東大和店 益子です。
当店で今年から扱っているNESTOは、低価格・高品質の日本ブランド。
2018年は一気に車種を拡充し、カーボンロードバイクやクロスカントリーMTBから幼児用トレーニングバイクまで発売されます。
そして、こんな遊び心も忘れないブランドです。
日本ブランドなのが売りなのに営業車がFIAT。そしてダッシュボードに並んでいるのは・・・・・・、
「ねすと」カップラーメン!しかも良く見たら、
平成二七年創業
「次のふつう」を目指した、
ねすと伝統の味
って書いてあります(笑)
ねすと伝統の味は知りませんが、ブランド名の由来が
「ネクスト スタンダート゛」なのは事実です。
さて、社員試乗会で私が試乗させて頂いたのは、こちらのアルミロードバイクです。
NESTO ALTENA-K ¥89,000+税
既存のFALADシリーズにも近い価格(¥85,000)のFALAD CLR-Jが有りましたが、より本格的なロードバイクがALTENA(オルタナ)です。こちらはNPD(NESTO PREMIUM DEALER)専売品。もちろん、東大和店はNPDですので、入荷予定です。
フレームはスポーツバイクでは一般的な6061アルミ。
ですが、スムースウェルディングは仕上げに手間が掛かるので上の価格帯に使われる技術。このおかげで美しい溶接部。
ヘッドは上下異径。
ホイールはオリジナル品。リムハイトがやや高く、迫力が有ります。ハブは精度の高いNOVATEC製。
タイヤはMAXXISのRE-FUSE 700×25C、しかもフォールダブル仕様。この価格帯の自転車では採用されることが少ない、ちょっと良い(1本¥3,000)タイヤです。
変速・ブレーキともシマノ SORA。CLARISじゃなくてSORAなところがスゴいですね。
最新のSORAはチェーンホイールのデザインが上位モデル同様の不均等4アーム。高級感出てます。
という諸元を見たら良さそうなことは想像が付きますが、実際乗ってみると、想像以上に良く走ります。
初めてのロードバイクとして申し分無いのは云うまでも無く、ロードバイク経験者のセカンドバイクにも悪くないくらいだと思います。
剛性も振動吸収性も、上位モデルのような突出した部分は感じられないものの、この爽快感は間違い無くロードレーサーそのものです。普及価格帯の自転車に有りがちなダルさは感じませんでした。最初のロードがこれだったら、ロードバイクって楽しくて気持ち良い!が十分楽しめるでしょう。フレームがしっかりしているので、部品のグレードアップをする価値も有ります。
地味なところですが、このオリジナルサドルも快適でした。クッション材のボリウムはやや多めですが、適度にコシが有るのでフワフワせず乗り心地も穏やかにしてくれます。
新興ブランドとはいえ ちょっとやり過ぎとも思える、最強のコストパフォーマンス。
10万円未満でロードバイクをお探しなら、ダントツでALTENAがおすすめです。
【フレーム】6061アルミニウム スムースウェルディング
【フォーク】カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム
【メインコンポーネント】シマノ SORA 2×9速
【サイズ】395、430、465、500mm
【カラー】マットシルバー、マットホワイト、マットブラック
【重量】8.9kg(参考値)