みなさまこんにちは!新宿ビギナー館の吉田です。
最近、というかここ7年間ほど。スポーツ自転車の趣味と並行してランニングをしているのですが、
ランニングのフォームから見て、自転車のフォームに対して気づいたことがあったのでちょっとぼやいてみたいと思います。
あくまで個人的な見解ですので、参考までにご覧ください!
その1:http://ysroad.co.jp/shinjuku-beginnerkan/2017/09/24/21595
その2:http://ysroad.co.jp/shinjuku-beginnerkan/2017/10/11/22341
-ランニングのフォームは自転車に応用できない!?-
ランニングをした後に自転車に乗っても違う筋肉を使うから走れる!という事の最大の理由がコレ。
だと思っています。
ランニングでは足が接地した瞬間から体を前に送り出すまでの間に最も足に負担がかかるのですが、
このときに使う筋肉は大腿四頭筋。太ももの前側の筋肉です。踵を持ち上げるときのみに
ハムストリングスを使います。
自転車のフォームで言う所のペダリングの6時の地点「下死点」で、、ランニングでは力を入れるので、
ランニングの力の入れ方の意識をそのまま自転車のフォームに持ってきてしまうと、
「最も力の入らないペダルの位置で、最も力を入れてしまう」ことになります。これはまずい!
ビンディングペダル(足とペダルを固定する)でペダルを回しますと、ペダルの位置と力の量、
力の向きが自転車のペダリング出力に直結しますので要注意です。
逆に、自転車乗車時の力の入れ方の意識をそのままランニングに持ってきてしまうと、
「最も力の必要な位置ではすでに、力を出し切ってしまっている」ことになります。まずい!
一方、自転車ではペダルを踏み込むときに最も使う筋肉はハムストリングス。
大腿四頭筋はペダリングの位置で4時から6時(下死点)までしか使わないうえ、
回復の早い筋肉なので、ランニングと自転車では最も使う筋肉が異なります。
トライアスロンの時などに使い分けて体力を温存できるようになってます。
よくできてますね!
つまり、力の入れ方の意識は自転車とランニングで別々に持ってください!
次回その2では自転車とランニングで応用できる!?はずの概念を紹介していきます。
かなづちなのでトライアスロン経験はありませんが、ランニングに関しては吉田まで?
その1:http://ysroad.co.jp/shinjuku-beginnerkan/2017/09/24/21595
その2:http://ysroad.co.jp/shinjuku-beginnerkan/2017/10/11/22341