こんにちは!新宿ビギナー館ロードレース担当、スタッフ西澤です。
※チームHPより
今回はロードレースの世界選手権についてご紹介していきたいと思います。
①競技種目
エリートロードレース、タイムトライアル
U23ロードレース、タイムトライアル
ジュニアロードレース、タイムトライアル
チームタイムトライアル
年齢ごとに分けてワンデーのロードレースとタイムトライアルが行われます。
ツールドフランスやジロデイタリアはロードレースに興味がない人でもある程度知っており、その知名度の高いレースをモチベーションにしている選手も多いです。しかし、ロードレースの世界選手権というと決して知名度の高いレースではないと思います。では、そんなレースに対する選手たちのモチベーションは何なのか?
それは、そこで勝った選手が一年間マイヨアルカンシエルという虹色のラインの入ったジャージを着用することが出来るということです!
※チームHPより
一年間着用できるジャージとしてはナショナルチャンピオンジャージやヨーロッパチャンピオンジャージなどがありますがその中でも最高峰のものです!シーズンの最後に訪れるこのレースの為に今年一年活躍してきた一日のレースを得意とするクラシックレーサーや普段はステージレースに出場する選手たちがこぞって出場するためシーズン終盤の目玉レースといったところです。
※チームHPより
②2017年の世界選手権はどんな感じ?
今年の世界選手権はノルウェーのベルゲンで行われます。昨年は砂漠の中を永遠と走り続けていましたが、今年の世界選手権はフィヨルド地形のアップダウンの多いところを走るので景色はめちゃくちゃ綺麗なんじゃないでしょうか?ただ去年のドーハとは違って選手たちは寒さとの勝負になりそうです(笑)
③2017年世界選手権の見どころ!
⑴ペーター・サガン3連覇なるか?!
2015、2016年とともに世界選手権エリートロードレース部門を優勝し、2年連続マイヨアルカンシエルを着用している。絶好調だった昨年に比べて今年は大きなレースではあまり勝ててないイメージがあります(それでもほかの選手たちよりは圧倒的に結果を出していますが...)。もし今回世界チャンピオンになったら初の三年連続世界チャンピオンということになります!もしこの瞬間を見逃してしまうと最低でもあと3年待たなくてはいけません。これは応援するしかないですね!
※チームHPより
・今年絶好調で現在ワールドツアーのポイントランキング1位に輝くリオオリンピック金メダリスト
グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)
・2012年世界チャンピオンのベテラン
フィリップ・ジルベール(ベルギー)
・今年度ツールドフランスポイント賞
マイケル・マシューズ(オーストラリア)
・2014年世界チャンピオン
ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド)
・地元の有力選手
アレクサンダー・クリストフ、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)
にも注目!
※チームHPより
⑵エリートタイムトライアルはだれが勝つのか?
距離は31㎞とまあまあですが、なぜか最後に平均勾配9%の登りがある。TTバイクでは明らかに厳しいとのでバイク交換をすると思います。よって、登りに強いTTスペシャリストに有利という構成になっています。グランツールの総合などで活躍しているクリス・フルーム(イギリス)やトム・ドゥムラン(オランダ)が優勝候補か?
※チームHPより
この二人は来年のツールドフランスのTTでもぶつかることが予想されるため、来年のツールの総合優勝を占ううえでも今回の対決は楽しみです!
⑶国別対抗戦!!
世界選手権は国別対抗戦なので普段は敵同士の選手がチームの枠組みを超えて協力し合う姿も見ごたえがあります。
例えば、去年のドイツ代表はマルセル・キッテル、アンドレ・グライペル、ジョン・デゲンコルブ、トニー・マルティンと各チームのエースをしている選手たちがそろい踏み!デゲンコルブがほかのスプリンターのアシストをしているところなんてなかなか見れません(笑) ただこの年のドイツチームは全く結果を出せませんでした。
こんな感じで夢の競演が見れるのも世界選手権の楽しみです!
⑷チームタイムトライアルもあります!
世界選手権にはチームタイムトライアルもあります。なぜかこの競技だけは国別対抗ではなくいつも通りのチームとして走ります。そして優勝してもアルカンシエルを手にすることはできません。よってワールドチームでも出場しないチームが結構ありますが、チームタイムトライアルの強豪と呼ばれるチームは大体出場しているので見ごたえのあるレースになることは間違いありません。
※チームHPより
BMC、クイックステップ、スカイなどに期待ですね!
レースの結果なども余力があればどんどん上げていきたいと思います!