こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
10月10~11日(火水)、会津喜多方方面サイクリング旅に
行ってきましたので、参考までにレポートします。
その0で書きましたが、今回の道中は
「会津一泊サイクリング旅イベントの前例を作る」
というミッションの下、進行していきます。
その為、単独行だとイベントなイメージが伝わり辛いかと思い、
平日休みのお客様S様を巻き込んでツアーな体としてみました。
天気予報は、二日間とも「曇り時々にわか雨」だったので、
初日はガッツリ走ってお腹を満たし、
二日目はその疲労感をほぐしつつノンビリ町散策、
という配分で検討。
そこで初日は、宿のご主人(サイクリスト)からご教授頂いた
福島サイクルロゲイニング プランのうち
「会津の峠」編にトライしてみることにしました。
これは、参加ルールを満たすと宿泊助成金が出るというもので、
「会津の峠」編では、定められた峠のうち三つ以上を巡り、
証明写真を撮るのが条件です。
今回は、数ある峠の中から、磐梯熱海スタートにて
母成峠、磐梯吾妻レークライン、桜峠、
の三峠を経て喜多方へ至るルートにしてみました。
さあ、行ってみよー!
◇10月10日(火)◇
東京駅から東北新幹線、磐越西線と乗り継ぎ約2時間。
スタート地点の磐梯熱海駅に到着。
駅前にはアツアツの足湯あり、地元のおばちゃん達と共に一汗。
いきなり旅情MAXです。
今回の相棒自転車は、二日目の町巡りを視野にBROMPTON M3L。
道中よろしくお願いします!
おやつやら、ごついカメラやらをポイッとバスケットに放り込んで、便利!
まずは第一の峠・母成峠へ向けて進行開始。
この周辺はかつて高玉という鉱山町でした。
私の祖父母がここにいた時期があり、親近感。
心は、時を越えて旅をします。
当時に思いを馳せながら、古そうな神社に寄って参詣。
杉の古木が立派。
いろんな歴史を見てきたろうなあ。
赤く染まり始めた安達太良山を遠望。
これから、どんどんあの色付きが降りてくるんだな~。
粋な、四季の移ろい。
そして目線を落とせば、棚田に金色の野が輝く。
眩しい!
里を過ぎ、山道へ突入して行きます。
足湯で会ったおばちゃんから
「中腹の石筵(いしむしろ)牧場で、ソフトクリーム食べられるよ!」
と教わったので、そこを休憩ポイントと定めて登って行ったら・・・
チーン、定休日・・・。
S様はガッカリ、ツアー本番では、この辺しっかり押さえよう。
代わりに、道端の栗を拾って食べ、ません!
特に、タイヤには食べさせないようにしないと!!
写真では判り辛いですが、怪しい風に吹かれる落ち葉。
なんとなく嫌な予感。
紅葉最盛期は見事に色付きそうな森が、ずーっと続きます。
嫌な予感は的中、だんだん、雨が降り始めました。
これが天気予報の「にわか雨」かいな、と思って気にせずにいたら、
止まないどころか登るほど本降りになって来ました。
雨雲レーダーを見ても全く写っていないので、
雨雲が流れて消えることを期待して前進。
母成峠に到着。
まずはサイクルロゲイニングの写真を押さえます。
実際にやってみると、集めていく感じが楽しい!
仲の良いチームでやれば、より盛り上がることでしょう。
ロードなら、最低ノルマの三つと言わず、どこまで押さえられるか挑戦!
なんていうのも面白そうです。
開けた峠から周囲を見渡すと、雨雲は濃厚な様子。
どうやらすぐに止むのは期待出来なさそうで、
下る前にレインジャケットとレインカバーで本腰入れた雨対策。
レインジャケットは、ウインドブレーカーも兼ねさせているため、
雨天予報でなくても携行しているのです。
寒々しい下りを駆け、中ノ沢温泉郷へ到達。
ここには数件の飯処があり、昼飯を摂ることにしました。
5年前のライドで通った時に寄った店を見つけて入店したら、
冬の厳しさを想起させる大きなストーブが焚いてあって有り難い。
福島鈍りで、傍に寄って温まるよう促されると、気持ちもホクホク。
さらに、オススメされた野菜たっぷり味噌ラーメンで
体内からもヌクヌク!
おまけの味噌つけきゅうりも美味かった~。
熱充電して走行再開、国道115号に突き当たったら右折、
磐梯吾妻レークラインの入り口を目指します。
ここからレークライン序盤にかけては容赦ない登り、
とは五年前に走った記憶ですが、やはりその通りでした。
記憶に残る登坂ということで、行かれる方はご留意ください。
(ロードで坂慣れしている方なら問題無いレベルです)
天気は、もはや「曇り時々にわか雨」ではなく「雨時々曇り」で、
開き直ってしっとりした山の風景を味わいます。
レークラインは、アップダウンしながらアップしていく道のり。
獲得標高は着々と増加していきます。
多摩川周辺サイクリスト向けの例えで言えば、
尾根幹線の、坂と景色がダイナミックになった版といったところ。
こんなに景色良かったら、練習だと気負わず楽しく走っているうちに
良い練習になって、理想的でしょうね。
紅葉の名所・中津川渓谷の上に架かる橋に到達。
恐る恐る、橋から覗き込むと
絶景!!
雨でしっとりな渓谷も、また美しい。
紅葉は、ほんのりと。最盛期は、中旬と下旬の境目前後くらいかな?
画像の右下をよーく見て頂くと、渓流沿いに道があります。
レークラインからだとかなり回り込むことになりますが、
秋元湖畔サイクリングロードからこの道へ繋がっています。
紅葉狩りに、とても良いところですよ。
森が、深く豊かなんですね。
関東から出て来て、肌で感じることの一つ。
一息ついたら、再びグイグイ登坂。
いろいろな湖が眺望出来るから「レークライン」、
晴れも良いけど、こういう眺望も神秘的で良し。
このアップダウンな感じ、奥武蔵グリーンラインを思い出します。
気付けば、高い所へ来たもんだ♪
レークライン最高点997mへ。
自身が立って標高998m台、ジャンプして999m台に手だけ届くか。
1000m台にはあと一歩及ばず!
最高所を過ぎてもアップダウンが続き、ペースが掴みづらく格闘します。
この道のりが、サイクルロゲイニングのチェックポイント「レークライン」
なのですが、どこで撮れば良いのか今一つ分からず、
とりあえず涼風峠で撮影。
降雨が容赦なく、名の通り涼風も吹き渡り、撮るのも一苦労。
今年から導入した防滴ミラーレスカメラが大活躍です。
裏磐梯の国道沿いへ降りると店が並び、ほっと一息。
景観保護色のコンビニがあり一休み。
この時点で薄暗くなってきました。
降雨で、特に下りでのペースが上がらず、進行が遅れ気味。
経験上、夕方以降に天気が好転したことは少ないので、
最後まで雨遊びだと腹をくくり、
闇に包まれゆく第三の峠道へ漕ぎ出し始めました。
ヘッドライトの明かりしか写らない!
ツアー本編では、さすがにこんな展開しません・・・。
S様は、長山マイペース旅、に巻き込まれた形となってしまいました。
だって、裏磐梯、楽しいんですもん・・・。
その2へつづく
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