラ完”にてご納車いたしました!!【BIANCHI】
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- 【横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 24年07月22日
横浜ワールドポーターズ店松野です。
バラから一台を完成させるバラ完。お客様の一台をご納車しましたので紹介します!!
BIANCHI SPECIALLISIMA PRO
完成車参考価格:¥1,600,000ぐらい
最近では軽量モデルとはいえある程度空力も意識し、オールラウンドに「速い」モデルが増えていますね!
今回は例にもれずトータルでの速さを求めてモデルチェンジした新型SPECIALISSIMAを組み立て致しました!!
曲線が多く何とも有機的なデザインとエアディフューザーが特徴的なOLTREシリーズからヒントを得た形状。曲線と直線が織り交ざった形状ですね。
ハイエンドモデルのRCとは形状が全く同じですが使用するカーボンが異なりますが、おなじみのカウンターヴェイルは勿論搭載しています。
写真ではなかなか伝わらないのですが、今回はKEEPERコーティングをご依頼頂きました!
ガラスコーティングに加え二層目にレジンコーティングをすることで汚れの定着を防ぐECOプラスダイヤを施工しました。
マットの質感的に汚れが食いついてしまいそうなのですが、コーティングのお陰でキレイを保ちやすくなりました。
ハンドル周り
OLTREでは穴の開いた不思議な形状のハンドルに完全専用設計のヘッド周りでしたが、SPECIALISSIMAでは一般的なオーバーサイズの丸コラムに1.5インチベアリングを使用しケーブルやホースを内蔵しています。
ヘッドパーツは最近増えてきたACROS製。どうやらシール周りに気を使っているようで、ベアリング交換のしにくい最近のロードバイクには良いですね!
専用の一体ハンドルなのですが、トップキャップのゴムカバーをよく見ると…!
イタリアンブランドらしい細かい装飾が良いですね。
コンポーネント
コンポーネントはBB以外フルセットでULTEGRA 12s Di2を選択。
ディレイラーの動作スピードがDURA-ACEと同じなのでコストパフォーマンス◎ですね。12sになって変速スピードが向上し、気持ちよく切り替わるので一度使ってしまうと機械式や他社コンポに戻れません。
取り付けてしまうとほとんど見えませんが、BBはTOKENのNINJA BBです。左右からガッチリ固定されるタイプですが、今回は回転性能の高いティラミックベアリング(TBT)仕様です。回転性能は勿論、ベアリングのレースがチタンコーティングされており耐久性も◎です。
ホイール・タイヤ
お選びいただいたホイールはDT SwissのERC 1100 DICUT。レース向けのARCよりも耐久性を高め、リム幅も広い為ワイドタイヤとの相性もいいモデルです。
空力を意識した細身なハブの中身はセラミックスベアリングであるSiNCベアリング!
タイヤは超定番、Continental GP5000S TRのトランスペアレント(透明)サイドの28Cです。クラシカルなルックスですが、フレームのチェレステカラーといい感じにマッチしていますね!
リム内幅22mmに対してタイヤ幅は実測で30.3mmとなりました。リム外幅が28.5mmなのですが、いい感じにフィットした見た目ですね!
サドル
今回は飛び道具的なサドル、Selle ITALIAの旧モデルであるC59をセット!
カタログ重量なんと63gのぶっとんだフルカーボンサドルなのですが、お客様からお預かりした時に松野は箱の中身が空っぽだと思って開けて確認してしまいました(笑)
ロードバイクにおいてサドルは一番高い所についていますので、ここまで軽いとダンシングの振りにいい影響があるはず…!
こんな感じでお客様の特別な一台が組みあがりました!
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