こんにちは!新宿ビギナー館ロードレース担当の西澤です。
スプリンター最後のクラシック、パリ~トゥールの結果を発表します!
1位 マッテオ・トレンティン(イタリア:クイックステップ・フロアーズ) 5:22:51
2位 ソーレンクラーク・アンデルセン(デンマーク:サンウェブ)
3位 ニキ・テルプストラ(オランダ:クイックステップ・フロアーズ) 0:00:01
4位 アンドレ・グライペル(ドイツ:ロット・ソウダル) 0:00:07
5位 マキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン:クイックステップ・フロアーズ)
6位 オリバー・ナーセン(ベルギー:AG2Rラモンディアル)
7位 イヴ・ランパート(ベルギー:クイックステップ・フロアーズ)
8位 アンドレア・パスクアロン(イタリア:ワンティー・グループゴベール)
9位 マイク・テウニッセン(オランダ:サンウェブ)
10位 ジャンピエール・ドラッカー(ルクセンブルグ:BMCレーシング)
クイックステップ・フロアーズの1,3,5,7位フィニッシュ!
弱虫ペダルの箱学のような全員がエースといった感じの強さでした!
※チームHPより
レースの流れを見ていくと、
エースのガヴィリアが後半落車してからトレンティンパターンへ作戦を転換し、純粋なスプリント力ではグライペルらに敵わないトレンティンが残り20kmを切ってから自らアタック。
バラけた集団からさらにトレンティンがさらにアタック、これについてこれたのはサンウェブのアンデルセンのみでした。
アンデルセンはまだ23歳で今年ツアーオブオマーンでプロ初勝利を挙げている選手でスプリントもできるオールラウンダー的な脚質です。ここまでトレンティンに頑張って食らいつきました。
1対1のバトルかと思いきやグライペルやマンザンのいる追走集団からトレンティンのチームメイトのテルプストラが合流。
ここまでトレンティンをマークしてきたアンデルセンも2対1では勝ち目がありませんでした。
あとは追走集団が追いついてくるかどうかでしたが、そこはクイックステップのリケーゼがしっかりとローテーションの妨害をしており、うまく追走ができず。
最後までテルプストラのおかげで足をためることができたトレンティンが勝利をつかみました。
※チームHPより
今年はクイックステップのチーム力で悔しい思いをしているスプリンターはたくさんいるでしょう。
グライペルもトレンティンを追走できるアシストがもう1人いれば集団スプリントで勝利を狙えたはずです。
それだけクイックステップの平坦でのチーム力はとても強く、しかも今回ガヴィリアの救出のためにゼネク・スティバルとレミ・カヴァニャをさいてなおこの戦力なので他チームとの戦力差は歴然です。
ただ、来年はトレンティン、キッテル、マーティン、ヴェルモト、デラクルス、ブランビッラなど強力選手がこぞってチームを離れるので今年の強さを来年も保てるのでしょうか?
今年のロードレースはワンデーレースからグランツールまで全てにおいてクイックステップの本来の強さが発揮されたと思います!
来年から新しくなるクイックステップにも期待です!
※チームHPより