先日ここ数年毎年行ってもらっている社内試乗会に参加してきましたので
試乗させてもらった自転車をご報告いたします。
当日は生憎の空模様でしたがそれでも幸運なことにお昼からは雨が止む予報でした。
雨の中、ツーリング派の自分が高額なバイクを借りて
乗り味が分かるかな~と思っていたら、
各メーカー様のブースにあるわ、あるわの電動アシスト自転車!
ちょうどいいので午前中はe-bikeを中心に試乗してみました。
先ずは当店にも試乗車を置いているBESVのPSA-1
今年の春位にリリースされたPS-1のアルミフレーム版になります。
当店にも試乗車はあるのですが中々長時間試す時間もなかったので・・・
やっぱり長い距離を乗ると印象が違いますね。
先ず一漕ぎめでグンっと加速します。
他のメーカーのアシスト車と比較してもBESVのはこの最初の加速が明らかに速いです。
最初は正直焦ってブレーキを握ろうとしたくらいです。
ただそれも物の数分で慣れますよ。
この加速の良さはやはり都市圏でストップアンドゴーが多い街中であれば
確実に楽に乗れるでしょう。
また加速の良さだけではなく、フロントとリアにサスペンションが付いているのですが
これがかなり良い働きをしてくれます。
特にリアサスはエアサスなのですが、路面の段差などで
しっかり仕事してくれているのが分かりました。
このサスペンションの機能も街中ではありがたいですね。
個人的には通勤等で街中を走る機会の多い方や
すでに一台メインのスポーツバイクをお持ちでそのサブとして、
という使い方が丁度いいのかなと思います。
続いて乗らさせてもらったのは
国内の電動自転車のパイオニアであるYAMAHAさんのYPJ-C
こちらも店頭に試乗車があります!
ただ店頭のはサイズがXSなのでこちらも長い距離を試した事はありませんでした。
YPJ-Cはよく言われるところで重量が軽いのだが、バッテリーの容量が小さく、
アシストも弱め。
その通りはその通りなのだが、アシストに関しては弱めと言うより
かなり自然です。
そう考えるとBESVや他の電動アシストは不自然なくらい加速します。
(それが面白かったりもするのですが。)
そのてんYPJ-Cはあくまでスポーツ自転車のアシストバイク。
読んで字のごとくしっかりと適度な運動をさせてくれるのです。
またそれも”STD”や”HIGH”モードにすればしっかりとアシストを感じ取る事も出来ます。
ちなみに今回自分が試乗させてもらった電動アシストバイクで
しいて不満を挙げるのならば、
どのバイクもアシストの切り替えスイッチが押しづらい印象でした。
もっと変速の操作と同じくらい押しやすくなれば
意識しなくても頻繁にモード切り替えできるのにな、と思いました。
個人的にYPJ-Cをお勧めするのはアシストも欲しいけど
しっかりとスポーツとして乗りたい方ですね。
特に当店の近くにもあるサイクリングロード等の
長い距離をノンストップで走れる環境であれば
間違いなくYPJ-Cの軽さと自然なアシストの恩恵を受けられるはずです。
最後は7月にリリースされたばかりのPANASONIC XM1
価格は¥330,000-+税と前の2台より10万円以上の開きがあります。
その分フロントフォークや特にコンポーネントは良い物を使っています。
また何と言ってもダウンチューブと一体に見える大容量のバッテリーが
e-bikeらしくて格好良いです。
カタログスペックでもECOモードで約78キロ持つそうなので一日中遊べそうです。
アシストはBESVとYPJの間位のイメージで、
しっかりとしたアシストも感じ取れました。
マウンテンバイクではあるのでしょうが、欧州のマウンテンe-bikeと言うよりかは
河川敷や林道、ダブルトラックを走るのにちょうど良さそうでした。
以上、他にもまだまだe-bikeに乗ったのですが、
写真NGのものもあったりしますので取り敢えずこの辺にさせてもらいます。
今年はBIANCHIやTREKなどのスポーツバイクブランドも日本向けの
電動アシストバイクを発表したりとかなり拡充の兆しが見えますので、
気になっている方は是非店頭でご相談下さい。
もちろんBESVやYPJ-Cなど試乗車も置いてありますのでコチラも是非!